とんび-第2話のあらすじとネタバレ

荒川槙が出演するTBSの親子鷹ドラマ「とんび」の第2話「最愛の決断」のあらすじとネタバレのあらすじ編です。

ドラマ「とんび」の原作や主題歌については「「とんび」の原作や主題歌」をご覧ください。

第1話のあらすじは『「とんび」のあらすじとネタバレ』をご覧ください。

■とんび-第2話のあらすじとネタバレ
ある日の夜、ホモ疑惑が浮上する市川旭(あきら=佐藤健)は、幼児(黒澤宏貴)の手を引いて夜道を歩いていた。

幼児の手は冷たかった。市川旭(佐藤健)は幼児(黒澤宏貴)の手の冷たさで、「俺はどうやって、その手を暖めてもらったんだっけ」と、父・市川安男(内野聖陽)のことを思い出していた。

昭和54年(1979年)、ある日の朝、息子の市川旭(6歳=荒川槙)に起こされた市川安男(内野聖陽)は、急いで朝食を準備すると、市川旭(荒川槙)を幼稚園へ送り、職場へと向かった。

その日の夕方、居酒屋の女将・たえ子(麻生祐未)が幼稚園へ市川旭(荒川槙)を迎えに行くと、市川旭(荒川槙)は少しションボリして、太った先生に「おばちゃんが迎えに来たから帰ります」と挨拶し、幼稚園を後にした。

たえ子(麻生祐未)が「何かあった?」と尋ねたが、川旭(荒川槙)は「何もないよ」と答えた。

その日の夜、市川安男(内野聖陽)が市川旭(荒川槙)を連れて銭湯へ行くと、番台に座っている女将が見合いを勧めてきた。

市川安男(内野聖陽)が見合いを断るが、女将は「アンタみたいなのが子供を育てられる分けないだろ。こないだだって、アッ君を放っておいて、酔っ払って。育てられる身にもなってみな」と苦言を呈した。

市川安男(内野聖陽)は「余計な事を言うな。俺と旭(荒川槙)は楽しくやってんだ。母親なんか今更、要るか」と怒り、風呂へ入った。

その後、市川安男(内野聖陽)が市川旭(荒川槙)の頭を洗っていると、市川旭(荒川槙)は「今度、幼稚園で家族の絵を描くんだ。僕、お父さんの顔は描けるけど、お母さんの顔は描けないんだ。だから、お母さんの写真を持って行って良い?」と尋ねた。

市川安男(内野聖陽)は「お父さんだけで良いじゃないか」と諭したが、市川旭(荒川槙)は「お母さんは見えなくても、ずっと一緒に居ると思ってるから」と答えた。

そして、自宅へ戻った市川旭(荒川槙)は、母・市川美佐子(常盤貴子)の写真を受け取ると、「上手に書くからね。お母さん」と言い、写真を見て喜んだ。

翌日の午後、市川安男(内野聖陽)が事務所に戻ると、同僚が「ヤッさん。見合いするんですか?さっき、銭湯の女将が『忘れ物』だって」と言い、見合い写真を渡した。

別の同僚が「美佐子さん(常盤貴子)が死んでまだ2年じゃないですか。俺、納得できねーっす」と詰め寄ると、市川安男(内野聖陽)は「しねーよ」と一蹴した。

そこへ、別の同僚が来て、「旭君(佐藤健)は寂しかったりしないの?僕が17の時にオヤジが再婚したんだけどね。母親はいい人なんだけど、どこか打ち解けられなくてね。もっと子供の時だったら、と思う事があってさ」と心配した。

市川安男(内野聖陽)は「一時はやたらとオネショすることがあって、寂しかってたんだと思うんですがね。今はアイツなりに折り合いを付けてやってるんじゃないですかね」と答えた。

その日の夜、市川安男(内野聖陽)が幼稚園へ市川旭(荒川槙)を迎えに行くと、市川安男(内野聖陽)は先生に職員室へ呼ばれた。
太った先生は、市川旭(荒川槙)が園児トモヨシと喧嘩したことを教え、話し始めた。

市川旭(荒川槙)が市川美佐子(常盤貴子)の写真を見ながら家族の絵を描いていたところ、1人の園児が「見せて」と言い、写真を見て「綺麗」といって褒めた。

それを聞いた他の園児も「私も見せて」と言って集まってきた。大勢が集まってきたため、不安になった市川旭(荒川槙)は「返して」と言って写真を取り返そうとした。

しかし、写真を持っていた園児トモヨシは「まだ見てるだろ」と言って、写真を放さず、奪い合いになり、写真は破れてしまった。

そして、園児トモヨシが「貼ればいいだろ。紙なんだし」と悪ぶると、市川旭(荒川槙)は怒って園児トモヨシを突き飛ばしたのであった。

それを聞いた市川安男(内野聖陽)は「さすが俺の子だ。そこで怒らなければ、俺の子じゃない」と市川旭(荒川槙)を褒めた。

太った先生は「暴力はいけません」と注意すると、「問題はこの後なんです」と言い、話しを続けた。

喧嘩の後、市川旭(荒川槙)は落ち着きを取り戻し、テープで貼り合わせた写真を見ながら家族の絵を描いていたところに、園児トモヨシの母親が迎えに来た。

母親が園児トモヨシに「大丈夫?でもトモヨシも悪いところがあったよ。旭君(荒川槙)には謝った?」と注意しているのを見て、市川旭(荒川槙)は写真を破り始めたのだという。

太った先生は「旭君(荒川槙)は頭が良いから何も言わないけど、本当は寂しいんだと思うんです。しばらくは気にかけるようにしてあげてくれませんか」とアドバイスした。

その後、市川安男(内野聖陽)が小料理屋「夕なぎ」に寄ると、女将・たえ子(麻生祐未)が「私が迎えに行くでしょ。旭君(荒川槙)がタタターっと寄ってくるの。でも、周りもお迎えでしょ。みんな『お母さん、お母さん』って言ってるの。旭君は一瞬ばつの悪そうな顔をして『おばちゃん』って言うの」と教えた。

そして、女将・たえ子(麻生祐未)は「そういうちょっとした寂しさが、毎日、毎日、溜まっていくの。また出るかも知れないわよ。オネショ。怒ったら駄目よ。オネショは子供の涙なんだから」と話した。

市川旭(荒川槙)は、その日の夜からオネショをするようになった。市川安男(内野聖陽)はオネショの度に起こされ、オネショの始末をする。

やがて、疲労も溜まり、仕事でも居眠り運転をしそうになった。部屋も荒れ果てており、市川安男(内野聖陽)は「やっぱり、1人じゃ無理なのかな」と、ため息をつき、市川美佐子(常盤貴子)の遺影を見つめた。

とんび-第2話のあらすじとネタバレの後半」へ続く。

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