ATARU(アタル)-最終回のあらすじとネタバレ

中居正広が出演するTBSのサバン症候群ドラマ「ATARU(アタル)」の最終回(第11話)「さらばチョコザイ!そして母の死の真相」のあらすじとネタバレのあらすじ編です。

第10話のあらすじは「ATARU(アタル)-第10話のあらすじとネタバレ」をご覧ください。原作や主題歌については、「ATARU(アタル)の原作や主題歌」をご覧ください。

翌朝、蛯名舞子(栗山千明)は、アパート「マリコーポ」から出勤しようとする沢俊一(北村一輝)に「どうして父に仕事を聞いたんですか?それに、母の名前も知ってましたよね?母が亡くなった現場の様子まで」と尋ねた。

沢俊一(北村一輝)は「キソウ(機動捜査隊)の新米だった」と言い、話し始めた。沢俊一は15年前、機動捜査隊の1員として、蛯名真理子(奥貫薫)の事故現場に立ち会っていた。

警察は、ブレーキ痕が無いことなどから、「居眠り運転か決意の自殺」と判断し、蛯名真理子(奥貫薫)の解剖もせず、捨て山として処理しようとしていた。

機動捜査隊がこの手の事故を捜査できるのは2時間が限度だったため、沢俊一(北村一輝)は事故手前にあったオービスとNシステムの画像を確認していた。

沢俊一(北村一輝)は蛯名舞子(栗山千明)に「真理子さん(奥貫薫)は自殺するような顔には見えなかった」と話す。

蛯名舞子(栗山千明)が「私も見ました。母はちゃんと目を開けていました」と話すと、沢俊一(北村一輝)は「だから自殺の可能性が強い」と答えた。

すると、チョコザイこと猪口在(中居正広)が現れ、「目を開けていた。居眠り運転。ブレーキを踏まなかった」とつぶやき、マリコーポを出て行った。

沢俊一(北村一輝)は追いかけて「捜査はしなくて良いんだ」と猪口在(中居正広)を止めようとするが、猪口在の肘を食らってしまう。

その日、犬飼甲子郎(中村靖日)が照会センターで仕事をしていると、照会の取り消しが入った。照会を求めていた自動車が青ナンバー(外交官ナンバー)だと判明したのだという。

青ナンバーと聞いた犬飼甲子郎(中村靖日)は、ラリー井上(村上弘明)に拉致されたときのことを、おぼろげながら思い出し、トイレに駆け込んで混乱する。

一方、蛯名舞子(栗山千明)は猪口在(中居正広)を自宅に連れ戻し、「捜査しなくていい」と3度命じて、猪口在をアップデートして、蛯名達夫(利重剛)に預けた。

蛯名舞子(栗山千明)は部屋に戻ると、沢俊一(北村一輝)に「父が関係しているんですか?15年前の母の死に」と尋ねると、沢俊一は「少なくとも、宝井真美(広澤草)の殺人事件には関係しているかもしれない」と答えた。

自動車事故に見せかけて小暮桃香(安倍なつみ)を殺した第10話の犯人・宝井真美(広澤草)は、15年前に居酒屋で、知らない男から「あの車で妻が死んだが、簡単に事件性無しと処理された」と聞いて、犯行に及んでいた。

他方、猪口在(中居正広)は蛯名真理子(奥貫薫)の遺影を見つけると、「目を開けていた。居眠り運転。ブレーキを踏まなかった」とつぶやき、海老名家を出た。

猪口在(中居正広)は医大へ行き、蛯名昇(Kis-My-Ft2の玉森裕太)に「真理子、お墓どこ?」とつぶやき、蛯名真理子(奥貫薫)のお墓に連れて行って貰う。

猪口在(中居正広)は蛯名真理子(奥貫薫)のお墓に着くと、墓の中から骨壺を取り出し、蛯名真理子の骨を並べ始めた。

そこへ、やってきた父・蛯名達夫(利重剛)は、蛯名真理子(奥貫薫)の骨が掘り返されているのを見て「何をやってるんだ」と怒る。

蛯名舞子(栗山千明)が「チョコザイ君(中居正広)のことだから、何か意味があるのよ」と蛯名達夫(利重剛)をなだめると、猪口在(中居正広)は「ありません」とつぶやいた。

すると、蛯名達夫(利重剛)は「やめてくれ。私が、私が真理子(奥貫薫)を殺したんだ」と絶叫した。

そのころ、沢俊一(北村一輝)が第10話の犯人・宝井真美(広澤草)に、蛯名達夫(利重剛)の写真を見せていた。写真を見た宝井真美は「間違いない。この人です」と答える。

その後、沢俊一(北村一輝)がお墓で蛯名舞子(栗山千明)と合流する。蛯名舞子は「父が『自分が殺した』と言ってました。父を追えませんでした」と肩を落としていた。

そのとき、お墓から掘り返した骨を見ていた猪口在(中居正広)は「ありません。この指(中指)がありません」とつぶやいた。

自宅にも戻った蛯名舞子(栗山千明)は、「人の捨て山は平気で調べてたのに、自分の捨て山を調べるのは怖い」と涙を流す。

すると、猪口在(中居正広)は「泣いたら前が見えないよ。泣くのは、見なくて良い時だけだよ」とつぶやき、蛯名舞子(栗山千明)の芽から溢れ出る涙を指でぬぐってやった。

猪口在(中居正広)はそのとき食べていたマスタードが指に付いており、蛯名舞子(栗山千明)は苦しみ出す。そして、蛯名舞子はティッシュを取ろうとして猪口在を布団に押し倒した。

その後、沢俊一(北村一輝)らが鑑識課へ行くと、渥見怜志(田中哲司)は「やっぱり、中指がなかったのね」と言い、話し始めた。

関東では出来るだけ多くの骨を骨壺に入れる習慣があり、警察から依頼された業者は、クレームを避けるため、特大サイズの骨壺に全ての骨を入れる。

ただ、灰になる骨もあるため、全ての骨が拾えるわけでは無いのだという。

渥見怜志(田中哲司)が説明していると、携帯電話の電波の解析結果が出て、蛯名達夫(利重剛)の居場所が判明した。

沢俊一(北村一輝)らが現場に急行すると、そこは、母・蛯名真理子(奥貫薫)が死んだ事故現場だった。蛯名達夫(利重剛)はしゃがみ込んで花を見ていた。

蛯名舞子(栗山千明)が声をかけると、蛯名達夫(利重剛)は「この白い花。可愛いでしょ。直ぐ先にこの花が咲いている丘がある。そこでプロポーズして、その先にある宝石店で指輪を買った。そして、同じ花が咲いているここで死んだ。私の作った車で」と話した。

蛯名達夫(利重剛)が「母さんは知ってたんだ。あそこからガソリンが漏れるって。だから、窓を開けてたんだ」と悔やむと、蛯名舞子(栗山千明)は「母さんに自殺の動機なんて無い」と反論する。

すると、蛯名達夫(利重剛)は「あるんだ」と言って明かした。母・蛯名真理子(奥貫薫)が死ぬ前日に、蛯名達夫に対して不満をぶちまけ、夫婦喧嘩していたことを。

蛯名達夫(利重剛)は「私が妻を殺したんだ」と自責して泣く。蛯名舞子(栗山千明)は「帰ろう。父さん」と声をかけた。

あるとき、ラリー井上(村上弘明)が警察で、「結局、アタル(中居正広)に捜査させているようですね」と、沢俊一(北村一輝)に声をかけた。

沢俊一(北村一輝)は「なぜか勝手に動くんだ」と答えると、ラリー井上(村上弘明)は「蛯名舞子(栗山千明)の為に捜査をしているのかもしれない。興味深いデータになりそうだ」答えた。

その日の夜、猪口在(中居正広)は捜査資料の写真を指さし、「骨、血が出てる」とつぶやいた。

翌日、渥見怜志(田中哲司)に問題の写真を見せると、猪口在(中居正広)が指さした写真は、頭蓋骨の裏側の写真であることが判明する。

骨を鑑定した結果、骨に燃焼血腫が見つかった。燃焼血腫を調べると、血腫は事故による物では泣く、病気所見だと判明した。

蛯名真理子(奥貫薫)は運転中に脳出血を起こして体が麻痺していた可能性が出てきた。

渥見怜志(田中哲司)は「今は特殊撮影しなければ分からないが、捨て山にしなければ、解剖で明らかになっていたはずなのね」と話した。

蛯名舞子(栗山千明)が「でも、目を開けてたわ」と指摘すると、渥見怜志(田中哲司)は「ちゃんと瞬きをしてた?」と尋ね、当時の画像を今の技術で解析することにした。

蛯名舞子(栗山千明)は猪口在(中居正広)に「チョコザイ君、力を貸してくれる?」と頼むと、猪口在は右手を差し出して親指を立てた。

鑑識の石川唯(AKB研究生の光宗薫)が、事故前にオービスが撮影した画像を拡大すると、猪口在(中居正広)は「窓が空いてます。ブレスレットが無い」とつぶやいた。

300メートル手前の画像では、自動車の窓が閉まっており、蛯名真理子(奥貫薫)は右手首にブレスレットをしていた。

しかし、事故直前の画像では、自動車の窓が開いており、蛯名真理子(奥貫薫)の右手首にあったブレスレットが無くなっていた。

蛯名舞子(栗山千明)は「遺品にブレスレットは無かった」と話すと、蛯名昇(Kis-My-Ft2の玉森裕太)は「でも、出て行くときには、ブレスレットをしていた」と証言した。

すると、猪口在(中居正広)は「ブレスレットが無い。窓閉まってる。空いてる。ブレスレット。運転、窓空いている。ブレーキ踏まなかった。目が開いている。助けて」と混乱して、倒れてしまった。

猪口在(中居正広)をソファーに寝かすと、ラリー井上(村上弘明)は蛯名舞子(栗山千明)に「貴女の母親への思いと重なったのでしょう。人のために何かをしたい。アタルにもそんな感情があるのかもしれない」と話した。

蛯名舞子(栗山千明)は「有りましたよ」と答えると、ラリー井上(村上弘明)は「なら、アタルは変わったのかもしれない。貴方達と会って」と答えた。

ATARU(アタル)-最終回のあらすじとネタバレの後編」へ続く。

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そいうことだったんですね

  • 投稿者-
  • かっぴい