「医は仁術」と「医は算術」

SMAPの草なぎ剛が出演する医療ドラマ「37歳で医者になった僕・研修医純情物語」の第2話「医者も接客業です」の視聴率と感想です。第2話の視聴率は13.1%でした。

第2話のあらすじとネタバレは「37歳で医者になった僕-第2話のあらすじとネタバレ」をご覧ください。

ドラマ「37歳で医者になった僕・研修医純情物語」の第2話はイマイチだった。第2話なのに、早くも単調に思える。

第1話で「7年前の事故で腎不全と失言症とになった葛城すず(ミムラ)を助けるため、紺野祐太(SMAPの草なぎ剛)は医者になった」と思わせたのが、敗因ではないか。

第2話で、葛城すず(ミムラ)が「7年前の事件は医者を目指した切っ掛け」と言っていたが、第1話である程度、紺野祐太(SMAPの草なぎ剛)が医者を目指した動機を描いておいた方が良かったと思う。

紺野祐太(SMAPの草なぎ剛)がただの良い医者で終わっており、脱サラして医者になったという設定があまり生きていないように思える。

領収書から患者の病気を発見するなど、元サラリーマンならではのエピソードを増やして欲しい。

さて、昔は「医は仁術」と言ったように、医者はある種のサービス業だった。紺野祐太(SMAPの草なぎ剛)は「医は仁術」を貫いている研修医である。

一方、現在は「医は算術」と言われており、医者とお金は切っても切り離せない仲になっている。教授の佐伯毅彦(松平健)が「医は算術」を貫いている。

紺野祐太(SMAPの草なぎ剛)と佐伯毅彦(松平健)との対立構造が出てくれば、面白くなるのだろうか。第3話からの展開したい。

原作と主題歌については「37歳で医者になった僕-原作と主題歌」をご覧ください。

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