縦切りのMRIでキアリ奇形Ⅰ型を発見

ドラマ「GM・踊れドクター」のあらすじとネタバレです。このページには「GM・踊れドクター」のあらすじやネタバレを紹介しているので、ネタバレを知りたくない人は閲覧しないでください。

このページは、「GM・踊れドクターのあらすじ」からの続きです。

再デビューするために帰国した後藤英雄(東山紀之)は、芸能事務所の社長にレコーディング費用1億円を振り込んでいたが、事務所へ行くと、事務所はもぬけの殻だった。

小向桃子(多部未華子)は、全財産を失った後藤英雄(東山紀之)に「バイトしながら『アミー&ゴー』のダンサーを探しませんか?」と持ちかけて、病院の総合診療科へ連れてくる。

深夜、氷室慎太郎(椎名桔平)は、セカンドオピニオンに来た男性患者の部屋で愚痴をこぼしていた。すると、「先生、助けてくれ」という男性患者の声を聞く。舌が萎縮していれば喋ることはできないため、ALSという診断に疑問を持ち始める。

氷室慎太郎(椎名桔平)は男性患者を検査しようとするが、事務長の曽根智雄(八嶋智人)に検査を止められる。後藤英雄(東山紀之)は、「もし、ALSだったら後藤英雄が医師免許を返上する」と言い出し、後藤英雄は医者生命を懸けて、男性患者を検査することになる。

様々な検査を行うが、病気の原因は分からなかった。氷室慎太郎(椎名桔平)が病院を去る準備をしていると、後藤英雄(東山紀之)が「ファイヤー」と叫ぶ。

後藤英雄は、誰も見ることがないMRIの最初に撮影する頭の位置決め写真を見て、小脳の位置が下がっていることに気付いたのだった。

氷室慎太郎(椎名桔平)は最後にMRIを撮影する。通常のMRIは横切りの画像を撮影するが、あまり撮影しない縦切りで撮影して、男性患者はALSではなく、「キアリ奇形Ⅰ型」と判明する。

男性患者は3年前に空手を再開していた。空手中に鼻を骨折した後、1週間ほど鼻水が止まらない風邪症状が続いていた。しかし、それは鼻水ではなく、脳の髄液だった。髄液の量が少なくなり、浮かんでいた小脳が下がり、様々な神経を圧迫し、キアリ奇形Ⅰ型になっていたのだった。

病気の原因がキアリ奇形Ⅰ型だと判明すると、男性患者はみるみる回復していった。

一方、最低レベルの総合診療科に失望した後藤英雄(東山紀之)はアメリカへ帰ろうとするが、小向桃子(多部未華子)は『ここで作ればいいじゃないですか新生「アミー&ゴー」を。ダンサーならここにいますよ。ソウシンの彼らは元ダンサーなんです。氷室慎太郎(椎名桔平)は元ズーなんです』と言って病院に引き留めるのだった。第2話へ続く。

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