黄金の豚の真犯人(黒幕)と最終回

ドラマ「黄金の豚 会計検査庁 特別調査課」の第1話「税金ドロボー官僚に喝」の犯人(黒幕)と最終回の予想です。このページは「黄金の豚の感想」からの続きです。

それに、他人の財物を騙し取る詐欺師の堤芯子が、癒着で利益を得る池之端長官に怒りを覚える理由が分からない。詐欺師の堤芯子が堤芯子に「金返せ」と言うシーンでは失笑しまった。まさに「盗人猛々しい」である。

最後に、久留米勲(宇津井健)が堤芯子(篠原涼子)に「Truth lies at the bottom of a well(真実は井戸の底にある)」と言うので、会計検査庁では組織的な不正が行われているのだと思う。

組織的な不正を行っている犯人、つまり、ドラマ「黄金の豚-会計検査庁-特別調査課」の真犯人(黒幕)は、会計検査庁の茶々万史郎(近藤芳正)と芦田隆一(山崎大輔)の2人だと思う。

最終回を予想してみる。第1話で、堤芯子が会計検査庁へ提出した履歴書が、最終回の伏線になっていると思う。堤芯子が茶々万史郎と芦田隆一との不正を暴くが、堤芯子の正体がばれて私文書偽造罪で再逮捕されると思う。

実際には履歴書に逮捕歴を記入しなくても私文書偽造罪にはあたらないと思うが、ドラマ「黄金の豚」では私文書偽造罪が成立する設定なになっている。第1話で履歴書の私文書偽証罪を説明する行も伏線になっているのだろう。

私なら、「経歴を偽って会計検査庁の検査官となり、給与を騙し取った」として詐欺罪が成立させ、最終回で堤芯子を詐欺罪で逮捕する。

ドラマ「黄金の豚 会計検査庁 特別調査課」は後味が悪い。第1話で、介護付き老人ホーム業者と癒着していた社会福祉庁の池之端長官に1億3000万円の追徴課税がかせられるが、池之端長官が依願退職したため、国庫から1億3000万円の退職金が支払われ、プラスマイナスゼロになるというオチがつく。

そこで終わってしまうと、勧善懲悪としての爽快感が無く、ベトッとした後味になってしまう。ストリーとしては面白いが、ドラマとしてはつまらないと思う。

ドラマとしてはつまらないが、ストリーとしては面白そうなので、第2話からの展開に期待したい。

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