外務省機密漏洩事件(西山事件)とフリーメーソン

山崎豊子の小説・ドラマ「運命の人」のモデルとなった実話「外務省機密漏洩事件(西山事件)」の都市伝説シリーズ「外務省機密漏洩事件の西山太吉とフリーメーソンの陰謀」編です。

このページは連載記事です。「外務省機密漏洩事件(西山事件)の真相」からお読みください。

■ヘンリー・キッシンジャーはフリーメーソン
第2次世界大戦後に日本を統治していたダグラス・マッカーサー元帥はフリーメーソンのメンバーだった。

都市伝説の通説では、忍者外交のヘンリー・キッシンジャーもフリーメーソンで、ヘンリー・キッシンジャーはダグラス・マッカーサー元帥の後任として日本の統治を任されたとされている。

ヘンリー・キッシンジャーの外交術が「忍者外交」と呼ばれる理由は、忍者(スパイ)が暗躍していたからであり、その忍者こそがフリーメーソンだったのではないか、という説がある。

■外務省機密漏洩事件とペンタゴン・ペーパーズ
日本で外務省機密漏洩事件(西山事件)が起きる少し前、アメリカでも国家機密漏洩事件「ペンタゴン・ペーパーズ事件」が発生していた。

西山太吉がホテル山王で女性事務官の蓮見喜久子と肉体関係を持ったのが、1971年5月18日だった。

一方、アメリカのダニエル・エルズバーグが機密文書「ペンタゴン・ペーパーズ」をニューヨークタイムズに流出したのが1971年3月で、ニューヨークタイムズが機密文書「ペンタゴン・ペーパーズ」を報じたのが1971年6月だった。

不思議なことに、極めてよく似た国家機密漏洩事件が日本とアメリカとで、ほぼ同時に発生しているのだ。

■ニクソン政権の崩壊とフリーメーソン
ペンタゴン・ペーパーズ事件やウォーターゲート事件により、当時の大統領リチャード・ニクソンは辞職に追い込まれた。

アメリカの大統領のほとんどがフリーメーソンだと言われている。フリーメーソンではなかった大統領は、暗殺されたケネディ大統領と、ウォーターゲート事件で失脚したニクソン大統領だとさている。

沖縄返還は、佐藤総理とニクソン大統領とが交渉していた。そのニクソン大統領の外交を担っていたのが、フリーメーソンとされているヘンリー・キッシンジャーだった。

ヘンリー・キッシンジャーはニクソン大統領の手足となって日本と交渉しており、ニクソン大統領の政策目的が手に取るように分る立場にいた。キッシンジャーはニクソン大統領を監視していたのだろうか。

実は、ニクソン大統領はフリーメーソンの意志に反した政策をとろうとしたため、ペンタゴン・ペーパーズ事件やウォーターゲート事件により失脚したのではないか、という都市伝説があるのだ。

■外務省機密漏洩事件(西山事件)の黒幕
不思議なことに、国家機密漏洩事件「ペンタゴン・ペーパーズ事件」と同時期に、日本でも外務省機密漏洩事件(西山事件)が発生した。これは歴史的にも極めて希な出来事だ。

やはり、その2つの事件の影には、秘密結社「フリーメーソン」が暗躍していたのではないか。これが外務省機密漏洩事件(西山事件)の都市伝説である。

実話「外務省機密漏洩事件」のあらすじとネタバレは、『実話「外務省機密漏洩事件(西山事件)」のあらすじとネタバレ』をご覧ください。

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