自殺サークル「パーフェクト・スーサイド」のネタバレ

ドラマ「ケイゾク2 SPEC(スペック) 警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿」の第4話(丁の回)「希死念慮の饗宴」のあらすじとネタバレの犯人ネタバレ編です。このページは「スペック第4話(丁の回)のあらすじ」からの続きです。

当麻紗綾(戸田恵梨香)ら4人は、自殺志願者2人と合流し、自殺サークル「パーフェクト・スーサイド」の幹事から指定された場所へ向かった。指定された場所は山奥の山荘だった。

山荘に入ると、黒いコートで顔まで隠した幹事が車いすに乗って現れた。幹事は自殺志願者7人に遺書と遺品を出させ、宅配便の宛名を書かせた。

幹事が毒入り飲料の入ったグラスを差し出して乾杯を促すと、古戸久子(奥貫薫)が「あなたが殺したんでしょ」と幹事に詰めった。古戸久子が幹事の体を揺すると、幹事の首が落ちた。幹事は人形だった。その時、天井から油が降ってきた。当麻紗綾らは急いで外へ出た。

山荘を出ると、近藤昭男(徳井優)が本物の幹事ともみ合っていた。幹事は近藤昭男を振り払い、バイクで逃走する。瀬踏がバイクを追うと、崖下でバイクが炎上し、幹事も倒れていた。

当麻紗綾は警視庁に戻ると、書道で半紙にキーワードに書く。破った半紙を天井へ放り投げ、「いただきました」とひらめいた。

当麻紗綾は事情聴取を受けていた古戸久子(奥貫薫)を呼び出した。

当麻紗綾は、ブレーキ痕が残っていたので自殺ではない説明した。さらに、折れたブレーキのレバーが路上に2本落ちており、事故でもなく、幹事は何者かに殺されたのだと説明した。

自転車やオートマチックのバイクは、ハンドル部分にある左右のレバーがブレーキになっている。しかし、マニュアル車のバイクは、ハンドルの右レバーと右足部分のフットブレーキとがブレーキになっており、左手のレバーはギアを変える時に使用するクラッチになっている。

自殺に参加した7人のうち、このことを知らないのは古戸久子(奥貫薫)だけだった。クラッチ式のバイクに乗ったことがある他の参加者が犯人なら、左レバーまで細工するようなことはしない。

当麻紗綾は、「古戸久子が念動力というスペックでバイクのレバーをちぎった。遺品の傷は、殺人鬼と争った時に出来たものではなく、古戸久子が念動力で曲げたり、傷つけたりしたものだ」だと仮説を展開した。

古戸久子は犯行を認めなかった。当麻紗綾は「これだからスペックの証明は難しい」と言い、話を進めた。

1年前の自殺は、本当に自殺志願者7人が集まって自殺したものだった。娘の自殺を受け入れられない遺族は、メールは自作自演だった。

山荘でかけられた油はガソリンではなく、燃えにくい油だった。幹事に殺意はなく、脅して追い払おうとしただけだった。

そして、当麻紗綾(戸田恵梨香)は「あなたが殺した幹事は、貴女の娘・美智花ですよ」と明かした。

瀬文焚流(加瀬亮)は崖から落ちて死んだ古戸美智花(三浦由衣)の写真をもってきた。古戸久子(奥貫薫)は念動力で写真をちぎった。

怒りに震える古戸久子は念動力で蛍光灯を壊した。さらに、念動力で当麻紗綾(戸田恵梨香)を吹き飛ばして、銃を向ける瀬文焚流の銃をはじき飛ばした。

古戸久子(奥貫薫)は、自殺サークルを野放しにした警察のせいだと言い、念動力で瀬文焚流を殺そうと、念動力を全開にする。パイプが破裂し、ガラスも飛び散る。

机の下に隠れた瀬文焚流は電気コードを切断し、古戸久子に電気コードを押し当てて感電させた。

そこへ、男が入ってきた。男は瀬文焚流の腹を殴って気絶させ、当麻紗綾をスタンガンで気絶させた。そして、古戸久子(奥貫薫)を担いで拉致していった。

そのころ、海野亮太(安田顕)は病院で、女児・里中梨花を診察していた。里中梨花の診察が終わると、看護婦は次の患者を呼んだ。「『いちたすいち』さん?」と。

待合室には、左手に包帯をした一十一(にのまえじゅういち=神木隆之介)の姿があった。「スペック第4話の感想」と「スペック第4話プレゼントクイズの答え」へつづく。

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