家族ゲーム-あらすじとネタバレ

櫻井翔が出演するフジテレビの家庭教師ドラマ「家族ゲーム」の第1話「君は成績を上げたいと思うかい?異常なる家庭教師が弟を壊す」のあらすじとネタバレのあらすじ編です。

原作小説「家族ゲーム」のあらすじとネタバレは「原作小説「家族ゲーム」のあらすじと結末ネタバレ」をご覧ください。

ドラマ「家族ゲーム」の原作や主題歌は「家族ゲームの原作と主題歌」をご覧ください。

■家族ゲームのあらすじ
先生、と呼びかけるのも、これで9回目ですよ。何とか言ってよ。こっちは、せっかくの休日なのに、アンタの面接をやってるんだ。

沼田家の主人・沼田一茂(板尾創路)は自宅のリビングで、家庭教師・吉本荒野(櫻井翔)の面接を行っていたが、吉本荒野(櫻井翔)は何も喋らないため、沼田一茂(板尾創路)は呆れていた。

そこへ、長男・沼田慎一(神木隆之介)が帰宅する。沼田慎一(神木隆之介)は母・沼田佳代子(鈴木保奈美)を見て、「あれ?母さんが重傷じゃないの?タンスに下敷きになったって、塾の先生が」と驚く。

長男・沼田慎一(神木隆之介)は塾へ行っていたが、塾に「母親がタンスの下敷きになった」という電話があったため、走って帰ってきたのだという。

母・沼田佳代子(鈴木保奈美)が「誰がそんなことを」と驚くと、吉本荒野(櫻井翔)が「僕が塾に電話したんです。家族面談ですから、ご家族が揃わないと」と答えた。

沼田一茂(板尾創路)は「そういうことか、茂之(浦上晟周)を連れてこい」と沼田佳代子(鈴木保奈美)に命じる。沼田佳代子(鈴木保奈美)は「それが出来たら、とっくに…」と言いながらも、渋々、2階へと向かった。

吉本荒野(櫻井翔)が長男・沼田慎一(神木隆之介)に「君はやらなくていいの?」と尋ねると、父・沼田一茂(板尾創路)が「その必要は無いよ。慎一(神木隆之介)は県でトップの成邦館高校に通ってるの。陸上でも全国大会へ行っちゃうんだから」と教えた。

すると、吉本荒野(櫻井翔)は長男・沼田慎一(神木隆之介)に「君の方が問題児かと思ってた」と告げた。

そこへ、次男・沼田茂之(浦上晟周)が2階から降りてくる。沼田茂之(浦上晟周)は、パソコンのディスプレイのかぶり物を頭から被っており、ロボットのような動きをしている。

沼田一茂(板尾創路)が呆れるが、吉本荒野(櫻井翔)は「大丈夫です」と言い、家族が揃ったため、家族面談を始めた。

母・沼田佳代子(鈴木保奈美)は次男・沼田茂之(浦上晟周)の家庭教師を探していたとき、吉本荒野(櫻井翔)のHPの「どんな生徒でも100%東大に合格させます」というキャッチコピーを見て、吉本荒野(櫻井翔)に家庭教師を申し込んだ。

次男・沼田茂之(浦上晟周)は学年でも下から5番目の成績だったうえ、登校拒否をしていた。以前は普通に登校していたのだが、中学3年生になって急に学校へ行かなくなった。

長男・沼田慎一(神木隆之介)によると、次男・沼田茂之(浦上晟周)が登校拒否をしている原因はイジメなのだという。

話を聞いた吉本荒野(櫻井翔)は「学校へ行かせて、成邦館高校へ合格させるということで良いですね」と依頼を確認すると、次男・沼田茂之(浦上晟周)のかぶり物をとり、「君は成績を上げたいと思うか」と尋ねた。

次男・沼田茂之(浦上晟周)は「コンピューター制御不能」と言い、回答を拒否したが、吉本荒野(櫻井翔)がビンタすると、次男・沼田茂之(浦上晟周)はコクリとうなずいた。

吉本荒野(櫻井翔)が家庭教師を引き受けると、沼田一茂(板尾創路)が「1週間以内に学校へ行かせたら、ボーナスとして10万出そう。ダメだった場合は、即刻クビで金も払わない」と条件を出した。

吉本荒野(櫻井翔)は「5日で十分ですよ。その代わり、口出しは無用で」と言い、条件を承諾した。

翌日から吉本荒野(櫻井翔)の家庭教師が始まる。吉本荒野(櫻井翔)は次男・沼田茂之(浦上晟周)の部屋に入ると、部屋のあちこちを携帯電話のカメラ機能で撮影し始めた。

すると、次男・沼田茂之(浦上晟周)がアイドルの前島亜美と一緒に映っている写真を見つけた。写真の次男・沼田茂之(浦上晟周)は、手に前島亜美のサイン入り写真集を持っている。

吉本荒野(櫻井翔)は「写真集を見せてよ」と頼むが、次男・沼田茂之(浦上晟周)は「無くしちゃいました」と答えた。本当に無くしたのだという。

写真集を諦めた吉本荒野(櫻井翔)は「日記とか付けてないの?」と言い、パソコンを操作すると、次男・沼田茂之(浦上晟周)の会員制交流サイトに開いたブログが見つかった。ブログに登録されていた友達は「ソノちゃん」だけだった。

次男・沼田茂之(浦上晟周)は嫌がって「勉強を始めよう」と促すが、吉本荒野(櫻井翔)は「良いんだよ、今日は初日なんだから」と答える。

すると、次男・沼田茂之(浦上晟周)は「じゃー、ゲームしようと」と提案し、2人はテレビゲームを始めた。やがて、時間が来ると、吉本荒野(櫻井翔)は帰って行く。

その日の夜、沼田一茂(板尾創路)が仕事を終えて会社を出ると、会社の前で、吉本荒野(櫻井翔)が待っていた。

吉本荒野(櫻井翔)は「雇用契約書にサインしてください」と言い、契約内容を大声で読み始めた。

人目を気にする沼田一茂(板尾創路)は、「ちょっと、ちょっと」と言い、吉本荒野(櫻井翔)を人気の無い場所へ連れて行き、契約書にサインした。

翌日、沼田慎一(神木隆之介)が下校していると、途中で吉本荒野(櫻井翔)が待っていた。2人は沼田家まで走る。

沼田慎一(神木隆之介)は走りながら、「どうして走るんですか?雅俗面談の日に言ってましたよね。『君の方が問題児かと思ってた』って。どういう意味ですか?」と尋ねる。

沼田家に着いた吉本荒野(櫻井翔)は、「走ってなかったでしょ。家族面談の日。お母さんが重傷だと聞いて、塾から走ってきたって行ってたけど、あれ嘘でしょ」と指摘した。

塾から沼田家まで1キロある。沼田慎一(神木隆之介)が帰宅したのは、吉本荒野(櫻井翔)が塾に電話をかけてから40分後だった。沼田慎一(神木隆之介)が塾から歩いて帰宅したのは明らかだった。

それに、沼田慎一(神木隆之介)は汗ひとつ書いていなかった。国体の選手でも、1キロも走れば汗をかくでしょ。

だから、吉本荒野(櫻井翔)は「この子は、お母さんが重傷と聞いても歩いて帰って来る子なんだ」と思ったのだという。

沼田慎一(神木隆之介)は「それを確かめる為に走ったんですか」と呆れるなか、吉本荒野(櫻井翔)は話を進めた。

沼田家は誰もが羨む理想の家族だ。父親は一部上場企業に務め、お母さんは美人。長男の沼田慎一(神木隆之介)は文武両道。問題は次男の沼田茂之(浦上晟周)だけ。それが、沼田家の見解であり、近所の評判だ。でも、本当は違う。ワクワクするねえ。

その後、吉本荒野(櫻井翔)は次男・沼田茂之(浦上晟周)の部屋に入ろうとしたが、部屋には鍵がかかっていた。

吉本荒野(櫻井翔)はドア越しに、「初日で打ち解けたふりをして、この仕打ちか。よし、茂之君(浦上晟周)、僕と勝負をしないか。今度の金曜までに部屋から出てくれば、僕の勝ち。そのときは学校へ行ってもらう。部屋から出てこなければ、君の勝ち。その時は君の言うことを何でも聞く」と、勝負を持ちかけた。

部屋の中でテレビゲームをしている次男・沼田茂之(浦上晟周)が「クラスの同級生を全員殺せって言えば、殺しますか?」と尋ねると、吉本荒野(櫻井翔)は「殺すよ」と答えた。

すると、次男・沼田茂之(浦上晟周)はゲームをしながら、「分かりました」と答え、勝負を受けた。

家族ゲーム-あらすじとネタバレの後編」へ続く。

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