TAKE FIVE(テイク・ファイブ)-最終回の結末ネタバレ

倍賞美津子が出演するTBSのルクレツィア・ドラマ「TAKE FIVE(テイク・ファイブ)-俺たちは愛を盗めるか」の最終回(第10話)「愛する人の命を救え裏切者は誰」のあらすじとネタバレの結末ネタバレ編です。

このページは「テイク・ファイブ-最終回のあらすじとネタバレ」からの続きです。

■テイク・ファイブ-最終回の結末ネタバレ
全てを聞いた増田公造(でんでん)は「デタラメだ。何の証拠も無いだろ」と叫ぶと、「証拠ならあるぜ」と言う声と共に新美晴登(松坂桃李)とホームレスの古堀杏子(倍賞美津子)の2人が現れた。

増田公造(でんでん)が「お前、どうして?」と驚くと、古堀杏子(倍賞美津子)は「殺したはずなのに、どうして生きてるのかって?アンタを地獄に落とすまで、死ねないようだ」と答えて、明かした。

古堀杏子(倍賞美津子)は、増田公造(でんでん)に「絵画『ルクレツィアの肖像』に付いた指紋」の写真を送りつけていた。ただ、その指紋は増田公造(でんでん)の指紋ではなく、古堀杏子(倍賞美津子)の指紋だった。

増田公造(でんでん)が「そらみろ。証拠なんてありゃしない」と勝ち誇ると、帆村正義(唐沢寿明)は「なら、写真なんて放っておけば良かったんですよ。貴方が動いたこと自体が犯人たる証拠なんですよ」と指摘した。

警察にある「ルクレツィアの肖像」は、古堀杏子(倍賞美津子)が描いた偽物で、増田公造(でんでん)が本物と偽物をすり替えていた。

古堀杏子(倍賞美津子)が偽物の「ルクレツィアの肖像」のペンダント部分をナイフで削ると、「古堀」というサインが現れた。これこそが、「ルクレツィアの肖像」が偽物である証拠だった。

そして、「本物を探せ」と命じられていた南真一(六角精児)は、増田公造(でんでん)が車のトランクに、本物の「ルクレツィアの肖像」を隠しているところの証拠写真を撮っていた。

岩月櫂(稲垣吾郎)が増田公造(でんでん)に「もう言い逃れはできませんよ」と詰め寄ると、増田公造(でんでん)は「まさか、お前、こいつらと組んでたのか?帆村正義(唐沢寿明)を逮捕したかったんだろ?」と驚く。

すると、帆村正義(唐沢寿明)は「最後の晩餐。古堀さん(倍賞美津子)が警察署の中で貴方に襲われた時につぶやいた言葉です。それは、我々の中に裏切り者が居るのでは無く、警察内部に裏切り者が居るという意味だった。私は裏切り者を探るため、あえて警察に捕まり、確信をつかみました」と話した。

岩月櫂(稲垣吾郎)は「増田係長(でんでん)、僕は貴方をずっとマークしてたんです。僕を盗品倉庫へ左遷したのは、誰の思惑なのか。東都銀行のデータの一部を削除し、僕を陥れようとしたのは貴方ですね」と告げた。

岩月櫂(稲垣吾郎)を盗品倉庫に左遷し、過去に不祥事を起して盗品倉庫係をしていた香川竜一(阿部進之介)に岩月櫂(稲垣吾郎)の監視を命じたのも刑事・増田公造(でんでん)の仕業だった。

そして、岩月櫂(稲垣吾郎)は「悪を捕まえるには、悪に混じるしかない。貴方(でんでん)という悪を捕まえるためには、貴方に信用されるしかなかった。これがプランBです」と告げた。

部下・矢野昇太郎(千葉雄大)が笹原瑠衣(松雪泰子)に手錠と時計とを渡すと、笹原瑠衣(松雪泰子)は増田公造(でんでん)に「『憎しみで人を裁くな』と貴方は仰いました。それは、ご自分に言い聞かしたことばだったんですね」と尋ねた。

増田公造(でんでん)が「お前の父親のせいだ。アイツが気づきさえしなければ、全ては上手くいってたんだ」と答えると、笹原瑠衣(松雪泰子)は増田公造(でんでん)に手錠をかけた。

ホームレスの古堀杏子(倍賞美津子)は「貴方たちのお父さんのために、真実を手に入れたかった。20年。やっと、この日が来たよ。あんたたちのお父さんは私を助けてくれた。感謝してるよ。ありがとう」と礼を言い、贋作の「ルクレツィアの肖像」を持って立ち去ろうとした。

その後、笹原瑠衣(松雪泰子)は帆村正義(唐沢寿明)を屋上に呼び出すと、「貴方にはお礼を言わなければなりません。真実を教えてくれた。父が命がけで守ろうとした絵を取り返してくれた。2度も私の命を救ってくれた。愛を教えてくれた」とお礼を述べた。

すると、帆村正義(唐沢寿明)は「貴方にはもう1つ仕事が残っている。窃盗団『TAKE FIVE』を逮捕することです。他の4人には証拠が無くても、私は警察を脱走したという証拠がある」と告げた。

笹原瑠衣(松雪泰子)は「それは、私を助けるためでしょ」と拒否すると、帆村正義(唐沢寿明)は「貴方は立派な刑事だ。お父さんと同じように。だから、私を逮捕しなければならない」と告げた。

笹原瑠衣(松雪泰子)は「本当に貴方は私を困らせるような事ばかりをする」と言い、帆村正義(唐沢寿明)を逮捕した。

笹原瑠衣(松雪泰子)は車の後部座席に帆村正義(唐沢寿明)を載せて警察署へと戻ったが、警察署に到着すると、帆村正義(唐沢寿明)の姿は無く、後部座席には手錠が置いてあった。

後日、笹原瑠衣(松雪泰子)は窃盗団「TAKE FIVE」のアジトとなっていたジャズバーを訪れ、マスターに「前はここに住んでた。今はどこに住んでいるの?誰に聞けば分かるの?」と尋ねた。

すると、マスターは「妹さん(JUJU)ならご存じかも?週末だけここで歌ってますよ。お父さんが好きだったテイクファイブを。これ、オーナー、いえ、元オーナーからです」と言い、笹原瑠衣(松雪泰子)に赤い封筒を渡した。

笹原瑠衣(松雪泰子)が封筒を開けると、レオナルド・ダビンチ展のチケットが2枚入っていた。

その後、笹原瑠衣(松雪泰子)と妹・笹原紗枝(江田結香)は、レオナルド・ダビンチ展を訪れ、絵画「ルクレツィアの肖像」を観た。

笹原瑠衣(松雪泰子)は絵画「ルクレツィアの肖像」を観て、「これがお父さんが命がけで守ろうとした絵よ。きっと彼らは彼女(倍賞美津子)を救うために…。違う。救われたのは私たち」とつぶやいた。

そのとき、窃盗団「TAKE FIVE」のメンバー5人は、美術館で絵画「ルクレツィアの肖像」を観ている笹原瑠衣(松雪泰子)を見守った。

帆村正義(唐沢寿明)は教授を休職しており、大学の講義は院生の柿沢なな(福田彩乃)が受け持っていた。帆村正義(唐沢寿明)は指名手配されており、このまま教授を辞めるのだという。

新美晴登(松坂桃李)が「みろよ。彼女(松雪泰子)はようやく、あの腕時計を外せたんだ」と話すと、岩月櫂(稲垣吾郎)が「でしたら、新しい腕時計が必要なのでは?」と指摘した。

帆村正義(唐沢寿明)が「時計、贈ったんじゃないのか?」と尋ねると、新美晴登(松坂桃李)は「止めたよ。今は時間なんかに縛られずに生きて欲しいからな」と答えた。

そこで、南真一(六角精児)が「さて、俺たちの方は仕事の時間だ」と促し、窃盗団「TAKE FIVE」は金にはならないが愛のある盗みへと向かった。

彼らと出会い、私は知った。この世には愛のある盗みがあるということを。私はこれからも追い続けるだろう。その愛すべき泥棒たちを。

ドラマ「TAKE FIVE」の原作と主題歌は「Take Five(テイク・ファイブ)の原作と主題歌」をご覧ください。

コメントを投稿する

コメントは正常に投稿されていますが、反映に時間がかかります。




コメント欄

最終回の録画がされておらず、見れなかったのが、読んで、よくわかり、スッキリしました!

  • 投稿者-
  • わふへん坊