シンクロナイズドスイミング刑事(デカ)の秘密

安倍なつみが1人2役で出演するTBSのサバン症候群ドラマ「ATARU(アタル)」の第10話「父だけが知っていた殺人手法」のあらすじとネタバレのネタバレ編です。

このページは「ATARU(アタル)-第10話のあらすじとネタバレ」からの続きです。

その後、公原卓郎(平岡祐太)の実験の結果、時速10km以下でなければ、ブレーキ痕が出来ないことが判明した。

公原卓郎(平岡祐太)の実験の結果などから、姉・小暮桃香(安倍なつみ)は携帯電話を操作して、脇見運転で事故を起こした可能性が強くなった。

しかし、沢俊一(北村一輝)が着信・発信履歴を調べた結果、姉・小暮桃香(安倍なつみ)は事故当時に着信も発信も無かったことが判明した。

沢俊一(北村一輝)と蛯名舞子(栗山千明)の2人が猪口在(中居正広)の病室で話していると、ラリー井上(村上弘明)がケチャップを持ってやってきた。

ラリー井上(村上弘明)によると、SPBが与えていたケチャップには睡眠導入剤が入っていたが、猪口在(中居正広)はラリー井上の元を離れて以降、日本で購入した普通のケチャップを食べていた。

猪口在(中居正広)の脳は開発されすぎており、睡眠導入剤が無ければ眠れなくなっていたため、普通のケチャップを食べていた猪口在は眠れなくなり、倒れたのだという。

沢俊一(北村一輝)はラリー井上(村上弘明)を連れだし、犬飼甲子郎(中村靖日)から借りた警察手帳からラリー井上の指紋を検出したことを追求した。

ラリー井上(村上弘明)は「多少、手荒にしたことは認めるが、記憶を意識下に沈めることは穏やかに出来た。人の記憶を消すことは出来ないが、意識下に沈める事はできる。水の底に沈めるイメージだ。私は水の渦を使って、それを行った」と明かした。

沢俊一(北村一輝)は「それがシンクロナイズドスイミング刑事か。チョコザイ君(中居正広)にも同じ事をしてるってことだよな」と追求すると、ラリー井上(村上弘明)は「アタルのトレーニングのじゃまになると判断した」と答えた。

その後、ラリー井上(村上弘明)は病室へ戻り、猪口在(中居正広)の爪を切っていた。蛯名舞子(栗山千明)が尋ねると、アメリカ時代からラリー井上が切っていたのだという。

その後、蛯名舞子(栗山千明)が花瓶に花を入れ帰ってくると、猪口在(中居正広)は捜査資料の写真を見て、「これじゃ燃えません」「クロロホルム」とつぶやいていた。

蛯名舞子(栗山千明)は猪口在(中居正広)が起きたことに喜んだが、ラリー井上(村上弘明)に「チョコザイ君を捜査に使うのは止めましょう」と告げた。

しかし、ラリー井上(村上弘明)は、倒れたのは睡眠不足で、手の傷は爪を切れば済む話だ、と答えた。

一方、公原卓郎(平岡祐太)の調べにより、自動車のタイヤ全てからクロロホルムを検出していた。タイヤにクロロホルムを注入すると、タイヤは弾性を失い走行中に破裂するのだという。

そして、原卓郎(平岡祐太)は、チョコザイの「これじゃ燃えません」というつぶやきを調べるために、自動車を燃やす実験を行った。

この自動車は、ガソリンが漏れるとしたら、自動車の後部からしか漏れない設計になっており、実験の結果、自動車のドアを閉めていれば、車内までは燃えないことが判明した。

蛯名舞子(栗山千明)の母・蛯名真理子(奥貫薫)も同じ車で事故に遭い、燃えていた。

公原卓郎(平岡祐太)が当時の状況を尋ねると、蛯名舞子(栗山千明)は自動車は転倒し、運転席の窓が開いていたことを話した。

それを聞いた公原卓郎(平岡祐太)は、自動車後部から漏れ出したガソリンが、開いていた窓から車内に入ったため、炎上したのではないか、と推測した。

ガソリンが車内に入らなければ、車内は燃えないため、小暮桃香(安倍なつみ)の事故は殺人事件の可能性が大きくなった。

その後、沢俊一(北村一輝)らは、死んだ小暮桃香(安倍なつみ)の彼氏・森洋一(西興一朗)の元を訪れ、「後部座席からガソリンを検出しました。自動車から漏れたガソリンとは別のガソリンです。自動車のガソリンを鑑定させてください」と告げた。

森洋一(西興一朗)が「知らないよ。車なんて持ってないよ」と答えると、沢俊一(北村一輝)は真美(広澤草)に「貴女は持ってますよね」と指摘した。

真美(広澤草)の車のガソリンを鑑定した結果、燃えた自動車の後部座席から検出したガソリンと一致した。

真美(広澤草)を連行すると、全てを自供した。真美(広澤草)は、小暮桃香(安倍なつみ)が森洋一(西興一朗)の部屋にピアスを残してとヨリを戻そうとしていたため、殺害していた。

野崎蓮生(千原せいじ)が後部座席にガソリンをまいた理由を追求すると、真美(広澤草)は、10年前にスナックで知らないオヤジから、「車で妻が死んだが、簡単に事件性無しになった」という話を聞いており、その車の構造について知っていたことを自供した。

真美(広澤草)は、小暮桃香(安倍なつみ)の車が、オヤジが話していた車と同じだったため、「私なら事故に見せかけられる」と思い、犯行に及んだのだった。

一方、猪口在(中居正広)の退院が決まり、父・猪口誠(市村正親)は蛯名舞子(栗山千明)に、「明日、退院したら1日だけ、ご厄介になっても良いですか?。その後は一緒に住んで、もう1度親子を始めようと思います」と話した。

すると、蛯名舞子(栗山千明)は「2日後じゃダメですか?6月から住み始めれば、切りも良いし」と頼んだ。

翌日、蛯名舞子(栗山千明)は猪口在(中居正広)を預かり、自宅で朝食を食べた。

沢俊一(北村一輝)は「マリコーポはお母さんの名前なんだよな」と尋ねると、蛯名舞子(栗山千明)は「ええ、母さんの遺産で建てたんです」と答えた。

母・蛯名真理子(奥貫薫)が死ぬ1年前に祖父が死んでおり、蛯名真理子は遺産を相続していたのだという。

沢俊一(北村一輝)は蛯名達夫(利重剛)に「15年前は自動車メーカーにお勤めだったとか。ちなみに、どちらに?」と尋ねると、蛯名昇(Kis-My-Ft2の玉森裕太)が「コバルト自動車だよね」と答えた。

すると、蛯名舞子(栗山千明)は「今回の捜査はお父さんに協力シテ貰えば良かったね。お母さんが死んだ車と同じだったの」と話した。

すると、猪口在(中居正広)は「mission accomplished(ミッション、アコンプリッシュド=任務終了)、アンド、mission accepted(ミッション・アクセプテッド=任務開始)」と、つぶやいたのであった。

最終回のあらすじは「ATARU(アタル)-最終回のあらすじとネタバレ」をご覧ください。

第10話の感想は「ATARU(アタル)の最終回と真犯人の予想」をご覧ください。原作や主題歌については、「ATARU(アタル)の原作や主題歌」をご覧ください。

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