春日局(麻生祐未)が万里小路有功(堺雅人)に激怒

小澤美和が出演するTBSの男女逆転ドラマ「大奥-誕生(有功・家光篇)」の第7話「私の分身私の献身」のあらすじとネタバレのネタバレ編です。

このページは「大奥-誕生(有功・家光篇)第7話のあらすじとネタバレ」からの続きです。

■大奥-第7話のあらすじ後編
8月1日は、徳川家康の関東入国を祝って、諸大名が江戸城へ登城する。この日を八朔という。

寛永20年8月1日、諸大名は跡継ぎを連れて登場し、徳川家光に祝いの言葉を述べる。

滞りなく八朔祝儀が終わると、松平輝綱(小澤美和)は父・松平信綱(段田安則)は「讃岐守様のご子息は、娘子ですぞ。それだけではございませぬ。登城の際、男の格好をした娘が多いこと。父上はお気づきになりませんでしたか?」と話した。

一方、雪(南沢奈央)は、八朔の儀を終えて江戸城から戻ってきた稲葉正則(西山潤)に、上様の様子を事細かに質問する。

稲葉正則(西山潤)は詳細までは覚えておらず、「登城の義で上様がかける言葉は決まっています。それに、私もお城に参内することに馴れておりませんから。それにしても、暑かった。一日で汗疹ができました」と答えた。

ある日、6人衆は会議を開き、「赤面疱瘡(あかづらほうそう)により、跡継ぎが出来ず、尾家断絶になることは好都合かと思っていましたが、親藩のなかにも尾家断絶になる大名が出てきております」と相談していた。

6人衆の堀田正盛(菅原卓磨)が「女子の後継を認めるべきでは」と提案するが、春日局(麻生祐未)は「何を馬鹿な。女が余っておるなら、側室を持って子供を産ませればよいではないか」と反対した。

しかし、稲葉正勝(平山浩行)は「私はあの人の側で拝見しておりますが、先代・家光公と同様、いえ、それ以上に名君となられる器であると、日々、思うように成りました」と女性相続に賛成した。

松平信綱(段田安則)も「貴女様(麻生祐未)も徳川家光公が亡くなられるとき、仰せになったではござらぬか。今は常の時にあらず。全ては徳川家の治世を守るためでござる」と稲葉正勝(平山浩行)に賛成した。

会議後、春日局(麻生祐未)は、6人衆が自分の意見に従わないことに苛立ちを覚えながら、廊下を歩いていると、飾り付けられた菊の花を見て驚いた。

春日局(麻生祐未)は直ぐに、万里小路有功(堺雅人)の部屋を訪れて「菊観などと、何をお考えか。ここは宮中とは違いますぞ。大奥に居る男は、上様をお守りする武士ですぞ。市中では毎日、死人を焼く臭いが立ちこめているのに」と中止を命じた。

しかし、万里小路有功(堺雅人)は「私も御上からお扶持を貰っており、全て私のお扶持でまかなっております。もとより、剣術の鍛錬も怠ってはおりません。大奥に囚われの日々を過ごす男達が、1夜、皆で菊を愛でることの何処がいけませんのか」と反論した。

万里小路有功(堺雅人)の部屋を出た春日局(麻生祐未)が、誰も自分の意見を聞かないことに臍をかんでいると、怒りが頂点に達し、気を失って倒れてしまった。

徳川家光(多部未華子)は徳川家光(多部未華子)から報告を受ける。徳川家光(岩井秀人)によると、春日局(麻生祐未)は薬絶ちをしているのだという。

徳川家光(多部未華子)は直ぐに春日局(麻生祐未)の部屋を訪れ、「なぜ、薬断ちをしておるのじゃ」と問うと、春日局(麻生祐未)は「先代が赤面疱瘡(あかづらほうそう)をお病みなされたさい、神仏に祈願して薬絶ちを誓いました」と答えた。

徳川家光(多部未華子)は「父上は既に亡くなっておる」と諭すが、春日局(麻生祐未)は「だからこそでございます。上様にお子ができるまでは、この誓いは破れませぬ」と頭を下げた。

徳川家光(多部未華子)は「馬鹿者。ワシが命じる。薬を飲め。薬を飲まずに死んだら承知せぬぞ。ワシが切って捨てるぞ。良いな、春日(麻生祐未)」と諭すと、春日局(麻生祐未)は頭を下げた。

その後、徳川家光(多部未華子)は、矢島(阪田瑞穂)に春日局(麻生祐未)の世話を命じた。

矢島(阪田瑞穂)は千代姫の育児を理由に拒否したが、徳川家光(多部未華子)に強く命じられ、渋々、引き受けていた。ただ、矢島(阪田瑞穂)は、ほとんど春日局(麻生祐未)の面倒を見なかった。

話を聞いた万里小路有功(堺雅人)が春日局(麻生祐未)の面倒を見ることにした。

春日局(麻生祐未)は「毎日来なくても良い」と嫌みを言うが、万里小路有功(堺雅人)は「写経は何処ででも出来ますゆえ、こちらでしているまでのこと」と言い、毎日、春日局(麻生祐未)の部屋に通った。

そのようななか、村瀬正資(尾美としのり)が慌ててやってきた。大奥で赤面疱瘡(あかづらほうそう)が発症したのだという。

半身麻痺となったお楽(窪田正孝)のために雇った部屋子が2人感染し、お楽(窪田正孝)まで赤面疱瘡(あかづらほうそう)に感染したのだという。

万里小路有功(堺雅人)は「馬鹿な。赤面疱瘡(あかづらほうそう)は、せいぜい16~7の男がかかる病気では」と驚くと、春日局(麻生祐未)は「まれに成人でもかかることがございます。先代、家光公は御年31歳でかかり、お亡くなりになりました」と教えた。

万里小路有功(堺雅人)は村瀬正資(尾美としのり)に、「直ぐに、お夏様(市川知宏)とお玉様(田中聖)から遠ざけるのじゃ。春日局(麻生祐未)のお部屋の次の間に。私は3人と一緒に生活し、食事は女の矢島(阪田瑞穂)に運ばせる」と命じた。

村瀬正資(尾美としのり)は「看病など、上様がお許しに成るはずがございませぬ」と反対したが、万里小路有功(堺雅人)は「上様にはたちの悪い風邪にかかったとでも言っておけ。私は大奥に要らぬ男だ。赤面疱瘡で死んだとて、何の不都合がある」と命じた。

そして、万里小路有功(堺雅人)が春日局(麻生祐未)に部屋の使用許可を求めると、春日局(麻生祐未)は「何の依存がございましょう。この死にかけのババが役に立つのであれば、良きように」と許可した。

そのころ、稲葉家では、稲葉正則(西山潤)が高熱を出して寝込んでおり、雪(南沢奈央)は賢明に看病していたのであった。

第8話のあらすじは「大奥-第8話のあらすじとネタバレ」をご覧ください。

ドラマ・映画「大奥」の登場人物のモデルは「よしながふみ「大奥」で実在するモデルのまとめ」をご覧ください。

ドラマ「大奥」の原作や主題歌については『大奥-誕生(有功・家光篇)の原作と主題歌』をご覧ください。

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