秘密-志田未来のシャワーシーン

ドラマ「秘密」第3話「東野圭吾原作~16才の妻、同窓会へ!!」の感想とネタバレです。第3話のあらすじは「秘密-第3話のあらすじ」をご覧下さい。

ドラマ「秘密」の第3話は面白かった。母親の杉田直子(石田ひかり)は、娘の杉田藻奈美が母親・杉田直子みたいに専業主婦にはなりたくないと考えていることを知り、ショックを隠せないシーンは、杉田藻奈美の視点で「秘密」を描いた良さが出ていた(原作は杉田平介の視点から描いている)。

事故を起こす前のバス内で、杉田藻奈美から働かずに結婚した理由を聞かれた杉田直子は、「モナミが生まれたからよ」と答えている。

この言葉は、杉田藻奈美は「自分が出来たから母親の人生を奪ってしまったのではないか」「自分のせいで母親を専業主婦にしてしまったのではないか」と責任を感じるのではないかと思う。

母親のような専業主婦にはなりたくないと考えていた杉田藻奈美なら、当然そう思うだろう。一方、母親の杉田直子も娘の本心を知り、相当な精神的ダメージを受けただろう。ドラマ「秘密」では杉田直子の苦悩がよく表れていた。

原作では藻奈美が小学生の時にバス事故に遭うが、ドラマでは藻奈美が高校生の時にバス事故に遭う。高校生なのでそれなりに人物像が出来上がっているはずである。ドラマ「秘密」は、学校でのエピソードで上手く、藻奈美の人物像を表現していると思う。

しかし、相馬春樹(竜星涼)は必要ないと思う。相馬春樹が登場することによって安っぽい学園ドラマになり、相馬春樹に時間を使うから夫婦間の描写が足りない気がする。

杉田平介(佐々木蔵之介)が自宅に戻ると、真っ暗になったリビングの椅子に杉田藻奈美(志田未来)が座っているシーンで、暗闇に杉田藻奈美を見つけて驚いた杉田平介が「幽霊が居るのかと思った」「モナミが戻ってきたら戻ってきたと言ってくれよ。見分けがつかないし」と言った。

毒を吐く杉田平介に驚いたが、この台詞に対する志田未来のギョッとした表情が今後の展開を上手く表現していると思った。ここで伏線を張ったので、藻奈美と直子が入れ替わり始めるのも近いだろう。

バス運転手の妻・梶川征子(堀内敬子)が太ももに刺青をしているのは、伏線なのだろうか?原作では梶川征子は死ぬのだが、ドラマでも死ぬのだろうか?堀内敬子は体がムチムチしているので、死ぬ感がしない。梶川征子には、もっと幸の薄そうな人を選んで欲しかった。

冒頭で志田未来のシャワーシーンやバスタオルを巻いただけの姿も、が、志田未来は全く胸がないのでサービスカットになっていなかった。

ドラマ「秘密」は良いドラマなので、中途半端なお色気シーンはカットして、9時枠で放送すれば良かったのではいかと思う。第4話にも期待したい。

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