下田健太郎(八乙女光)が辞表を提出

松平健が出演するフジテレビの医療ミスドラマ「37歳で医者になった僕・研修医純情物語」の第9話「医者も一人の弱い人間という現実」のあらすじとネタバレのネタバレ編です。

このページは「37歳で医者になった僕-第9話のあらすじとネタバレ」からの続きです。

その日の夜、総合内科のスタッフが会議を行う。准教授の中島保(鈴木浩介)が「明日、伊達さんのご遺族と弁護士が来ます。色々な噂がありますが、我々に落ち度はありません。相手に誤解を与えるような発言は慎んでください」と注意した。

すると、下田健太郎(八乙女光)が「誤解ってなんですか?外来で佐伯先生(松平健)が診断ミスして、俺と新見先生(斎藤工)がそれに気づかず、伊達さん(竜雷太)を死なせた。それが事実ですよね」と、反論した。

中島保(鈴木浩介)は「分かりました。下田先生(八乙女光)は明日、お休みください」と命じた。

その日の夜、沢村瑞希(水川あさみ)が帰宅すると、紺野祐太(草なぎ剛)が「カレーをお裾分けします。すず(ミムラ)が作ったんです。1人で食べると、1週間はかかってしまいます」と声をかけた。

しかし、沢村瑞希(水川あさみ)は「紺野先生(草なぎ剛)が1人で食べるべきです。言いましたよね。他のことに首を突っ込まない方が良いって。すず(ミムラ)はこの前、倒れたんですよ」と教えた。

葛城すず(ミムラ)が倒れたとき、沢村瑞希(水川あさみ)は病院へ連絡しようとしたが、葛城すずは「最後まで普通の生活をしたい」と言い、沢村瑞希を止めていた。

沢村瑞希(水川あさみ)は「バカじゃないですか。すずさん(ミムラ)を放っておき、病院に泊まり込むなんて。新見先生(斎藤工)が言ったように、医者にだってそれぞれ、自分の人生があるんです。今は、自分とすずさんのことだけを考えてください」と言い、部屋に入った。

翌日、新見悟(斎藤工)と中島保(鈴木浩介)の2人が、伊達孝仁(竜雷太)の妻・伊達由美恵(田島令子)に事情を説明する。

一方、紺野祐太(草なぎ剛)は森下和明(田辺誠一)に、「僕とすず(ミムラ)のことを佐伯教授(松平健)に話しましたか?」と追求すると、森下和明(田辺誠一)は「話したよ」と認めた。

そして、森下和明(田辺誠一)は「彼女のことを盾に、紺野先生(草なぎ剛)を黙らせるように提案した。俺は佐伯教授(松平健)の後継者だからな。邪魔をされては困るんだよ」と答えた。

そのころ、会議室では教授会が終わろうとしていた。佐伯毅彦(松平健)が合図を送ると、教授の1人が「雑誌社の知り合いから、明日、発売する雑誌のゲラを入手しました」と言い、紙を配った。

紙には、東央医科大学病院のH医師が不倫をしている様子が書かれていた。記事のH医師は明らかに、学部長選で対立候補となっている長谷川巽(中村育二)だった。

一方、伊達孝仁(竜雷太)の死因について説明していた中島保(鈴木浩介)が「確かに肺真菌症の兆候は認められました」と話すと、妻の伊達由美恵(田島令子)は「医療ミスを認めるんですか」と追求した。

しかし、中島保(鈴木浩介)は「いえ、外来の段階で肺真菌症を見つけるのは困難でした。それに、入院後は伊達さん(竜雷太)が検査を拒否されましたので。検査を受けていれば、直ぐに対処出来たと思います」と答えた。

伊達由美恵(田島令子)は「夫のせいだと言うのですか」と怒りをあらわにするが、弁護士になだめられた。

結局、病院側は医療ミスを認めず、伊達由美恵(田島令子)が肩を落として病院を出ようとすると、出入口の前で紺野祐太(草なぎ剛)が深々と頭を下げた。

そこへ、休みを命じられていた下田健太郎(八乙女光)が現れた。下田健太郎は伊達由美恵(田島令子)に「遅れてすみません。お話ししたいので、少し待っていてください」と告げた。

そして、下田健太郎(八乙女光)は中島保(鈴木浩介)の所まで歩いていき、「俺は医者を辞めます。俺はもう、この場所で人を助けていく自信がないですから」と言い、辞表を提出した。

一方、学部長戦の対抗馬・長谷川巽(中村育二)が失脚し、佐伯毅彦(松平健)の学部長就任が確実になっており、他の教授が佐伯毅彦の勝利を祝った。

しかし、みんなが立ち去ると、佐伯毅彦(松平健)は「勝ち負けで言えば、私はもう負けているよ」とつぶやくのであった。

原作と主題歌については「37歳で医者になった僕-原作と主題歌」をご覧ください。

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