紺野祐太(草なぎ剛)の誤嚥テスト

松平健が出演するフジテレビの医療ドラマ「37歳で医者になった僕・研修医純情物語」の第1話「僕は自分をやり直す為に医者になった」のあらすじとネタバレのネタバレ編です。

このページは『「37歳で医者になった僕」のあらすじとネタバレ』からの続きです。

その後、佐伯毅彦(松平健)がぞろぞろと医師を引き連れ、回診を始める。佐伯毅彦はどの患者を診察しても、「顔色がいいですね。もう少し様子を見ましょう。お大事に」としか診断しなかった。

紺野祐太(草なぎ剛)が教授・佐伯毅彦(松平健)の前に立ちはだかり、「先ほどの手術の件は」と問いただすと、佐伯毅彦は「新見先生(斎藤工)が決めたとおりで」と答えて立ち去った。

准教授の森下和明(田辺誠一)は、その場に残された紺野祐太(草なぎ剛)に、「後で私のところへ来なさい」と告げて、佐伯毅彦(松平健)の後を追った。

その後、紺野祐太(草なぎ剛)が来ると、森下和明(田辺誠一)は「どうしてこの病院を選んだ」と問う。紺野祐太は「森下先生のご専門の腎臓です。東央医科大学病院は腎臓疾患で有名なので」と答えた。

森下和明(田辺誠一)は「身内に腎臓疾患の患者が居るのか。会社でも上司に楯突けば、やっていけないだろ。大学病院も同じだ。指導医の指示に従って、これ以上もめないことだ」と告げた。

その後、紺野祐太(草なぎ剛)は携帯電話のメールを受け、恋人・葛城すず(ミムラ)が人工透析を受けている病院へ向かう。

葛城すず(ミムラ)の母親・葛城佐和子(藤吉久美子)によると、人工透析中に血圧が下がり、今日は入院するということだった。

紺野祐太(草なぎ剛)は葛城すず(ミムラ)の状況を説明し、父親・葛城博昭(志賀廣太郎)に、「今後は東央医大で診てもらえるように手続きを進めています」と告げた。

翌日、紺野祐太(草なぎ剛)は悩んでいた。紺野祐太は新しい場所でやり直すために一流の食品会社「帝光食品」を辞めたのだが、病院も会社と一緒だった。

しかし、葛城すず(ミムラ)と話していて何かに気づいた紺野祐太(草なぎ剛)は決意すると、冷蔵庫からゼリーを持ちだし、多田(北村総一朗)の病室へ向かった。

紺野祐太(草なぎ剛)は妻(岩本多代)に、誤飲して胃に入る危険性説明したうえで、ゼリーを食べるテストを勧めた。多田(北村総一朗)は同意した。

そのころ、総合内科はカンファレンスを行っていた。研修医の紺野祐太(草なぎ剛)はカンファレンスを無断欠席しており、指導医の新見悟(斎藤工)が、多田(北村総一朗)に対する胃瘻造設の手術の最終決定を報告した。

新見悟(斎藤工)が質問を求めると、研修医の沢村瑞希(水川あさみ)が「ゼリーで飲食テストを行った場合、誤嚥する可能性はどれくらいありますか」と尋ねた。

新見悟(斎藤工)は「絶対に起こります。多田さんが物を食べることは絶対にできません」と答えた。

すると、沢村瑞希(水川あさみ)は「なら、多田さんの病室へ急ぐべきです。紺野先生(草なぎ剛)は個人的にテストを行うようなので」と教えた。

新見悟(斎藤工)が多田(北村総一朗)の病室へ駆けつけ、研修医の紺野祐太(草なぎ剛)を止めるが、既に多田はゼリーを食べた跡だった。多田の妻(岩本多代)はゼリーが食べられたことに喜んでいた。

医局長の中島保(鈴木浩介)が「これは問題だぞ」と捲し立てていると、森下和明(田辺誠一)が多田(北村総一朗)に「誤嚥が起こるか様子を見て、大丈夫なら少しずつ食べていきましょう」と告げた。

その後、中島保(鈴木浩介)が教授・佐伯毅彦(松平健)に、紺野祐太(草なぎ剛)への処分を求める。

しかし、佐伯毅彦(松平健)は、多田が問題なくゼリーを食べられたという報告を聞くと、「じゃー、いいんじゃないの。以後、気をつけるように」と言い、紺野祐太(草なぎ剛)への処分は無かった。

中島保(鈴木浩介)は、気に入らない者は次々と左遷する佐伯毅彦(松平健)が、処分を下さないことに拍子抜けしながらも、部屋を出て行く。

一方、紺野祐太(草なぎ剛)が医局に戻ると、沢村瑞希(水川あさみ)は「誤嚥が起きたら対処できなかったでしょ。先生は患者の体で賭をしているのと同じです。私は認る気にはなりません」と告げた。

すると、紺野祐太(草なぎ剛)は「多田さんは喜んでくれた。医者である以上、患者さんに信頼されるように努力する必要があると思うんです。患者さんが納得して治療を受けられるために」と答えた。

その日、紺野祐太(草なぎ剛)が帰宅しようとすると、森下和明(田辺誠一)と会った。森下和明は「忠告が無駄になりそうだな。君1人が頑張っても病院は変わらないよ」と告げた。

紺野祐太(草なぎ剛)は「病院を変えようなんて思ってません。僕は自分が変わるために医者になったんです。お先に失礼します」と答え、帰路に就いた。

そのとき、葛城すず(ミムラ)からのメールが着信する。紺野祐太(草なぎ剛)は葛城すずに、「ありがとう。自分らしく頑張ることにするよ」と返信したのであった。

37歳で医者になった僕・研修医純情物語の感想と視聴率」へ続く。

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