山本八重の7連発スペンサー銃の秘密のネタバレ

山本八重(新島八重)の生涯をあらすじで紹介する実話「山本八重の桜」のあらすじとネタバレシリーズ「山本八重の7連発スペンサー銃の秘密のネタバレ」編です。

このページは「秋月悌次郎の左遷と薩長同盟-長州討伐と四境戦争」からの続きです。

実話「山本八重の桜」の目次は『実話「新島八重の桜」のあらすじとネタバレ』をご覧ください。

■山本覚馬が山本八重にスペンサー銃を購入
1866年、江戸幕府軍が第2次長州討伐で長州藩を攻めていたころ、兄の山本覚馬は中沢帯刀とともに、西洋式銃を調達するため、長崎へと向かっていた。

会津藩では「火縄銃は下級武士の道具」として火縄銃は重要視されていなかった。西洋銃も火縄銃と同じ扱いだった。

しかし、蛤御門の変での活躍により、洋式銃の威力が認められ、京都の部隊に洋式銃を導入することが決まった。山本覚馬はこの銃の調達を命じられたのだ。

既に視力を失いつつあった山本覚馬は、長崎に到着すると、オランダ人医師ボードインに診察してもらう。山本覚間を診察したボードインは、「失明は時間の問題」と診断した。

この時、山本覚馬は医師ボードインから「喫茶は良いが、タバコは体に悪い」と言われたため、キセルを折って捨て、以降はタバコを吸うことは無かった。

(後に山本八重の夫となる新島襄も喫煙者であったが、キセルを捨てて喫煙している。)

その後、山本覚馬は最新式の7連発スペンサー銃を購入し、会津に居る妹・山本八重に送る。後に山本八重の代名詞となる7連発スペンサー銃は、山本覚馬からの贈り物だった。

火縄銃は旧式の洋式銃は「先込め式」で、銃口から弾を詰めてシコシコしてから発射しなければならなかったが、最新式のスペンサー銃は「元込め式」で、手元で弾を込めることが出来きた。

さらに、スペンサー銃はバネ仕掛けで7連射ができるため、旧式中を1発撃つ間に数発が撃てた。スペンサー銃はライフル銃なので射程も800メートルあり、当時は「元込め7連発」と呼ばれて恐れられていた。

山本八重は山本覚馬から受け取った7連発スペンサー銃を手にして喜ぶが、山本八重は川崎尚之助との結婚を切っ掛けに、父の山本権八に砲術の訓練を禁止されていたのであった。

■山本覚馬とカール・レーマン
1867年5月、山本覚馬は、ドイツ商「レーマン商会」のカール・レーマンに西洋式銃1300挺を注文する。

会津藩が1300挺で、紀州藩が3000挺を注文した。会津藩が注文した1300挺のうち、300挺は桑名藩の代理注文である。

山本覚馬が注文したのはシュンドナールド・ゲベール銃(ドライゼ銃)という元込め式の西洋銃だった。これは先込め式のヤーゲル銃などよりも数段格上の銃である。

一言に西洋式銃と言っても様々な種類があり、新型と旧型が入り乱れていた。武器商人は在庫や不良品の旧式銃を日本で処分しようと目論んでおり、知識の無い者は粗悪な洋式銃を掴まされていた時代だった。

しかし、山本覚馬は西洋銃に精通しており、そのような心配は無かった。カール・レーマンは、山本覚馬の西洋式銃に対する知識の深さに驚き、山本覚馬の才能を認めた。

ただ、それほど大量の在庫がなかったため、山本覚馬は在庫がある300挺だけ受け取り、カール・レーマンはシュンドナールド・ゲベール銃を調達するためドイツへと戻った。

山本覚馬が注文した銃は1869年8月6日(明治2年6月29日)に神戸へ届くが、既に戊辰戦争は終わっており、銃は無用の物となっていた。

この銃は明治政府が買い取るが、会津藩(斗南藩)は先に受け取った在庫の銃の代を払っていなかったため、カール・レーマンに訴訟を起こされている。

このほかにも、会津藩は斗南藩時代に、数件の訴訟を起こされている。この中に山本八重の夫・川崎尚之助の訴訟も含まれている。

■山本覚馬と小田時栄の出会い
やがて、長崎で西洋式銃を注文した山本覚馬が京都に戻る。京都に戻った山本覚馬は、オランダ人医師ボードインに失明を宣告されて失望していた。目もすっかり悪くなっていた。

そこで、心配した周囲の人間が、山本覚馬に身の回りを世話をする人間を付けることにした。

そこで白羽の矢が立ったのが、小田勝太郎の妹で小田時栄(小田時榮)という13歳の少女だった。

実話「山本八重の桜」の会津編『実話「山本三郎の生涯」』へ続く。

山本八重の7連発スペンサー銃の秘密のネタバレへのコメント

ライフル銃の割には撃った後の衝撃とか映像反映されてないよね~
普通なら肩抜けるけど~特に女性はね~音なんか山だと消されるけどプロテクター代わりの物してたのかな~・・・消音設備の無い家で練習場作る設定は無理あるな・・・・・

  • 投稿者-
  • クマのう~さん
  • -2013年1月6日

スペンサーライフルはそんなに反動はキツくないぞ。
黒色火薬の時代だし、薬莢もそんなにデカくない。
そもそも発砲して肩が抜けるライフルなんて、一部の物だけ。

  • 投稿者-
  • 匿名
  • -2013年2月12日