鴨、京都へ行く-最終回のあらすじとネタバレ

若村麻由美が出演するフジテレビの旅館ドラマ「鴨、京都へ行く。老舗旅館の女将日記」の最終回(第11話)「上羽やの宝物」のあらすじとネタバレのあらすじ編です。

ドラマ「鴨、京都へ行く。老舗旅館の女将日記」の原作と主題歌は、「鴨、京都へ行く。老舗旅館の女将日記-原作と主題歌」をご覧ください。

■鴨、京都へ行く-最終回のあらすじ
老舗旅館「梅垣屋」の女将・梅垣鈴風(若村麻由美)が老舗旅館「上羽や」の債権を買い取り、老舗旅館「上羽や」は「梅垣屋別館」としてリノベーションする話しが進んでいた。

老舗旅館「上羽や」は「梅垣屋別館」となり、金持ちだけを宿泊させる富裕層プランを扱う旅館になるのだという。

計画を知らされた上羽鴨(松下奈緒)が、仲居頭・塩見鞠子(かたせ梨乃)に「こんなとき、母だったらどうしてたと思いますか?」と相談する。

すると、塩見鞠子(かたせ梨乃)は「それは分かりません。でも、私ならこう言います。『思うようにしたらええ。上羽やの女将はアンタやろ』」と答えた。

翌日、上羽鴨(松下奈緒)は従業員に「上羽や」が「梅垣屋別館」になる事を伝え、「立て直すと言いながら、このような結果になり、申し訳ございませんでした」と謝罪した。

ある日、財務大臣の仲代公吉(松平健)が噂を聞きつけて、泊まりにやって来た。

仲代公吉(松平健)は「45年前、祖父に連れられて、初めてここに来た。伝統を守りながら上羽やは変わり続けてきた。建物を改装して、仲居さんたちが代替わりしていった。それでも、ここはづっと『上羽や』だった。建物や名前が変って位で、もてなしは変らない。だから、私はここに通い続けるよ」と話した。

その日、塩見鞠子(かたせ梨乃)は「上羽やの名前が変る前に、上羽やとして、おもてなししたい方です」と言い、上羽鴨(松下奈緒)に顧客のリストを渡した。

2週間後、塩見鞠子(かたせ梨乃)が招いた元番頭の峰岸鼓太郎(笹野高史)や、貿易会社社長の葛川克也(宇梶剛士)らが旅館「上羽や」に泊まりに来た。

そのようななか、20年前に「上羽や」に宿泊した溝口栞(大路恵美)、中原真澄(藤沢かりん)、新条あずさ(建みさと)という3人も宿泊に来た。

溝口栞(大路恵美)らは部屋で「上羽や」の思い出話に花を咲かせていると、庭にタイムカプセルを埋めたことを思い出し、上羽鴨(松下奈緒)にスコップを持ってくるように頼んだ。

上羽鴨(松下奈緒)がスコップを持って廊下を歩いていると、すれ違った峰岸鼓太郎(笹野高史)が「そのスコップはどうするんです?」と尋ねた。

上羽鴨(松下奈緒)が「タイムカプセルを掘り起こすそうです」と教えると、困惑した峰岸鼓太郎(笹野高史)は「どちらの部屋です」と尋ねた。

上羽鴨(松下奈緒)が「白河の間です」と答えると、峰岸鼓太郎(笹野高史)は驚きを隠せなかった。

一方、梅垣鈴風(若村麻由美)はフランス人「ベルラン」を連れて、老舗旅館「上羽や」にやってきた。

ベルランは、梅垣鈴風(若村麻由美)のビジネスパートナーで、レセプションパーティーで富裕層プランを発表するため、下見を兼ねて老舗旅館「上羽や」に泊まりに来たのだ。

当初は不安だった従業員や板長は、梅垣鈴風(若村麻由美)を接客しているうちに、何事にも上品な梅垣鈴風(若村麻由美)の下で働くことのも良いのではないか、と思うようになっていた。

他方、葛川克也(宇梶剛士)は仲居や上羽鴨(松下奈緒)の尻を触ったり、酒を飲んで騒ぐため、従業員は迷惑していた。

このため、上羽鴨(松下奈緒)が塩見鞠子(かたせ梨乃)に「どうして葛川様をご招待したのですか?母も手を焼いていたと聞いてます」と尋ねた。

すると、塩見鞠子(かたせ梨乃)は「葛川様(宇梶剛士)は家族が居ません。ワンマン経営で会社にも心を許せる人が居ません。ここに通うのは、ここを自分の家のように思い、私らを家族のように思ってるからです。旅館で働く者にとって、これほど嬉しい事はありません」と話した。

翌日、宿泊客の溝口栞(大路恵美)ら3人が、上羽鴨(松下奈緒)に大金を差し出した。

上羽鴨(松下奈緒)が「受け取れません」と断ると、溝口栞(大路恵美)は「良いんです。20年前の分まで入っていますから」と言い、事情を説明した。

溝口栞(大路恵美)らが高校生だった20年前、北海道から京都へ修学旅行に来て、老舗旅館「上羽や」に宿泊した。

しかし、引率の教師が「上田屋」と「上羽や」とを間違え、老舗旅館「上羽や」に宿泊してしまったため、予算では宿泊代を払えなかった。

引率の教師が女将・上羽薫(市毛良枝)に「残りの代金は帰ったら直ぐにお送りします」と平謝りすると、上羽薫(市毛良枝)は「代金は出世ばらいでかまいません。京都の観光を楽しんでください」と答えていたのだった。

溝口栞(大路恵美)らはその時にタイムカプセルを埋め、今度来たときは女将・上羽薫(市毛良枝)と一緒に観光旅行をする約束をしていたのだという。

それを聞いた上羽鴨(松下奈緒)は、溝口栞(大路恵美)らに「一緒に回らせて頂けませんか」と頼み、一緒に京都の名所を回った。

翌日、溝口栞(大路恵美)らが帰って行く。上羽鴨(松下奈緒)が見送っていると、衣川周平(椎名桔平)が「凄い方がお泊まりになっていたんですね」と言い、溝口栞(大路恵美)ら3人について教えた。

溝口栞(大路恵美)は賞を取った小説家で、遠野春子(松坂慶子)はパリコレにも出品するデザイナーだった。そして、新条あずさ(建みさと)は売れっ子の声優なのだという。

上羽鴨(松下奈緒)が3人の職業を聞いて驚くと、衣川周平(椎名桔平)は「そんなことも知らなかったんですか」と呆れ果てた。

鴨、京都へ行く。老舗旅館の女将日記-最終回のあらすじとネタバレの後編」へ続く。

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