松崎事件の真犯人は島津吾郎(安田顕)

矢柴俊博が殺されたフジテレビの医療ミステリードラマ「チームバチスタ3-アリアドネの弾丸」の第7話の視聴率と感想です。視聴率は「2011年7月期の夏ドラマの視聴率の一覧」をご覧下さい。


第6話のあらすじは「チームバチスタ3-第7話のあらすじとネタバレ」をご覧下さい。
さて、第7話で北山錠一郎(尾美としのり)殺人事件と、友野優一(矢柴俊博)殺人事件の真犯人が判明した。真犯人は警察庁の宇佐美壮一(福士誠治)だった。
北山錠一郎殺人事件は、北山錠一郎が計画した自作自演の殺人事件(自殺)だった。宇佐美壮一は北山錠一郎に命令され、室内にあった塩ビ管と輪ゴムを使い、縦型MRIの磁力を利用して弾丸を北山錠一郎の頭に打ち込んでいた。
原作では、磁気に銃弾が吸い寄せられるのかという疑問や、頭蓋骨を貫通するほどの威力が出るのかという疑問があった。
しかし、ドラマでは、中国製のトカレフ(中国製の銃弾は鉄を使用している物がある)を使用することや、骨の薄い部分(眼底の蝶形骨)を打ち抜くことで、原作の疑問をクリアーしていた。ドラマのトリックは丁寧だった。
以前に北山錠一郎(尾美としのり)が宇佐美壮一(福士誠治)に「計画を実行する」と言っていたので、この2人のつながりは分かっていたのだが、斑鳩芳正(いかるが=高橋克典)の関わりが分からない。斑鳩芳正の動きが気になる。
さて、第7話で第2MRI室で起きた2つの殺人事件の犯人が判明した。真犯人の宇佐美壮一(福士誠治)は逃走中ではああるが、事実上の解決である。
次は冤罪事件の松崎事件に発展するようだ。松崎事件にも真犯人がいるのだろうか。松崎事件の概要については「松崎事件のまとめ」をご覧下さい。
島津吾郎(安田顕)が松崎事件に関係しているようだ。考えられるパターンは3つである。
1つ目は、島津吾郎が松崎事件の真犯人である場合。2つ目は、冤罪で投獄された松崎行雄(六平直政)の子供で警察に復讐を目論んでいる場合。3つ目は、松崎行雄の子供で真犯人の場合である。
なかなか難しい予想ではあるが、島津吾郎(安田顕)は松崎事件で逮捕された松崎行雄(六平直政)の息子で、松崎事件の真犯人だと予想する。
第7話で、田口公平(伊藤淳史)が宇佐美壮一(福士誠治)に拳銃で撃たれた。銃弾は田口公平の左胸上部を貫通した。
おそらく、銃弾が貫通することが重要なのだと思う。この「貫通」を再変換すると「姦通」となる。したがって、松崎事件は性犯罪の可能性が大きい。
松崎事件で逮捕された松崎行雄(六平直政)は塾の講師で、受講する女子高生の体に触る変態講師だった。だから、保護者の間で問題となり、松崎事件の容疑者になった。
島津吾郎(安田顕)が松崎行雄(六平直政)の息子であれば、その変態性を受け継いでいる可能性がある。また、親子のDNAは似ているため、DNA鑑定のミスにつながったという可能性もある。
そう考えると、島津吾郎(安田顕)が帰宅途中の女子高生を強姦しようとし、結果として父親の松崎行雄(六平直政)が冤罪で投獄される結果になったと予想できる。
さて、ドラマ「チームバチスタ3-アリアドネの弾丸」はミスリードが多い。白鳥圭輔(仲村トオル)らが犯人を予想するシーンは、微妙に実際の犯行とは違う。
白鳥圭輔(仲村トオル)の予想シーンでは、銃弾を録音したCDをコンポに入れる人物の手は素手だったが、犯人の宇佐美壮一(福士誠治)は手袋をしていた。
この辺りは注意しておかなければ、ミスリードに騙されてしまうので注意したい。
ドラマ「チームバチスタ3アリアドネの弾丸」の原作や主題歌は「チーム・バチスタ3の原作と主題歌」をご覧ください。

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コメント欄

ちなみに、銃弾は、MRIには引き寄せられません。なぜなら、高速で移動している銃弾には、進行方向とは逆に磁力が発生しています(電磁誘導)。つまりMRIに近づけば近づくほど、磁力によって、負の加速度がかかり、銃弾は、塩ビ管の中でおそらく、停止もしくは殺傷能力を持たないスピードになってしまうでしょう。

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  • フリーコメンター

■フリーコメンターさんへ
コメントありがとうございます。なるほど、反対方向に磁力が発生すれば、殺傷能力は無くなりそうですね。勉強になりました。

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  • 管理人