佐藤仁美が激太りして劣化した

長谷川博己が出演する日本テレビの家政婦ドラマ「家政婦のミタ」の最終回と全話を総括した感想の後編です。

このページは「家政婦のミタ-最終回の感想」からの続きです。

さて、ドラマ「家政婦のミタ」の面白さは、登場人物がみんな滅茶苦茶で、まともな人間が居ないところだと思う。

阿須田恵一(長谷川博己)の家族は全員がクズ人間だったうえ、家政婦としてやってきた三田灯(松嶋菜々子)も異常者だった。ドラマ「家政婦のミタ」の登場人物で一番まともだったのは、不倫相手の風間美枝(野波麻帆)と思えるほどだった。

阿須田恵一(長谷川博己)は、妊娠を理由に阿須田凪子(大家由祐子)から結婚を迫られたさい、「堕ろせ」と中絶を迫るが、阿須田凪子から「自殺する」と脅されて結婚したクズ夫だった。

さらに、阿須田恵一(長谷川博己)は子供を4人も儲けたにもかかわらず、子供を愛してるのか分からないどうしようもない父親だった。

長女の阿須田結(忽那汐里)は彼氏の小沢拓也(斉藤秀翼)とエッチをした。そして、駆け落ちしようとして、小沢拓也に捨てられた。

そのうえ、阿須田結(忽那汐里)は、父親の不倫を会社で暴露するように三田灯(松嶋菜々子)に命じ、父親を失業へ追いやったクズ長女である。

長男は阿須田翔(中川大志)は、業務命令で三田灯(松嶋菜々子)にわいせつな行為をさせようとしたパワーハラスメントのお手本となるような男だった。

その阿須田家に来た家政婦の三田灯(松嶋菜々子)は、クズ家族の阿須田恵一(長谷川博己)らよりもさらに酷かった。

家政婦の三田灯(松嶋菜々子)は、死んだ母親・阿須田凪子(大家由祐子)の仏壇を燃やしたり、次男・阿須田海斗(綾部守人)の友達を殴ったり、隣家の壁に落書きしたりした。

このような型破りな人物像がドラマ「家政婦のミタ」の面白さだったのだが、家政婦の三田灯(松嶋菜々子)が人間性を取り戻すのと引き換えに型破りな人物像という面白さ失ってしまった気がする。

さて、三田灯(松嶋菜々子)が阿須田恵一(長谷川博己)らと最後の晩餐をしたとき、三田灯が「沖縄へ行く」と嘘をついているにもかかわらず、長男・阿須田翔(中川大志)らは「ご飯を食べに行く」などと言っていた。

三田灯(松嶋菜々子)の沖縄行きが嘘だと気付いたとしても、騙されてやるのが武士の情けだと思ったので、このシーンは違和感が残った。後から知ったのだが、このシーンの台詞は役者がそれぞれに考えたらしい。だから、少し台詞の内容が変だったようだ。

阿須田家の家族は、その場でコロコロと意見が変わる辺りが一貫していて面白かった。夢ネタの予告で釣るところもあったが、全体的に面白かった。

さて、ドラマ「家政婦のミタ」には色々な登場人物が出てきた。阿須田恵一(長谷川博己)の演技も良かったのだが、最も良かったのは「隣のババア」と呼ばれていた皆川真利子(佐藤仁美)である。

佐藤仁美は昔は綺麗だったのに、ドラマ「家政婦のミタ」で久しぶりに観たら、激太りして劣化していた。これぞババアという具合に上手く劣化していた。佐藤仁美こそ日本を代表する「隣のババア」である。

佐藤仁美の劣化や激太りは、素晴らしい役作りだと思う。あれほど激太りして劣化し、隣のババアになりきった佐藤仁美こそ女優の中の女優ではないか。

長谷川博己や松嶋菜々子の演技も良かったのだが、佐藤仁美の劣化具合が最も素晴らしかったと評価したい。

さて、ドラマ「家政婦のミタ」の最終回は40%だったのは驚いた。テレビにリモコンが付いていることが当たり前になった現代で、視聴率40%というのは凄いことだと思う。

父親の阿須田恵一を演じていた長谷川博己は、以前にドラマ「鈴木先生」で主演していた。ドラマ「鈴木先生」は非常に面白いドラマだったが、平均視聴率2.06%という低記録を叩き出している。

ドラマ「鈴木先生」もドラマ「家政婦のミタ」に劣らぬ面白さだったのだが、平均視聴率では大きな差が出た。私は視聴率を気にしないのだが、こうして比べると、視聴率は不思議なものだと思った。

家政婦の三田灯のバッグは「家政婦のミタで三田灯(松嶋菜々子)が使用しているバッグ」をご覧ください。原作や主題歌については「家政婦のミタ-主題歌と原作」をご覧ください。