半沢直樹-最終回のあらすじと結末ネタバレ

堺雅人が出演するTBSの倍返しドラマ「半沢直樹」の最終回(第10話)「100倍返しなるか?最後に土下座するのは誰だ!衝撃の結末!友情か?裏切りか?」のあらすじと結末ネタバレのあらすじ編です。

ドラマ「半沢直樹」第9話のあらすじとネタバレは「半沢直樹-第9話のあらすじとネタバレ」をご覧ください。

ドラマ「半沢直樹」の原作と主題歌は「半沢直樹の原作と主題歌」をご覧ください。

■半沢直樹-最終回のあらすじとネタバレ
大和田常務(香川照之)と裏取引をした近藤直弼(滝藤賢一)は、帰宅すると、妻に「銀行に戻れる事になった。出向は無しだ」と教えた。妻は「これで子供を塾へ通わせられる」と喜んだ。

一方、半沢直樹(堺雅人)は中野渡頭取(北大路欣也)に報告書を提出するため、近藤直弼(滝藤賢一)が作成した報告書が届くのを待っていた。

しかし、近藤直弼(滝藤賢一)は来なかった。近藤直弼(滝藤賢一)の携帯電話に何度、電話をかけても繋がらなかった。

翌日、半沢直樹(堺雅人)は「田宮社長(前川泰之)からの証言は取れています。手違いで書類が遅れておりますが、添付書類は取締役会まで提出します」と説明し、中野渡頭取(北大路欣也)に報告書を提出した。

中野渡頭取(北大路欣也)が「確かに受理した。取締役会で議題にすることを約束する。しかし、これだけのことをするのだから、負けた時は失う物が大きいぞ」と告げると、半沢直樹(堺雅人)は「覚悟しております」と決意を述べた。

その後、渡真利忍(及川光博)は、タミヤ電機に出向していた近藤直弼(滝藤賢一)が東京中央銀行の広報部に復帰するという噂を聞き、その噂を半沢直樹(堺雅人)に教えた。

全てを悟った半沢直樹(堺雅人)は近藤直弼(滝藤賢一)の携帯電話に電話をかけ、繋がらなかったが、留守番電話に「いつものところで待っている。何時までも待っている」と伝言を残した。

その日の夜、半沢直樹(堺雅人)は剣道場で近藤直弼(滝藤賢一)を待っていた。

夜も遅くなり、他の練習生は誰も居なくなっても、半沢直樹(堺雅人)は道場で待っていると、ようやく、近藤直弼(滝藤賢一)が現れた。

近藤直弼(滝藤賢一)は「俺は…」と打ち明けようとしたが、半沢直樹(堺雅人)は「早く着替えてこい」と言い、何も言わずに剣道の手合わせをした。そして、手合わせは深夜にまで及んだ。

2人は疲れ果てて倒れ込むと、半沢直樹(堺雅人)は近藤直弼(滝藤賢一)に「生きていくのは大変だな。時々、思うよ。どうして銀行員になったんだろうって。1つでも汚点を作れば、出向だ。お前みたいに成りたくもない病気になれば、お前が悪いと言わんばかりに、片道切符の島流しだ。お前は自力で戻ってきた。広報部はお前の夢だったんだろ。それを手に入れたんだ。良いじゃないか。それで」と話した。

近藤直弼(滝藤賢一)が「そのために俺は裏切ったんだぞ」と自責すると、半沢直樹(堺雅人)は「裏切られた気がしない。お前はタミヤ電機を立て直そうと必死に頑張った。その結果、田宮社長(前川泰之)から証言を手に入れた。だったら、それをどう使おうが、お前の自由だ。それがお前の実力だ。俺がお前でも同じ事をした。お前が銀行員として当然の選択をした。よかったな、銀行に戻れて」と祝福した。

さて、半沢直樹(堺雅人)が近藤直弼(滝藤賢一)の裏切りを許したため、大和田常務(香川照之)を追い詰める証拠が無くなってしまった。

再び田宮社長(前川泰之)から迂回融資の証言を得ると、近藤直弼(滝藤賢一)が大和田常務(香川照之)と裏取引していた事が明るみに出るため、半沢直樹(堺雅人)は田宮社長(前川泰之)から証言を得ることを諦めた。

そのようななか、金融庁の黒崎駿一(片岡愛之助)から、東京中央銀行に「先日の金融庁検査で、半沢直樹(堺雅人)の受け入れ態度に問題がある」とする抗議付きの改善要求が届いたため、半沢直樹(堺雅人)は取締役会にかけられることになった。

取締役会の前日、半沢直樹(堺雅人)と渡真利忍(及川光博)が食堂で作戦をねる。

半沢直樹(堺雅人)が「なぜ大和田常務(香川照之)は迂回融資という危ない手を使ったのか。メガバンクの常務なら3000万円程度はどうにか出来たはずだ」と指摘する。

渡真利忍(及川光博)が大和田常務(香川照之)の信用調査を引き受けると、半沢直樹(堺雅人)は「ラフィットの方は近藤(滝藤賢一)に調べてもらう」と言った。

渡真利忍(及川光博)は、裏切った近藤直弼(滝藤賢一)にラフィットの調査を頼むことに驚いたが、「つくづく思うよ。お前は良い奴だな。直ぐに連絡を取ってみる」と言い、近藤直弼(滝藤賢一)に電話しようとした。

すると、半沢直樹(堺雅人)は「もう来てる」と教える。渡真利忍(及川光博)が振り替えると、遠くに近藤直弼(滝藤賢一)が立っていた。

半沢直樹(堺雅人)と渡真利忍(及川光博)が「お帰り、近藤」と迎え入れると、近藤直弼(滝藤賢一)は「ただいま」と言って涙を流した。

その後、半沢直樹(堺雅人)は伊勢島ホテルを訪れ、羽根専務(倍賞美津子)に「貴方が出した120億円の損失は、ただの事故だったんでしょうか?大和田常務の不正の報告書に、貴女の証言を付け加えたい」と尋ねた。

羽根専務(倍賞美津子)が「あの損失は間違いなく事故よ」と答えると、半沢直樹(堺雅人)は「それを大和田常務(香川照之)が利用した」と尋ねた。

羽根専務(倍賞美津子)は何も答えず、「せいぜい、気をつけるのね、大和田常務(香川照之)には」と答えて立ち去った。

半沢直樹(堺雅人)が伊勢島ホテルを出ると、雨が降っていた。雨の中を走っていると、半沢直樹(堺雅人)の前に1台の車が停車し、車から大和田常務(香川照之)から下りてきた。

大和田常務(香川照之)は「銀行に帰るのなら、私の車に乗らないかね。近藤君(滝藤賢一)は乗ったよ」と誘うが、半沢直樹(堺雅人)は断った。

そして、半沢直樹(堺雅人)は「あの時も雨でしたね。25年前の金沢です。あの時も、貴方はそうやって傘を差し、私の父は泥まみれになって這いつくばっていた。あれからずいぶんと偉くなり、昔のことは忘れてしまいましたか?」と尋ねた。

大和田常務(香川照之)は「君のことは思い出せないが、仕事の質にこだわり、経営破綻した哀れなネジ工場の事は何となく思い出したよ。自動化やコストカットを勧めても、いっこうに従わない立派な職人だった。私の言う事を聞いていれば、自殺などしていで済んだのにね」と答えた。

半沢直樹(堺雅人)は「その職人は、銀行を信じて土地を担保に入れたのに、銀行に見捨てられ、全てを失いました。彼は、私の父は銀行に殺されたのも同然だった」と告げた。

当時、大和田(香川照之)は半沢ネジの取引先が経営悪化していることを察知すると、それを半沢ネジに伝えず、半沢ネジを言いくるめて、土地を担保に入れさせ、半沢ネジを見捨てて、貸付金を回収していたのだ。

大和田常務(香川照之)は「今更、25年も前の事を言われてもねえ」と呆れると、半沢直樹(堺雅人)は「銀行に時効なんてない。責任はきっちりと取って頂く。やられたらやり返す。それが私の流儀なんでね」と宣戦布告した。

その後、半沢直樹(堺雅人)が東京中央銀行に戻ると、渡真利忍(及川光博)が「お前の読み通り、大和田(香川照之)は真っ赤っかだった。しかし、状況証拠でしかない。大和田を追い詰める決定的な証拠を見つけない限り、金融庁検査からの改善要求を理由に、お前が飛ばされるのは時間の問題だ」と言い、信用調査の報告書を差し出した。

半沢直樹(堺雅人)が「前から気になってる事がある」と言うと、渡真利忍(及川光博)が「黒崎(片岡愛之助)は羽根専務(倍賞美津子)を社長にする提案を了承した。あれだけ銀行を嫌っていた奴が。おかしいって言うんだろ」と答えた。

大和田常務(香川照之)と黒崎検査官(片岡愛之助)の2人が繋がっているのであれば、つじつまは合うが、大和田常務(香川照之)が自分の不利になる疎開資料の隠し場所をリークするとは思えなかった。

半沢直樹(堺雅人)が渡真利忍(及川光博)と話し合っていると、部下が「そのことなんですか。金融庁検査の前日に融資部から追加で疎開させて欲しいという資料が回ってきたんで、僕が地下2階の機械室に運びました」と報告した。

その時に部下が尾行されていた可能性が出てきた。部下によると、疎開資料の追加を頼んできたのは、融資部の横山だった。

しかし、横山は入社3年目だったので、横山が黒崎検査官(片岡愛之助)と通じているとは思えなかった。そこで、渡真利忍(及川光博)が横山から話を聞くことにした。

一方、大和田常務(香川照之)は岸川部長(森田順平)から、「取締役会で半沢(堺雅人)の処分を決議することになりました。半沢には出向を命じます。東京セントラル証券が受け入れていいと言ってます。ただ、半沢も取締役会で、我々が不正を追求する議題を挙げるようです」と報告を受けていた。

その後、渡真利忍(及川光博)の調査により、融資部の横山に追加の疎開資料を持ってこさせた黒幕は、融資部の福山啓次郎(山田純大)だと判明する。

半沢直樹(堺雅人)は、追加された疎開資料は捏造された内容だった事も突き止めており、「捏造した資料で銀行を追い落とそうとした。告発すれば、お前は懲戒解雇だぞ」と福山啓次郎(山田純大)を脅した。

福山啓次郎(山田純大)は「証拠を出せ」とシラを切り通したが、福山啓次郎(山田純大)のタブレットから資料を捏造した証拠が出てきたため、追い詰められた。

福山啓次郎(山田純大)は「俺は上の命令に従ったまでだ」と釈明すると、半沢直樹(堺雅人)は「誰の命令だ。言え」と追求した。

その結果、福山啓次郎(山田純大)に命じた黒幕は岸川部長(森田順平)だと判明する。

岸川部長(森田順平)は大和田常務(香川照之)の側近なので、大和田常務(香川照之)の指示にも思えたが、大和田常務(香川照之)が自分に不利になる疎開資料の隠し場所をリークするはとは考えにくい。

それに、大和田常務(香川照之)は疎開資料の隠し場所がリークされた事に驚いており、演技とは思えなかった。

このため、岸川部長(森田順平)は黒崎駿一(片岡愛之助)に弱みを握られ、独断で疎開資料の隠し場所をリークした可能性が出てきた。

事情は分からないが、岸川部長(森田順平)が黒崎駿一(片岡愛之助)に内通していた証拠を見つける以外に、半沢直樹(堺雅人)が生き残る方法は無いようだ。

その日、半沢直樹(堺雅人)が東京中央銀行の営業2部に戻ると、大和田常務(香川照之)が待っていた。

大和田暁(香川照之)は「色々あったが、最後にチャンスをあげよう。報告書を出すのを取り下げないか。もちろん、私は何もしていないが、釈明するのが手間なんだ。報告書を取り下げた場合は、君への処分を撤回しよう」と持ちかけた。しかし、半沢直樹(堺雅人)が「お断りします」と拒否した。

大和田暁(香川照之)は「そうか。なら、良いアイデアを教えよう。近藤君(滝藤賢一)を切り捨てるんだ。もう一度、近藤社長(滝藤賢一)に証言してもらえば、私も近藤君もおしまいだ。やれるものなら、やってみな」と、あざ笑った。

半沢直樹(堺雅人)は「常務。『倍返しにする』と言った昼間の言葉は撤回します。やられたら、やり返す。貴方には100倍返しだ」と、改めて宣戦布告を突きつけた。

しかし、大和田暁(香川照之)は「0は100倍にしても0ですよ、半沢君」と言い、余裕の笑みで立ち去った。

半沢直樹-最終回(第10話)のあらすじと結末ネタバレの後編」へ続く。

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