木島啓一(甲本雅裕)が癌で死亡

甲本雅裕が出演するフジテレビの医療ドラマ「37歳で医者になった僕・研修医純情物語」の第3話「医者である前に、人である前に」のあらすじとネタバレのネタバレ編です。

このページは「37歳で医者になった僕-第3話のあらすじとネタバレ」からの続きです。

一方、葛城すず(ミムラ)が職場復帰し、紺野祐太(SMAPの草なぎ剛)が職場へ様子を見に行く。

葛城すず(ミムラ)は紺野祐太(草なぎ剛)に「出来る範囲でやるから応援して欲しいの。お守りが欲しいの。医師としてじゃなくていい。祐太さんとして『大丈夫』と言って欲しいの」と頼んだ。

翌日、癌患者の木島啓一(甲本雅裕)が新薬「ATP01」で投薬治療することに同意した。院内では、紺野祐太(草なぎ剛)が「治る」と言って癌患者の木島啓一を説得した、と噂になっていた。

沢村瑞希(水川あさみ)が「『治る』って言ったんですか?」と尋ねると、紺野祐太(草なぎ剛)は「言って治るんだったら、何度でも言いますよ」と答えた。

沢村瑞希(水川あさみ)は「かかりつけの医者は評判は良かったけど、医者としては無能だった」と言い、かかりつけの医者の「大丈夫、直ぐに治る」という言葉を信じていた母親が死んだことを明かした。

そして、沢村瑞希(水川あさみ)は、紺野祐太(草なぎ剛)に「だから、『治る』なんて言葉を軽々しく口にする医者も、鵜呑みにする患者も許せないんです。医者の言葉には重みがあるんです」と告げた。

一方、新薬の治療に同意した木島啓一(甲本雅裕)は、紺野祐太(草なぎ剛)に「退院祝いにナースを呼んで頂けますか。やってみたかったんです。合コンを」と頼んだ。

やがて、木島啓一(甲本雅裕)に対する新薬「ATP01」の効果が現れはじめ、下田健太郎(Hey! Say! JUMPの八乙女光)は「これでナースと合コンできますね」と祝福する。

その日、紺野祐太(草なぎ剛)は木島啓一(甲本雅裕)に「来月には退院になりそうです」と告げて帰宅したが、木島啓一は血を吐いて倒れてしまった。

連絡を受けた紺野祐太(草なぎ剛)が東央医科大学病院へ駆けつけるが、既に木島啓一(甲本雅裕)は死んでいた。

中島保(鈴木浩介)から報告を受けた佐伯毅彦(松平健)は、「紺野先生(草なぎ剛)には良い薬になったんじゃないか?助かるなら助かるで良かったんだけどね。奇跡は滅多に起きないから奇跡なんだよ」と話した。

紺野祐太(草なぎ剛)が木島啓一(甲本雅裕)の病室へ向かうと、木島啓一の娘が紺野祐太に「何で助けてくれなかったの?何でしょ」と泣きじゃくった。

沢村瑞希(水川あさみ)は紺野祐太(草なぎ剛)に、「あの子は私と同じです。裏切られたと思い続けるんです。軽はずみに治るなんて、期待させるから。木島さんの奥さんが呼んでます」と告げた。

紺野祐太(草なぎ剛)が病室に入ると、木島の妻は「お世話になりました。これ、主人が紺野さんに宛てた遺書です」と言い、紺野祐太(草なぎ剛)に封筒を差し出した。

手紙には、「私は7対3の賭けに負けましたが、死に行く準備では無く、生きる可能性に迎えたことを感謝しています。貴方は良いお医者様になれると思います」と書いてあった。

医局に戻った紺野祐太(草なぎ剛)は「治るって言ってあげたかった。言えなかったんです。医者として失格かもしれないけれど、治るって言ってあげれば良かった。僕はお守りも渡せなかった」と涙を流した。

隣で話を聞いていた沢村瑞希(水川あさみ)は、紺野祐太(草なぎ剛)の胸に付いているネームプレートを外すと、ネームプレートを紺野祐太のポケットの中に入れて立ち去ったのであった。

第3話の感想は「37歳で医者になった僕-第3話の感想」をご覧ください。原作と主題歌については「37歳で医者になった僕-原作と主題歌」をご覧ください。

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