医龍3・第2話のあらすじとネタバレ

ドラマ「医龍3」の第2話「花嫁が迫られた命より重い選択!神の手vs悪魔の指先」のあらじとネタバレのあらしす編です。第1話は「医龍3第1話のあらすじ」をご覧下さい。

野口賢雄(岸部一徳)が手土産にアメリカから引き抜いた黒木慶次郎(遠藤憲一)が、左冠動脈狭窄による心筋梗塞で倒れた麻酔医の荒瀬門次(阿部サダヲ)をカテーテル手術で助けた。

朝田龍太郎(坂口憲二)でも4時間かかる手術を、荒瀬門次はわずか45分で終わらせた。しかも、カテーテルは体へのが少なく、荒瀬門次は4日で退院できる見込みだ。

黒木慶次郎は、元テキサス大学循環器内科の教授で、アメリカの医療界で彼を知らない者は居ない世界一のカテーテル医だった。

野口賢雄(岸部一徳)は鬼頭笙子(夏木マリ)に、「カテーテルは患者への負担が小さく、傷も少ない。直ぐに退院できるので、回転率が上がる。手術時間も短いので医者が何人もの患者を手術できる。黒木慶次郎を中心とした循環器内科のカテーテル部門を強化してIMA(世界の病院審査機構)を目指すべきだ」と、チーム黒木をメディカルツーリズム構想の柱することを訴えた。

鬼頭笙子は野口賢雄を明真大学付属病院の改革委員のメンバーに起用した。荒廃した明真大学付属病院には、野口賢雄の経営哲学が必要だった。

院内エレベーター付近で、父親の見舞いに来た根岸紗江(松下奈緒)が倒れた。根岸紗江は重度のASD(心房中隔欠損症)による心不全を起こしていた。

根岸紗江は自宅付近の病院に通い投薬治療中だったが、状態は悪く、手術が必要だった。加藤晶(稲森いずみ)は執刀医に朝田龍太郎(坂口憲二)を選んだ。

根岸紗江は10日後に結婚式を挙げる予定だったため、退院できる日を気にしていた。父親が末期の胃がんで入院しており、余命1ヶ月だった。父親のために結婚式を見せてやたいと思っていた。傷跡も気にしていた。手術になれば胸を15cmほど切らなくてはならない。

話を聞いていた黒木慶次郎(遠藤憲一)が根岸紗江の病室を訪れ、カテーテル手術を薦めた。太ももの静脈からカテーテルを挿入すれば、胸に傷は残らない。手術は2時間で終わり、3日で退院できる。

根岸紗江は朝田龍太郎の手術ではなく、黒木慶次郎のカテーテル手術を受けることにした。

加藤晶(稲森いずみ)は、ASD(心房中隔欠損症)に対するカテーテルの歴史は浅く、リスクが高いと説明した。婚約者のアドバイスもあり、根岸紗江は朝田龍太郎の手術を受けることにした。

根岸紗江は朝田龍太郎に苦悩を打ち明けた。父親は結婚して直ぐに交通事故で母親を亡くし、タクシー運転手をしながら、小さかった根岸紗江を男手1つで育た。朝から晩まで働いた末、胃がんで余命1ヶ月となってしまった。せめて、母親のウエディングドレスを着て式を挙げたかった。胸に傷のつかないカテーテルがつかえれば…。「医龍3のネタバレ」へつづく。

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