運命の人-最終回の結末のネタバレ

謝花ミチ(美波)が登場するTBSの外務省機密漏洩事件(西山事件)ドラマ「運命の人」の最終回(第10話)「40年前の真相と奇跡が招く衝撃の結末」のあらすじとネタバレのネタバレ編です。

このページは「運命の人-最終回のあらすじとネタバレ」からの続きです。

一方、女子小学生強姦事件の報道で、13年前に強姦されたことを思い出した謝花ミチ(美波)は動揺していた。

謝花ミチ(美波)は「弓成さんなら、過去を受け入れてくれると思う」と言い、強姦された日の出来事を明かし、「ずっと沖縄に居てくれるよね」と言って、弓成亮太(本木雅弘)の胸に飛び込んだ。

その様子が週刊誌の記者に撮影されており、2人が抱き合っている写真が週刊誌の一面を飾る。

謝花ミチ(美波)は琉球ガラスが認められ、個展を開くことになっていたが、13年前の過去を報じられたため、個展を中止することにしていた。

弓成亮太(本木雅弘)は謝花ミチ(美波)に「俺と居たせいで、悪かったな。でも、個展はやるべきだと思う。被害者の少女の気持ちを分かってやれるのは君だけだ。少女と一緒に過去を乗り越えるんだ」と励ます。

しかし、謝花ミチ(美波)は「自分の恥をさらしてまで、過去を乗り越える必要がある?貴方だって過去から逃げたままじゃないですか」と泣いた。

その日の夜、弓成亮太(本木雅弘)は原稿を書き、「過去の恥を蒸し返させれたとしても、沖縄の実情を本土の人間に知って欲しい」とする記事を新聞に投稿した。

弓成亮太(本木雅弘)の記事を読んだ謝花ミチ(美波)は、強姦された女子小学生(吉田里琴)のために琉球ガラスを作り、女子小学生にプレゼントした。

琉球ガラスに感動した女子小学生(吉田里琴)は「私も、貴女のような大人になれますか」と尋ねると、謝花ミチ(美波)は「私なんかよりも、もっと素晴らしい人生が待っているよ」と答えて、女子小学生を抱きしめた。

ある日、沖縄県民による決起集会が行われた。米兵による女子小学生強姦事件の発生を切っ掛けに、沖縄県民は一致団結し始めていた。

テレビで決起集会が報じられており、テレビで弓成亮太(本木雅弘)を見つけた三木昭子(真木よう子)は、山部一雄(大森南朋)に電話する。

その日の夜、渡久山朝友(泉谷しげる)らが打ち上げをしていると、少年がジープにひかれそうになる。弓成亮太(本木雅弘)は身を挺して少年を助けるが、打ち所が悪く、気を失ってしまった

翌日、弓成亮太(本木雅弘)が目覚めると、看病していた謝花ミチ(美波)が「東京で待ってる人が居るんじゃないですか」と言い、封筒を差し出した。差出人は弓成由里子(松たか子)だった。

一方、三木昭子(真木よう子)は山部一雄(大森南朋)と会う。山部一雄は「あいつは、今でも沖縄の未来を変えようとしている。君を傷つけたことを、今も悔やんでいたよ」と話す。

三木昭子(真木よう子)は「私が勝手に救いを求めただけなのに。機密文書を渡したのも、そんな勝手な思いからかもしれません。会いたいです」と答える。

山部一雄(大森南朋)は「沖縄に行くのか?」と尋ねると、三木昭子(真木よう子)は「故郷の北海道へ戻ろうと思います」と答えた。

他方、謝花ミチ(美波)から電話を受けた弓成由里子(松たか子)が、沖縄県を訪れる。

弓成由里子(松たか子)は弓成亮太(本木雅弘)の部屋に入ると、机の上にある取材ノートを見て、弓成亮太が今も新聞記者であることを悟る。

弓成亮太(本木雅弘)が浜辺で弓成由里子(松たか子)と話していると、島袋善祐(平泉成)と儀保明(津田寛治)の2人が新聞を握りしめて走ってきた。

島袋善祐(平泉成)は弓成亮太(本木雅弘)に新聞を差し出す。そこには、琉球大学の教授・我楽政規(リリー・フランキー)がアメリカで沖縄密約の存在を裏付ける公文書を発見したことが報じられていた。

弓成亮太(本木雅弘)が追求していた沖縄密約は存在したことが明らかになった。弓成亮太は弓成由里子(松たか子)を抱きしめたのであった。

密約を示す証拠が見つかり、国会や裁判で密約を否定していた吉田孫六(升毅)元外務省アメリカ局長も密約を認めたが、政府は密約の存在を否定し続け、司法もまた外務省を守った。

今もなお、日本の国土のわずか0.6%の沖縄に、国内の米軍基地74%を押しつけられたままである。沖縄を知ると、この国のひずみが見えてくる。沖縄の空には、今日も米軍機が飛び交っている。

運命の人-最終回の感想」へ続く。「運命の人」の登場人物の実在のモデル一覧は、『「運命の人」の実在のモデル』をご覧ください。

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