半沢直樹-第6話のあらすじとネタバレ

堺雅人が出演するTBSの池井戸潤の原作ドラマ「半沢直樹」の第6話「5億から120億!東京で、倍返しなるか本店に異動した半沢は巨大な敵と戦う」のあらすじとネタバレのあらすじ編です。

ドラマ「半沢直樹」第5話のあらすじとネタバレは「半沢直樹-第5話のあらすじとネタバレ」をご覧ください。

ドラマ「半沢直樹」の原作と主題歌は「半沢直樹の原作と主題歌」をご覧ください。

■半沢直樹-第6話のあらすじ
半沢直樹(堺雅人)が回収不能と言われた5億円を回収して東京中央銀行の中枢である営業第2部に次長として栄転してから1年が経過した。半沢直樹(堺雅人)は営業2部でも実績を上げ、順風満帆だった。

そのようななか、東京中央銀行は金融庁から金融庁検査を通告された。金融庁検査とは、銀行が正しい業務を行っているか、融資に問題が無いかを、金融庁の検査官が来て調査することである。

頭取・中野渡謙(北大路欣也)は重役会議を開き、「引当金を積むような事になれば、我が行の経営そのものが揺るぎかねない」と言い、各部門の責任者に金融庁検査の対策を命じた。

その日の夜、半沢直樹(堺雅人)は大和田暁(香川照之)の要請で会食する。

半沢直樹(堺雅人)は要請を断り続けていたが、部長の内藤寛(吉田鋼太郎)から「断り切れない。今回だけは俺の顔を立ててくれ」と頼まれ、不本意ながら大和田暁(香川照之)との会食に出席した。

大和田暁(香川照之)は酒を飲みながら、「酒は飛姫に限る。金沢の地酒だよ。金沢支店に居た頃から、これ一筋なんだ」と話すと、半沢直樹(堺雅人)は「実家は金沢で半沢ネジという工場をやっております。父は25年前に他界しました」と答えた。

しかし、大和田暁(香川照之)は何も思い当たる節が無いらしく、「君も苦労をしてきたんだね。私が力になれることがあれば、何でも言ってくれ。一緒に東京中央銀行を良くしていこうじゃないか」と言い、半沢直樹(堺雅人)に酒を注いだ。半沢直樹(堺雅人)の手は怒りに震えている。

翌日、営業第2部の部長・内藤寛(吉田鋼太郎)が半沢直樹(堺雅人)に、伊勢島ホテルの120億円の損失穴埋めと経営再建案の担当を命じた。

東京中央銀行法人部の時枝孝弘(高橋洋)が先日、伊勢島ホテルに200億円を融資したばかりだが、伊勢島ホテルは運用失敗により120億円の損失を出した事が発覚したのだという。

半沢直樹(堺雅人)は「そういうことなら、審査部あたりが引き継ぐのが妥当でしょ」と断ると、内藤寛(吉田鋼太郎)は「頭取(北大路欣也)の命令だ。5億円を回収した実績を買われたのかもしれん」と告げた。

そして、内藤寛(吉田鋼太郎)は「1週間後に金融庁検査が入る。ターゲットに伊勢島ホテルを狙ってくるのは確実だ。伊勢島ホテルの融資に回収懸念があると判断されれば、当行は莫大な引当金を積まなければならない。そうなれば我が行は破綻し、頭取の首が飛ぶ。やってくれるな、半沢」と頼んだ。

金融庁が伊勢島ホテルを実質破綻企業と認定すれば、融資した東京中央銀行は伊勢島ホテルの倒産に備えて引当金を積まなければならない。

引当金は経費として計上される。引当金が1500億円とするなら、3000億円の収益を見込んでいた東京中央銀行は、収益が1500億円へと半減するため、株価の暴落を招き、経営の根幹を揺るがすことになる。

半沢直樹(堺雅人)は、金融庁検査までの2週間で、伊勢島ホテルの経営再建案の作成と120億円の損失穴埋めという使命を課せられたのであった。

半沢直樹(堺雅人)は早速、伊勢島ホテルを訪れ、専務の羽根夏子(倍賞美津子)に経営再建計画の作成を求めると、羽根夏子(倍賞美津子)は「損失は投資の失敗によるものよ。ホテルの経営とは関係がないわ」と拒否した。

半沢直樹(堺雅人)は「黒字が融資の条件だったはずです。先日融資した200億円を返済していただきたい」と告げると、羽根夏子(倍賞美津子)は「財務内容は全て書類で提出したはずです。運用を隠したつもりはありません。運用失敗を見抜けなかったのは貴方たちのミスでしょ」と答えた。

半沢直樹(堺雅人)が「貴方の考えは分かりました。湯浅社長のご意見もお伺いしたい」と告げると、羽根夏子(倍賞美津子)は「海外出張中です。この件は私に一任されています。どうしても金を貸せてというのなら、銀行内で同意を取ってきて頂きたいわ」と答えた。

東京中央銀行に戻った半沢直樹(堺雅人)は、伊勢島ホテルに融資を実行した同期の時枝孝弘(高橋洋)から伊勢島ホテルの話を聞く。

伊勢島ホテルは代々、湯浅家がトップに君臨するする同族経営で、新社長の湯浅威(駿河太郎)は古い経営体質から脱却出来ずにいた。

専務の羽根夏子(倍賞美津子)は利益を上げれば、湯浅一族を押しのけて社長になれると考えて、投資に手を出したが、投資に失敗して120億円の損失を出したと思われる。

表向きは社長・湯浅威(駿河太郎)の指示ということになっているが、全ては専務・羽根夏子(倍賞美津子)の独断だろう。

時枝孝弘(高橋洋)は「サブバンクの白水銀行は、融資するはずだった100億円を早い段階でストップしている。俺も前任の京橋支店からちゃんと引き継いでいたら、今回の融資を止められたのかも知れない」と話した。

京橋支店は、大和常務(香川照之)、岸川取締役(森田順平)など産業中央銀行出身が代々と支店長を務める産業中央銀行出身の本丸のような支店だった。

東京第一銀行出身者が占める東京中央銀行法人部が、伊勢島ホテルへの融資を横取りしたので、融資を担当した時枝孝弘(高橋洋)は引き継ぎで事務的な事しか教えてもらえなかったのだという。

時枝孝弘(高橋洋)は「京橋支店に支店長の貝瀬郁夫(川原和久)と融資課長の古里則夫(手塚とおる)というのが居る。伊勢島ホテルのことなら、俺よりもそっちの方が知っている。後はその2人に聞いてくれ」と告げた。

そして、時枝孝弘(高橋洋)は半沢直樹(堺雅人)に「飲みに行きたいのは山々だが、名古屋の系列に飛ばされた。後のことは頼んだ」と頭を下げた。

半沢直樹(堺雅人)は京橋支店を訪れ、融資課長の古里則夫(手塚とおる)から話を聞いたが、ノラリクラリと答えられ、協力は得られなかった。

半沢直樹(堺雅人)が京橋支店を出ると、タミヤ電気に出向した近藤直弼(滝藤賢一)と出会った。近藤直弼(滝藤賢一)は今から京橋支店に融資を申し込みに行くのだという。

近藤直弼(滝藤賢一)は京橋支店で古里則夫(手塚とおる)に書類を提出して頭を下げるが、書類を見た古里則夫(手塚とおる)は「これじゃ駄目だ。やり直し。貴方、それでも、元銀行員ですか?みっともない」と吐き捨てた。

大きなストレスを受けた近藤直弼(滝藤賢一)は、目に入ったありとあらゆる数字を覚えて現実逃避した。

タミヤ電気に戻った近藤直弼(滝藤賢一)は、社長・田宮基紀(前川泰之)に中期事業予想の作成を求めたが、田宮基紀(前川泰之)は「そんな物は無くても今までは融資を取れていたんです。君に問題がある」と拒否した。

近藤直弼(滝藤賢一)がタミヤ電気の経理部に戻ると、経理部課長・野田英幸(利重剛)は部下に「もう東京中央銀行には頼るな。こっちで探すしか無い。融資も取れないのに部長か。いいよな、元銀行さんは」と嫌みを言った。

一方、半沢直樹(堺雅人)と渡真利忍(及川光博)の2人は、大学時代の仲間・油山(木下隆行)が白水銀行の融資部に居る事を思い出し、油山(木下隆行)を呼び出して話を聞いた。

翌日、東京中央銀行で重役会議が開かれる。営業第2部の課長・内藤寛(吉田鋼太郎)は「伊勢島ホテル担当の半沢直樹(堺雅人)が、融資した200億の即時返却の同意を求めています。半沢直樹は融資を全額引き上げ、再稟議をした上で、適正な融資を行うべきだと申しております」と報告した。

しかし、取締役の岸川慎吾(森田順平)が「伊勢島ホテルは、サブバンクの白水銀行に融資を止められ、さらに運用失敗で120億円の損失。そこで、200億円の融資を引き上げられれば、経営基盤が揺らぐ深刻な事態に陥る」と反論した。

大和田暁(香川照之)は「君、頭取が直々に指名した半沢君(堺雅人)の判断が間違っているというのかね。しかし、もし、200億円を引き上げて伊勢島ホテルが倒産すれば、本末転倒だ。頭取、ここは慎重なご判断を」と言い、中野渡謙(北大路欣也)に判断を促した。

その結果、頭取の中野渡謙(北大路欣也)は200億円の即時回収を否決し、半沢直樹(堺雅人)は200億円を回収できないまま、金融庁検査に対応しなければならなくなった。

その日、半沢直樹(堺雅人)は廃棄物処理工場を訪れ、伊勢島ホテルの元従業員・戸越茂則(小林隆)に「白水銀行の油山(木下隆行)から話を聞きました。貴方は120億円の損失を知り、白水銀行に内部告発しましたね。どうして、サブバンクに告発して、メーンバンクに告発しなかったのですか」と尋ねた。

戸越茂則(小林隆)は「おめでたい人だな」と呆れると、半沢直樹(堺雅人)は「まさか、当行にも内部告発したんですか?しかし、もみ消された…」と尋ねた。

戸越茂則(小林隆)は「ああ、しかも、内部告発を羽根(倍賞美津子)にリークした。それで俺は伊勢島ホテルに居られなくなって、こんな所で働いている。さっさと消えてくれ」と吐き捨てた。

半沢直樹(堺雅人)は内部告発のもみ消しを謝罪し、「もう1度、貴方の告発を握りつぶした男を追い詰めるのに、力を貸していただけませんか」と頼んだが、戸越茂則(小林隆)は半沢直樹(堺雅人)を追い返した。

半沢直樹-第6話のあらすじとネタバレの後半」へ続く。

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コメント欄

>その日の夜、渡真利忍(及川光博)は大和田暁(香川照之)の要請で会食する。

と記載がございますが、
会食は渡真利ではなく半沢でなかったでしょうか。
記憶違いだったらスミマセン

  • 投稿者-
  • A

■Aさんへ
ご指摘ありがとうございます。渡真利忍(及川光博)と半沢直樹(堺雅人)の名前が入れ替わっていたので訂正しました。

  • 投稿者-
  • 管理人

貴方の考えは分かりました。岩佐社長のご意見もお伺いしたい

→湯浅社長では?

  • 投稿者-
  • べっそん

■べっそんさんへ
ご指摘ありがとう御座います。誤字がありましたので、訂正しました。

  • 投稿者-
  • 管理人