35歳の高校生-あらすじとネタバレ

米倉涼子が出演する日本テレビの学園ドラマ「35歳の高校生」の第1話「便所メシ？トイレで食べて美味しいの？」のあらすじとネタバレのあらすじ編です。

ドラマ「35歳の高校生」の原作や主題歌は「35歳の高校生-原作と主題歌」をご覧ください。

■35歳の高校生-あらすじ
国木田高校の体育館で始業式が行われていると、ボディコンを着た女性・馬場亜矢子（米倉涼子）が体育館に入ってきた。

生活指導の蜷川真樹夫（升毅）が「どちら様？保護者様？」と尋ねると、校長の野田芳男（榎木孝明）が「彼女は転入生です」と教えた。35歳の転校生に、生徒はザワザワと騒ぎ始める。

終業式がを終わり、職員室へ戻った教師たちは、校長・野田芳男（榎木孝明）に35歳の転校生・馬場亜矢子（米倉涼子）について質問する。

校長・野田芳男（榎木孝明）は「教育委員会に言われたんです。彼女の編入を受け入れてもらいたいと。以前、中退していて、やり直したいと」と説明し、赴任してきたばかりの小泉純一（溝端淳平）に担任を任せた。

その後、小泉純一（溝端淳平）が担当する3年A組のホームルームが始まる。

編入してきた馬場亜矢子（米倉涼子）が「友達100人、作りたいと思ってるんで、よろしくお願いします」と挨拶すると、クラスメイトは35歳の馬場亜矢子（米倉涼子）を「ダブルスコア」「ババア」「おばさん」と笑った。

馬場亜矢子（米倉涼子）は社会や数学で難しい問題をスラスラと解いたが、国語の敬語の問題は解けなかった。生徒は携帯電話で、「おばさん天才」「国語はできない」などと実況中継した。

その日、教育委員会の教育長・阿佐田幸信（渡哲也）がやってきた。阿佐田幸信（渡哲也）は事あるごとに学校を視察し、不要な校長をバッサリと切り捨てるため、現場の教師には「カイザー」と恐れられていた。

一方、馬場亜矢子（米倉涼子）は、アイドルの偽造握手券を売りつけていた男子生徒を見つけ、警察に通報したため、学校にパトカーがやってくる。

その後、馬場亜矢子（米倉涼子）は校長室へ呼び出され、教師陣に叱られた。

馬場亜矢子（米倉涼子）は反論したが、校長・野田芳男（榎木孝明）が「次にこんな騒ぎを起こしたら、退学にする」と告げると、馬場亜矢子（米倉涼子）は反論を止め「失礼します」と言い引き下がった。

その日の昼、馬場亜矢子（米倉涼子）は一緒に昼食を食べるため、女子生徒のグループに接近するが、女子生徒のグループは「ウチらは次の準備があるから」と言い、居なくなってしまった。

他のグループも「ババアと一緒にランチなんて出来ない。年金の話でもするの？」と拒否したため、馬場亜矢子（米倉涼子）は1人で昼食を食べる事になった。

一方、3年A組の生徒・長谷川里奈（広瀬アリス）が女子トイレの個室で便器に座って弁当を食べていると、上から馬場亜矢子（米倉涼子）が覗き込んだ。

馬場亜矢子（米倉涼子）は「ゴメン。良い臭いがしたから。トイレで食べておいしい？」と尋ねると、長谷川里奈（広瀬アリス）は慌ててトイレを飛び出した。その様子を、3年A組の生徒が目撃する。

長谷川里奈（広瀬アリス）がクラスに戻ると、クラスメイトの国分萌（小島藤子）らが「トイレで1人で食べてたんでしょ。いっそ、トイレに住めば？」などと言い、長谷川里奈（広瀬アリス）を虐めた。

男子生徒も一緒になり、長谷川里奈（広瀬アリス）をからかって虐めた。

馬場亜矢子（米倉涼子）は小泉純一（溝端淳平）に、一連の出来事を尋ねると、小泉純一（溝端淳平）は「それは便所飯だ。友達が居ないから、便所で1人で食べる事だ。友達が居ない所を見られたくないというプライドの問題だ」と教えた。

小泉純一（溝端淳平）が「でも、どうし長谷川（広瀬アリス）の便所飯が、ばれたんだ」と疑問に思うと、馬場亜矢子（米倉涼子）が「それは私が上から覗いたから」と答えた。

小泉純一（溝端淳平）は「お前が、ばらしたのか。これ以上は変な事はするな。長谷川（広瀬アリス）が不登校にでもなったら一大事だからな」と注意した。

「不登校」という言葉に反応した馬場亜矢子（米倉涼子）は、1人でトイレに向かうと、長谷川里奈（広瀬アリス）と同じように便器に座ってパンを食べてみた。

翌日、長谷川里奈（広瀬アリス）が学校を休んだ。小泉純一（溝端淳平）は馬場亜矢子（米倉涼子）に「不登校になったぞ、どうするんだ。責任を取れ。学校が終わったら、長谷川の家に行くからな」と命じた。

クラスメイトは長谷川里奈（広瀬アリス）が休んだ件について「このまま、ヒッキーになれば面白いのに」「あの子は受験に失敗してここへ来たのよ。うちらの事を見下してるのよ」と噂した。

その日の放課後、小泉純一（溝端淳平）と馬場亜矢子（米倉涼子）の2人が長谷川里奈（広瀬アリス）の自宅を訪れる。

馬場亜矢子（米倉涼子）はドア越しに「頭言良いね。便所飯、そんな手があったんだ。私が17歳の時には気づかなかった。トイレに行くつもりで、学校へ来ればいいんじゃない？」と長谷川里奈（広瀬アリス）を説得した。

そこへ、長谷川里奈（広瀬アリス）の父親が現れ、「便所飯ってなんですか？里奈は友達がたくさん居ると言ってた」と言い、戸惑った。

すると、長谷川里奈（広瀬アリス）が部屋から出てきて「この人たち、ちょっと勘違いしているだけだから。明日からもう学校行けるから」と言い、ドアを閉じた。

そのとき、馬場亜矢子（米倉涼子）は、長谷川里奈（広瀬アリス）の左手首にリストカットのあるのを見つけたのであった。

「35歳の高校生-あらすじとネタバレの後編」へ続く。

• 2013/04/14