謎かけはディナーのあとで

嵐の櫻井翔が主演するフジテレビの火曜9時ドラマ「謎解きはディナーのあとで」の第2話を観たつまらない感想文です。第2話の視聴率は16.1%でした。


第2話のあらすじは「謎解きはディナーのあとで 第2話のあらすじとネタバレ」をご覧ください。視聴率は「秋ドラマの視聴率の一覧」をご覧ください。
毒舌執事の景山は「失礼ですが、お嬢様はアホでいらっしゃいますか」などと毒を吐く。「アホ」というのは関西で主に使用する言葉で、関東では「馬鹿」という言葉を主に使う。
アホと馬鹿とは少し意味合いが違うのだが、この意味合いの違いは伝わるのだろうか。アホについては別の機会に取り上げるとして、今回は馬鹿のお話し。
馬鹿の語源には諸説があり、その1つに「鹿を指して馬となす」という中国の故事を語源とする説がある。
中国は秦の時代、万里の長城を築いたことで有名な「秦の始皇帝」が死ぬと、宦官(役職の1つ)の趙高は謀計をもって始皇帝の遺言を偽造し、胡亥を2代目皇帝に即位させた。そして、趙高は丞相の地位に就き、実質的に政権を牛耳っていた。
しかし、胡亥の即位に疑問を持つ家臣も多かった。不安の種は早く摘み取っておかなければならない。そこで、趙高は一計を案じる。
ある日、趙高は2代目皇帝・胡亥に「良い馬が手に入ったので献上いたします」と言い、鹿を差し出した。
2代目皇帝・胡亥は「趙高は頭がおかしくなったのか。鹿のことを馬と言っておる」と笑うのだが、「これは馬でございます」という家臣も居れば、「これは鹿でございます」と答える家臣も居り、2代目皇帝・胡亥は困り果てた。
後日、趙高は、鹿のことを「鹿」だと言った家臣を反抗勢力とみなし、濡れ衣を着せて一族もろとも処刑してしまうのであった。
これが、馬鹿の語源とされる故事「鹿を指して馬となす」というお話し。正直者は殺されてしまうので、権力者には従えと言うことである。
さて、関東では「毎度バカバカしい話をおひとつ」などという言葉を枕に、小話が始まる。今回は、私のつまらないエピソードをひとつ。
ある日、ある女優が初めてドラマで主役を演じることになったので、私は女優のファンをしている友達に女優のDVDを借りることにした。
それで、私は友達3人と一緒に食事することになった。ディナーの後でたわいもないことを話していると、女優が主演するドラマの話しになり、私はドラマの展望を尋ねられた。
私は単純に答えても面白くないと思い、一計を案じて「謎かけ」でこう答えた。「私の真犯人の予想と掛けまして、女優○○の演技と解く。その心は、大根なので当たりません」
結局、私は友達から夕食の代金を押しつけられ、女優のDVDも貸してもらえなくなってしまった。私が払った夕食代でDVDが買えていた。まさに、正直者は馬鹿をみる、である。
「謎解きはディナーのあとで」ならぬ「謎かけはディナーのあとで」というつまらないお話でした。「『謎解きはディナーのあとで』第2話の感想の後編」へ続く。

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なにもかかってないやん

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  • 馬 鹿 肉おいしい