カラマーゾフの兄弟-あらすじとネタバレ

市原隼人が主演するフジテレビのドストエフスキ原作ドラマ「カラマーゾフの兄弟」の第1話「汚れた血族」のあらすじとネタバレのあらすじ編です。

ドラマ「カラマーゾフの兄弟」の原作や主題歌は『「カラマーゾフの兄弟」の原作や主題歌」をご覧ください。

■カラマーゾフの兄弟-あらすじ
それにしてもよく食べますね。お父さんが殺されたというのに。黒澤文蔵(吉田鋼太郎)さんは、カラスミ町の有力者でありながら、周囲の誰からも死ねば良いと思われていた。そのお父さんを殺したのは貴方ですか。

ある日、弁護士をしている黒沢家の次男・黒澤勲(市原隼人)は、多忙な日々を送っていた。黒沢家の三男・黒澤涼(林遣都)は、医大生をしていた。

黒沢家の長男・黒澤満(斎藤工)は遊び人で、怪しい投資話に乗って失敗し、借金を背負っていた。

ある日、黒沢家当主・黒澤文蔵(吉田鋼太郎)は次男・黒澤勲(市原隼人)に電話し、「家族会議だ。今度の土曜日に帰ってこい。3時だ」と告げた。

次男・黒澤勲(市原隼人)は「その日は裁判の準備が忙しくて」と断ったが、黒澤文蔵(吉田鋼太郎)は「お前は俺の期待を裏切らないよ」と言って電話を切った。

土曜日、長男・黒澤満(斎藤工)が黒沢家にやってくると、既に長男・黒澤満(斎藤工)と三男・黒澤涼(林遣都)の2人は既に来ていた。

次男・黒澤勲(市原隼人)と三男・黒澤涼(林遣都)の2人は帰省する予定は無かったが、当主・黒澤文蔵(吉田鋼太郎)に家族会議だと言われて、呼び出されたことを明かす。

すると、長男・黒澤満(斎藤工)は「俺がオヤジに言ったんだ。生前贈与してもらおうと思ってさ。金を貸してくれないから、死んだらもらえる物を先に貰おうと思ってさ」と話した。

長男・黒澤満(斎藤工)が「お前(市原隼人)が弁護士で、こっち(林遣都)は医者か。半分、別の血が流れているだけで、こうも違うものかね」と呆れる

次男・黒澤勲(市原隼人)が話題を変えて三男・黒澤涼(林遣都)に大学の状況について尋ねた。

三男・黒澤涼(林遣都)は「決めたんだ。精神科に進もうと思ってる」と答えると、動揺した次男・黒澤勲(市原隼人)は「まだ決めるのは早いんじゃ無いかな」と答えた。

3時を過ぎても当主・黒澤文蔵(吉田鋼太郎)は戻ってこず、秘書・小栗晃一(渡辺憲吉)は「だんな様と連絡を取りましたが、急な用件で帰ってこられなくなったとのことです」と告げた。

三男・黒澤涼(林遣都)は「先週は母さん(安藤サクラ)の命日だったね。母さん(安藤サクラ)の墓参りへ行こう」と提案したが、長男・黒澤満(斎藤工)らは忙しいと言い、それぞれに立ち去った。

三男・黒澤涼(林遣都)は1人で母親の墓参りをする。母親は、三男・黒澤涼(林遣都)が2歳の時に死んだ。兄弟も母親については語りたがらず、三男・黒澤涼(林遣都)は母親の死因も知らなかった。

三男・黒澤涼(林遣都)は墓参りを終えて町を歩いていると、虐められている小学生を見かけ、助けてやった。

三男・黒澤涼(林遣都)が事情を訊くと、小学生は家が貧乏だから虐められているのだという。

三男・黒澤涼(林遣都)は「名前は何て言うの?僕は黒澤涼だ」と尋ねると、小学生は「黒沢なんて死んじまえ」と言い、三男・黒澤涼(林遣都)の手を噛んで走り去った。

当主・黒澤文蔵(吉田鋼太郎)は一代で莫大な財産を築き上げており、多かれ少なかれ、当主・黒澤文蔵(吉田鋼太郎)を恨む者が多かったという。

カラマーゾフの兄弟-あらすじとネタバレの後編」へ続く。

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