神宮寺勇太の賽銭泥棒事件

ジャニーズJr.の神宮寺勇太が出演するフジテレビの心霊ドラマ「幽かな彼女」の第1話「先生は情熱ナシでも霊感アリ?」のあらすじとネタバレのネタバレ編です。

このページは「幽かな彼女-あらすじとネタバレ」からの続きです。

■幽かな彼女-あらすじ後編
その日の夜もアカネ(杏)は盛塩に囲まれ、身動きがとれない状態だった。幽アカネ(杏)は神山暁(香取慎吾)に「どけてもらえませんか、お塩。凄く熱いんです」と頼むと、神山暁(香取慎吾)は仕方なく、盛塩をどけてやった。

アカネ(杏)が「私、この部屋の呪縛霊なんです。座って話しませんか?人と話すのは久しぶりなんです。最後にここに人が住んでたのは4年前だし、その前の人たちも直ぐに引っ越しちゃうし」と喜ぶと、神山暁(香取慎吾)は「貴女が驚かすからでしょ」と呆れた。

アカネ(杏)は「だって、幽霊の生きがいみたいなもんだし」と釈明すると、神山暁(香取慎吾)は「生きがいって、死んでるじゃん」と呆れた。

すると、アカネ(杏)は「幽霊になって初めて突っ込まれた」と喜んだ。

翌日、相田拓途(神宮寺勇太)が高校生と一緒に居た、という目撃情報が入ったため、神山暁(香取慎吾)と河合千穂(前田敦子)の2人は相田拓途の自宅を訪れるが、相田拓途は留守だった。

河合千穂(前田敦子)は両親に電話しようとしたが、神山暁(香取慎吾)が「本人の意思で学校をサボってるんだから、そこまでしなくても良いんじゃないですか」と言うと、河合千穂(前田敦子)は「そうですね」と同意した。

河合千穂(前田敦子)は旅行会社かマスコミの仕事をしたかったのだが、就職難で就職が決まらず、公務員なら良いなと思って公務員を探したら、教師という貧乏くじを引いてしまったのだという。

その日、神山暁(香取慎吾)が仕事から帰宅すると、浮遊霊の吉岡(佐藤二朗)らが遊びに来ていた。浮遊霊はあちこちに移動できるが、アカネ(杏)は地縛霊なので、部屋から出られないのだという。

アカネ(杏)は小原南中学校で教師をしていたが、いつ、どのようにして死に、どうして地縛霊になったのかは記憶に無いのだという。あだ、学校で教鞭を執っていたときの記憶はあるのだという。

アカネ(杏)が話していると、神山暁(香取慎吾)の携帯電話が鳴った。不登校の生徒・相田拓途(神宮寺勇太)が万引きをして捕まったが、仲間の高校生は逃げた、ということだった。

神山暁(香取慎吾)は相田拓途(神宮寺勇太)の事が気になっていたが、過去の出来事を理由に生徒に踏み込むことを恐れ、生徒個人の問題には踏み込まないようにした。

浮遊霊の吉岡(佐藤二朗)から相田拓途(神宮寺勇太)の問題を聞いたアカネ(杏)は、神山暁(香取慎吾)に「様子を見に行ってください。間違った道に進もうとしている生徒を引き留めるのは教師の勤めじゃないですか」と熱弁をふるう。

しかし、神山暁(香取慎吾)は「今は、そういう時代じゃないんだ。あいつらは教師に何も求めてないんだ。俺は生徒個人の問題に踏み込む気は無いんだ」と言い、拒否した。

そうは言ったものの神山暁(香取慎吾)はその後、相田拓途(神宮寺勇太)の事が気になり、携帯電話に電話してみた。しかし、相田拓途(神宮寺勇太)は「話なんてしても仕方ない」と言い、電話を切った。

神山暁(香取慎吾)がもう1度電話しようとすると、浮遊霊の吉岡(佐藤二朗)が現れ、相田拓途(神宮寺勇太)が居る場所を探してくれた。

神山暁(香取慎吾)が神社に駆けつけると、相田拓途(神宮寺勇太)が高校生に賽銭泥棒をさせられていた。

神山暁(香取慎吾)は相田拓途(神宮寺勇太)らのことを見過ごそうとしたが、アカネ(杏)の言葉を思いだし、相田拓途(神宮寺勇太)を呼び止めた。

好きでこんな事をしてるんじゃないだろ。顔を見れば分かるんだ。助けてくれって書いてあるのが。じいさんが死んで、両親も忙しくて、自分の事なんて誰も見てくれていないって。分かってるんだよな、大人に相談したって無駄だって。

俺は、お前のことを見てるぞ。お前の担任になったのは最近だし、信用なんかしなくてもいいけど、ちゃんと見てるから。だから、お前もちゃんと言え。嫌なら嫌って、寂しいなら寂しいって。

相田拓途(神宮寺勇太)は、神山暁(香取慎吾)の言葉を聞いて死んだ祖父を思い出す。「顔に助けてくれって書いてある」それは、唯一自分のことを見てくれていた祖父の言葉であった。

高校生が「先生、気持ち悪いですよ」と笑うと、神山暁(香取慎吾)は「じゃー、もっと気持ち悪い事を言うけど、変な連中に関わるなって顔で、じいさんがそこに来てるぞ」と告げた。

高校生が「こいつのじいさんは去年、死んだんだ」と笑おうとすると、どこからか相田拓途(神宮寺勇太)を呼ぶ声が聞こえてきた。その声を聞いた高校生は気持ち悪がって逃げてしまった。

神山暁(香取慎吾)は相田拓途(神宮寺勇太)を自宅まで送ると、心配していた母親に「お忙しいと思いますが、息子さんの事をよーく見ていてあげてください。そうすれば、拓途君(神宮寺勇太)から伝えられる事があると思いますから」と告げた。

相田拓途(神宮寺勇太)は自宅に入ると、母親に「ごめん、心配かけて。父さんも母さんも忙しくて、話もあまり出来なかったから」と謝る。母親は「今日は一緒に食べられるから」と言って笑顔を見せ、夕食を準備した。

一方、神山暁(香取慎吾)が歩いて帰っていると、浮遊霊の吉岡(佐藤二朗)が「案外、簡単に信じてくれましたね。僕の声まね」と自画自賛する。

そして、吉岡(佐藤二朗)が「良い先生してましたね」と関心すると、神山暁(香取慎吾)は「ただの気まぐれですよ」と答えた。

翌日、相田拓途(神宮寺勇太)は登校した。一方、始業式で携帯電話を注意された本間綾乃(黒崎レイナ)は「先生を見てたら、ウチの母親はかっこわるくて」と言い、霧澤和泉(真矢みき)に携帯電話を差し出した。

霧澤和泉(真矢みき)は「良いわよ。規則を守ってれば。それに、どんなにかっこわるくても、お母さんは貴女を守りたかったのよ。大人だって間違うことはあるわ」と答えた。

その日、神山暁(香取慎吾)は唐揚げ弁当を買って帰り、地縛霊のアカネ(杏)にお供えしたのであった。

ドラマ「幽かな彼女」の最終回と結末の予想は「幽かな彼女-最終回と結末の予想」をご覧ください。

ドラマ「幽かな彼女」の原作と主題歌は「幽かな彼女-原作と主題歌」をご覧ください。

コメントを投稿する

コメントは正常に投稿されていますが、反映に時間がかかります。