松島良隆(高杉真宙)は清煌学院の高校入試に不合格

阪田マサノブが出演するフジテレビの湊かなえドラマ「高校入試」の第6話のあらすじとネタバレのネタバレ編です。

このページは「高校入試-第6話のあらすじとネタバレ」からの続きです。

■高校入試-第6話のあらすじ後編
他方、橘第一高校では、社会科の採点が終わり、水野文昭(阪田マサノブ)が解答用紙を持って入試本部へ訪れていた。

荻野正夫(斉木しげる)が点数を読み上げ、水野文昭(阪田マサノブ)がパソコンに点数を入力していく。

そのころ、沢村翔太(清水尋也)が自宅のリビングのソファーに座っていると、金髪の兄の沢村哲也(荒木宏文)がやってきた。

兄の沢村哲也(荒木宏文)が「一高なんて楽勝だよな」と尋ねると、沢村翔太(清水尋也)は「それより、仕事しないの」と話題を変えた。

そこへ、父・沢村幸造(入江雅人)が帰宅する。沢村翔太(清水尋也)が父・沢村幸造(入江雅人)に「あの件はどうなったの?」と尋ねると、兄・沢村哲也(荒木宏文)が「もしかして、オヤジに裏から手を回してもらっうのか」と笑う。

沢村翔太(清水尋也)が「違うよ」と否定すると、父・沢村幸造(入江雅人)は「ちょっと出てくる」と言い、再び出かけた。

そのころ、英語の採点会場では、ようやく英語の採点が終わり、確認作業に入っていた。

宮下輝明(小松利昌)は「英語チームはいつもビリなのに、今年は順調じゃないか。今年は助っ人が優秀だからか」と自画自賛すると、小西俊也(徳山秀典)が「ここからが厄介なんです」と教えた。

各自が採点した答案用紙を右隣に送り、各自が担当箇所の採点を確認していくと、続々と採点ミスが発覚していく。英語の採点に時間がかかっており、助っ人の相田清孝(中尾明慶)は時計を見て頭を抱える。

一方、入試本部では社会科の点数の入力が終わっていた。77番・芝田麻美(美山加恋)の点数は89点で、合格ラインの微妙な点数だった。

そこへ、滝本みどり(南沢奈央)が国語の回答を持ってきた。国語の教師は、文章問題の採点で疲れているため、滝本みどり(南沢奈央)が入力することになったのだという。

他方、松島良隆(高杉真宙)は、自宅で夕食を食べながら、沢村翔太(清水尋也)が英語の試験中にカンニングをしたため、答案用紙に告発文を書いた時のことを思い出していた。

やがて、英語の試験会場では、採点ミスの確認が終わり、得点の集計作業に入る。

坂本多恵子(高橋ひとみ)は小西俊也(徳山秀典)に集計ミスを指摘されると、「また不良品に当たったのかしら」と電卓に責任を転嫁した。

宮下輝明(小松利昌)が「そうやって観察されてるって事は、毎年同じミスをやらかしているんだな」と指摘すると、坂本多恵子(高橋ひとみ)は「去年は本当に壊れてたの」と言い返した。

すると、小西俊也(徳山秀典)は「去年は関数電卓を配られたんだけど、坂本先生(高橋ひとみ)は消したつもりの点数が累計されたりして、大変だったんです。だから、今年はシンプルな物にして欲しいと本部に言って置いたんです」と話した。

そのとき、春山杏子(長澤まさみ)は、ある男性のことを思い出していた。

春山杏子(長澤まさみ)は男性に「ミスなんて誰にでもあることじゃない。完璧な人間なんて居ないんだから、前向きに考えよう」と告げると、男性は「世の中、そうやって開き直った者勝ちなのか」と答えていた。

一方、採点の終わった村井祐志(篠田光亮)が校舎を出ると、松島崇史(羽場裕一)がタバコを吸っていた。

松島崇史(羽場裕一)はタバコを勧めるが、村井祐志(篠田光亮)は「今日はあっちにしましょう」と言い、2人は保護者待合室の自動販売機で缶コーヒーを購入した。

村井祐志(篠田光亮)が「合格してるといいですね」と話すと、松島崇史(羽場裕一)は息子の松島良隆(高杉真宙)について話し始めた。

松島良隆(高杉真宙)は県外にある全国的な進学校「清煌学院(せいこう学院)」を目指していたが、不合格に成り、橘第一高校を落ちると後が無いのだという。

村井祐志(篠田光亮)が「一高が滑り止めだなんて凄いじゃないですか。絶対に合格していますよ」と励ますと、松島崇史(羽場裕一)は「そんなに優秀じゃないんだ。確証は無いが、学校に嫌な奴が居て、そいつも一高を受けるらしいんだ」と話した。

村井祐志(篠田光亮)が「あっ」と声を漏らす。松島崇史(羽場裕一)は「どうした。試験中に何かあったのか」と尋ねると、村井祐志(篠田光亮)は「いえ、僕にも思い当たる節がありました」と答えた。

一方、入試本部には続々と採点結果が集まり、残すは英語だけとなっていた。

試験番号77番・芝田麻美(美山加恋)の4教科の合計点数は334点で、合格ラインから5番目だった。そして、合格ラインの生徒とは6点差だった。

他方、英語の採点が終わる。問題の試験番号77番・芝田麻美(美山加恋)の点数は95点だった。

宮下輝明(小松利昌)は「時間いっぱい出来ていれば満点だったかもしれない。失格になっていたら、確実に訴えられていたな」と安堵する。

各先生が確認の印鑑を押し、英語の採点は終了するが、答案用紙の回収ミス問題が残っていた。

坂本多恵子(高橋ひとみ)は「回収ミスがあったとしても、私には関係ないわ。試験会場2を担当していた春山先生(長澤まさみ)が説明すれば良いんじゃない。教科担当として報告は私がするわ」と指示した。

そして、坂本多恵子(高橋ひとみ)は「パソコン入力は小西先生(徳山秀典)に任せるわ。まさか、私にやらせようというわけないでしょ」と告げた。

宮下輝明(小松利昌)が「何かあったんですか」と尋ねると、小西俊也(徳山秀典)は「期末試験で1人ずらして入力したんです」と教えた。宮下輝明(小松利昌)は「勇者だ」と関心する。

その後、春山杏子(長澤まさみ)と坂本多恵子(高橋ひとみ)と小西俊也(徳山秀典)の3人は入試本部を訪れ、坂本多恵子(高橋ひとみ)は答案用紙が1枚足りないことを報告するのであった。

第6話の感想は「高校入試の問題を流出させた犯人は山崎紘菜」をご覧ください。

第7話のあらすじは「高校入試-第7話のあらすじとネタバレ」をご覧ください。

ドラマ「高校入試」の原作や主題歌については『ドラマ「高校入試」の原作や主題歌』をご覧ください。

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コメント欄

毎回、詳しい解説ありがとうございます。

相関図に田辺の兄だけ年齢がないのは気になって調べたところ、ヤフーテレビ ドラマ特集秋号のあらすじで 田辺弟は5年前の兄の一高受験を振り返る。とありました。そうなると田辺は今20となります、

最初は村井と同級生だと思っていたのですが、違いました。5つだと後輩という線もなくなりますね

ですが、村井と沢村兄が中学の同級生というのは間違いないと思います。

恐らく、松島の息子と同じく自分も沢村兄にいじめを受けていた。だから沢村兄と同じ一高に受からなくてよかったと思いつつも一高コンプレックスはある(たぶん、村井は三高ですね、1話で三高の話が出た時動揺してましたから)

村井を黒幕だとすると、松島の息子の状況を知っている。恩師と教え子で現在も地元に住んでいるなら、息子と村井は個人的な接点はあると思います、事実、顔は知ってましたし そうなると、動機は沢村家へのバカげた理由ですが復讐

沢村父はきっと村井が上の子と同級生だと気づき事件は解決するではと考えてます。

石川衣里奈にメールしたのは、村井か田辺だと私はにらんでます。ただ、村井は一応、一高の教員ですから問題のリークは可能(金庫の鍵、暗証番号など知るのは彼にとって簡単なこと) わざわざ衣里奈に頼む必要はないかとも思います

長々すいません

  • 投稿者-
  • いつも見てます!

すいません、言葉足らずでした

沢村家への復讐というのは、沢村弟を落とし沢村家に恥をかかすためということです

  • 投稿者-
  • いつも見てます!

いつも見てます!さんへ。
管理人様ではないのに、レスすみません。
私も気付かなかった事なので思わずなるほど!と思ってしまいコメしてしまいました。

沢村兄と村井先生が中学の同級生ってのは有り得ますね。まさかあのシーンだけで沢村兄はもう出てこないってことはないでしょう。(相関図にも載る位ですから)
村井先生が沢村兄にいじめられていたのであれば、村井先生と松島息子、もしかしたら松島先生も沢村家に恨みはあるでしょうね。

もう、村井先生に関してはいろんな説が考えられるから私自身混乱しています。
石川にメールした人物は、あの流れからして採点中に送られてきたはずだから村井先生ではないでしょう。
個々のエピソードや場面が一つに繋がりそうで繋がらないのが悔しいですね。

  • 投稿者-
  • いちご

こんばんは。毎週ハラハラしてみています。自分の予想を書いてみます。

杏子先生(長澤まさみ)と小西先生(徳山秀則)がグルで、書き込みをしていた受験生を見つけてサイト上で繋がり、復讐に利用したのかな、と思いました。

7話では、、杏子先生の彼氏らしき男性(姜暢雄)が何かのミスをしてひどく自己嫌悪になっている回想シーンがあったことから、彼氏がかつて一高の教師をしていて入試で採点ミス(入力ミス?)をして大変なことになり、校長から処罰を受けたと予想。
そして、他校へ飛ばされて精神を病んだ、落ちた生徒から恨まれ、本人が自殺してしまったなど不幸なことが起こった。

一高のせいで彼氏を失った杏子先生(長澤)は恨みを持つ可能性がある。
復讐を誓って一高の教師になり、入試をつぶそうとしているのかも?

また、小西先生(徳山)は、杏子先生の彼氏(姜)の兄弟で、兄の恨みを一緒に晴らそうと協力している可能性がある。

相関図を見ると、小西先生(徳山)と彼氏(姜)は苗字が違うが、役名がそれぞれ
「小西俊也」と「寺島俊章」になっている。
同じ「俊」という文字があることから、親が離婚して別々の苗字になった実兄弟なのでは?と予想。

ほかにも怪しい人が多いのですが。。。。インディゴリゾートの人は何だろう?とか。

まだまだドンデン返しがありそうですね。

  • 投稿者-
  • hina

もしかしたら
小西先生は教育委員会かどこかから送られた指導員のような役割という線は考えられないだろうか?

採点の最中にあんなに坂本先生を注意深くみる余裕があるし
完璧に採点をこなしている
そして、なにより
一高出身ではなく出世に興味もない。

春山先生は一緒に調査に協力を頼もうとしたのではないかと思えてくる。

水野先生は元々女ではないか?
宮下と当時つきあっていたとか
村井に対して「ああいう男には気をつけた方がいい」という発言は女性同士の会話で出てくる発想な気がしてくる・・・

荻野先生も誘導敵発言が多いような気がするし・・・

そろそろ出来事を四つ位のチーム分けして考えないと話がまとまらないのではないだろうか

  • 投稿者-

いつも見てます!さんへ
情報ありがとうございます。兄の田辺光一(中村倫也)が5年前に入試を受けたのであれば、試験結果が開示されるようになったのは4年前なので、田辺光一(中村倫也)が採点ミスを主張して、開示の切っ掛けを作った、という可能性もありますね。

私も、村井祐志(篠田光亮)と沢村幸造(入江雅人)の2人は同級生だと思うので、イジメの件はあり得ると思います。

いちごさんへ
採点会場は教科によって場所が違い、英語は会議室で円型になって採点をしていましたが、数学は大教室の様な部屋で一方向を向いて採点をしていました。

数学の先生同士は席も離れていたようなので、数学を採点していた村井祐志(篠田光亮)なら、電卓を叩くふりをしてメールを入力することも出来たと思います。

hinaさんへ
おそらく、坂本多恵子(高橋ひとみ)が自分のミスを春山杏子(長澤まさみ)の彼氏・寺島俊章(姜暢雄)のせいにしたため、彼氏・寺島俊章(姜暢雄)だけが処分を受けたのでしょう。

春山杏子(長澤まさみ)が復讐に来るのだから、彼氏・寺島俊章(姜暢雄)は自殺していると思います。

小西俊也(徳山秀典)と寺島俊章(姜暢雄)の2人が兄弟という予想は面白いと思います。気付きませんでした。

祥さんへ
私も、小西俊也(徳山秀典)は文部科学省から派遣された潜入調査官のような気がします。

水野文昭(阪田マサノブ)はクネクネしているので、高校時代から宮下輝明(小松利昌)に虐められていたのではないかと思います。2人が付き合っていた説も面白いですね。

  • 投稿者-
  • 管理人

自分は「黒幕」が、計画変更を余儀なくされつつも新たな展開を楽しんでいると思います。
・当初は田辺が何らかの「事件」を起こすため、杏子から解答用紙を二枚もらい、二枚とも提出する予定だった。結果、回収される解答用紙は41枚となるが、回収担当の杏子は共犯であるため関係ない(水野が確認する時にバレそうだが・・・。)。が、村井が回収することになったため、止むを得ず「白紙」を出した。
・杏子の携帯を鳴らす、という計画は思わぬ展開で別の生徒のものが鳴ったが、上記のようにもう一つの「解答用紙を使った」何らかの「事件」は起こらなかった。
・「黒幕」は、田辺が解答用紙を二枚提出したと思い、掲示板に「賽は投げられた」と書き込んだ。実際には「白紙」のみが提出されたが、それが学校側にとって「新たな大問題」になっていると知り、引き続き行く末を見守っている。
・その証拠に、「白紙」「解答用紙が足りない」という書き込みは物語の最後まで現れない。(現れなかったはず。)
・色々な思惑のあるグループが存在していそうだが、それらをまとめている「黒幕」は若干情報の入りにくいところにいるのでは?

それにしても本部に解答用紙が一枚足りない、と報告されてから掲示板に書かれるまでが早過ぎる。
個人的には松島が「息子のことだけ祈ってるよ」と言った後にニヤリと笑ったように見えたのが気になります。やはり、同窓会長一家への復讐を考えているのか。

  • 投稿者-
  • ニケ