長瀬智也が桜吹雪会に就職か?

長瀬智也が桜吹雪会の正体を突き止めたTBSの3億円事件ドラマ「クロコーチ」の第7話「燃える3億円」のあらすじとネタバレのネタバレ編です。

このページは「クロコーチ・第7話のあらすじとネタバレ」からの続きです。

■クロコーチ・第7話のあらすじとネタバレ後編
その後、黒河内圭太(長瀬智也)は、警官・園田を土に埋め、首だけ地面から出すと、「このときをずっと待ってたの。あんた警官だろ。覚えてるよ、その面」と告げた。

そして、黒河内圭太(長瀬智也)は、園田に「黒河内圭太(長瀬智也)の死亡記事」を見せ、「これ、警察の醜態を暴く記事。俺に何かがあったら、この記事にアンタの顔が載っちゃうんだよね。それだけならいいけど、これが切っ掛けで、桜吹雪会が世間にさらされちゃうかもな。アンタのせいで」告げると、男は震えだした。

黒河内圭太(長瀬智也)は「俺の暗殺を中止するよう、高橋(森本レオ)に言え」と言い、園田から奪った携帯電話で高橋秀男(森本レオ)に電話をかけたが、高橋秀男(森本レオ)は電話に出なかった。

黒河内圭太(長瀬智也)が「冷たいね。桜吹雪会は」と呆れると、園田は「そんなことは無い」と答えた。

黒河内圭太(長瀬智也)が「なんで入ったのかは知らないけど、警察ごと足を洗ったら?年金は貰えないけど、あの人に頼めば、お金は貰えるんでしょ?園田ちゃん」と告げた。

翌日、黒河内圭太(長瀬智也)が「清家ちゃん(剛力彩芽)も襲われたの?」と驚くと、清家真代(剛力彩芽)も「黒河内さん(長瀬智也)も、また襲われたんですか?」と驚いた。

黒河内圭太(長瀬智也)は「こっちは、それを待ってたんだけどね。たぶん、もう襲われないと思うよ。清家ちゃん(剛力彩芽)に3億円から手を引くように仕向けたのは、遠藤(山本學)で間違いないでしょう。しかも、探してた入り口の人でね。ただ、貴女が襲われたことは、遠藤(山本學)には想定外だったのでしょう」と話した。

一方、遠藤剛史(山本學)は拘留中の沢渡一成(渡部篤郎)に接見し、「どういうことだ。君は、清家の娘さんを殺すつもりか?私たちにも、警察官としての誇りがあるはずだ」と告げると、沢渡一成(渡部篤郎)は「私は城尾さんに言われたことを守っているだけです」と答えた。

その後、遠藤剛史(山本學)は、刑事・園田から「桜吹雪会を退会したいので、手当を相談できないでしょうか?第1宮本ビル地下駐車場へ来てください」とメールを受け取り、地下駐車場を訪れた。

すると、地下駐車場に黒河内圭太(長瀬智也)と清家真代(剛力彩芽)の2人が現れた。

黒河内圭太(長瀬智也)は、園田に襲われたときに携帯電話を取り上げており、園田の携帯電話から遠藤剛史(山本學)にメールを送った事を明かし、「メールを見てここへ来た貴方は、桜吹雪会ということになりませんかね?」と尋ねた。

清家真代(剛力彩芽)が「父を殺したのは遠藤さん(山本學)なんですか?」と尋ねるが、遠藤剛史(山本學)は何も答えなかった。

黒河内圭太(長瀬智也)が「それは無理なんじゃない?簡単に認めたら、清家さん(剛力彩芽)の身も危なくなりますから。彼女が死ねば、身が危なくなるんじゃ無いかとか、沢渡(渡部篤郎)がどう動くとか。彼女を守りたい気持ちは分かりますけど、黙っていたら何も解決しないじゃないですか。3億円事件みたいに」と告げると、遠藤剛史(山本學)は「私はお父さんの件には関わっていない。でも、申し訳ないと思っている」と答えた。

黒河内圭太(長瀬智也)が「認めたね。そもそも、なぜ、事件を隠蔽したんですか?犯人が警察官の息子だからですか?」と尋ねると、遠藤剛史(山本學)は「当時の日本の状況を知っているかね。革命分子との内戦の時代だ。そんな時代に世間を騒がせていた3億円事件の犯人が、警察官の息子だと知られたらどうなる。治安は乱れ、日本は混乱してしまう」と答えた。

黒河内圭太(長瀬智也)が「つまり、体裁を繕うために、臭い物にふたをしたって事ですか?」と尋ねると、遠藤剛史(山本學)は「そうだ」と答えた。

黒河内圭太(長瀬智也)が「彼女のお父さんは、その後も捜査をしていて、真相に近づいたから、殺されたんですね」と尋ねると、遠藤剛史(山本學)は「そう聞いている。だが、犯人は知らない。犯人の事は公安の城尾が取り仕切っていた」と答えた。

黒河内圭太(長瀬智也)が「でも、警官の息子と言えば、1人しか居ないじゃないですか。犯人の新しい名前は高橋秀男。警視庁庶務係の高橋秀男(森本レオ)じゃないですか?」と尋ねると、遠藤剛史(山本學)は「そうだ」と答えた。

黒河内圭太(長瀬智也)が「3億円はどうしたんですか?事件を隠蔽した後、焼却したわけではないでしょ」と尋ねると、遠藤剛史(山本學)は「事件が起きた後、城尾が提案したんだ」と答えて話した。

45年前、城尾は「警察官の手当は実に薄い。だから、この金は警察官やその家族、遺族の為に使えば良いんです。警察の為に使えば良いんです」と提案したのだという。

黒河内圭太(長瀬智也)が「つまり、あの3億円は警察の裏金になった。桜吹雪会は、その裏金を管理運営するために作られたんですね」と尋ねると、遠藤剛史(山本學)は「そうだよ。当時は悪は悪でも、それは善だと、みんな信じていた」と答えた。

黒河内圭太(長瀬智也)が「45年前は、悪は善になれたかもしれませんが、45年経って、善がほころんで悪になったんじゃないですか?沢渡(渡部篤郎)に関わった人間が何人も死んでるのはご存じですよね。あなた方の秩序は崩れ去っているのではないですか?というか、桜吹雪会は最悪の方向へ動き出してるんじゃないですか?それを止める方法が1つだけありますよね」と告げると、遠藤剛史(山本學)は「3億円ですか?」と答えた。

黒河内圭太(長瀬智也)が「今はもっと増えてるんでしょ。いくらくらいになってるんですか?」と尋ねると、遠藤剛史(山本學)は「それを知って、どうするんですか?公にするつもりですか?」と尋ね返した。

黒河内圭太(長瀬智也)が「それを決める前に、まず、確かめさせて貰えませんか?沢渡(渡部篤郎)達に気づかれる前に」と頼むと、遠藤剛史(山本學)は「分かりました」と答えた。

その後、黒河内圭太(長瀬智也)と清家真代(剛力彩芽)の2人が遠藤司法研究所(警察年金勉強会)のビルの前で、遠藤剛史(山本學)を待っているとき、黒河内圭太(長瀬智也)が「45年間も黙っていたことを、よく喋ってくれたよね」と言い、ICレコーダーを取り出した。

清家真代(剛力彩芽)が「録音されてたんですか」と驚くと、黒河内圭太(長瀬智也)は「貴重な証言だからね」と答えた。

そのとき、後ろでドスンという音がした。黒河内圭太(長瀬智也)が振り返ると、遠藤剛史(山本學)が血を流して倒れていた。

黒河内圭太(長瀬智也)が慌てて遠藤司法研究所(警察年金勉強会)に入ると、資料がゴッソリと無くなっていた。黒河内圭太(長瀬智也)は「入り口、無くなっちゃったじゃん」と驚いた。

その後、黒河内圭太(長瀬智也)は警察を呼び、課長・牛井孟(小市慢太郎)に「たまたま道を歩いていたら、上から人が落ちてきた」と自殺の目撃証言をして、現場を離れた。

清家真代(剛力彩芽)が「事務所からファイルが無くなってましたよね。ということは、遠藤剛史(山本學)さんは自殺では無い?」と尋ねると、黒河内圭太(長瀬智也)は「それは仕舞っておこうよ。死んだ人を45年前の罪でさらし者にする事ないでしょ」と答えた。

清家真代(剛力彩芽)は「なら、遠藤さん(山本學)の証言を元に、沢渡さん(渡部篤郎)の関与を証明するべきじゃないでしょうか?」と主張すると、黒河内圭太(長瀬智也)が「それは断る」と答えた。

清家真代(剛力彩芽)が「さっきほど、公にすると」と驚くと、黒河内圭太(長瀬智也)は「それは、3億円を手に入れたらの話でしょ」と答えた。

翌日、黒河内圭太(長瀬智也)は沢渡一成(渡部篤郎)に接見し、「やっぱり、まだあったんですね、3億円。お亡くなりになった遠藤さん(山本學)から色々と聞いちゃいました」と告げた。

沢渡一成(渡部篤郎)が「遠藤さん(山本學)が喋ったという証拠はありますか?」と尋ねると、黒河内圭太(長瀬智也)は「こっそり録音させていただきましたから」と答えた。

黒河内圭太(長瀬智也)は「遠藤さん(山本學)は本当に自殺だったんですかね。だって、遠藤さん(山本學)が死んだら、これからは沢渡さん(渡部篤郎)の天下じゃないですか。桜吹雪会の創設者4人が死んじゃったんだから」と話す。

すると、沢渡一成(渡部篤郎)は「貴方の計画通りになったんじゃないですか?貴方は清家さん(剛力彩芽)を使って遠藤さん(山本學)を揺さぶり、自殺もしくは殺されるように仕向けたんですよね。交渉の窓口を私1本に絞るために。あれ?『正解』って言わないんですか?」と尋ねた。

黒河内圭太(長瀬智也)は頭に手をやり、「参ったな。まぁ、僕はどっちでも良かったんです。3億円のありかさえ聞ければね」と答える。

沢渡一成(渡部篤郎)は「あの子(火事で死んだジャーナリストの葉月トモ)とも、そういう関係だったんですか?」と尋ねると、黒河内圭太(長瀬智也)は「やっぱり、貴方が殺したんですか?」と驚いた。

そして、黒河内圭太(長瀬智也)は拳銃の再鑑定書(鑑定結果は不一致)を突きつけ、「本当は死んでもここから出したくないんですけど、3億円のありかを教えてくれたら、僕が出して差し上げますよ。だから、越後検事(板尾創路)は貴方では無く、僕の支配下にあるってこと。3億円はどこにあるんですか?もう1度、聞きますよ。3億円はどこにあるんですか?」と尋ねた。

すると、沢渡一成(渡部篤郎)は「それは、桜吹雪会に入ったら、教えて上げます」と答えた。

その後、黒河内圭太(長瀬智也)が拘置所を出ると、路地で高橋秀男(森本レオ)が待っていた。

高橋秀男(森本レオ)が「いい話は聞けましたか?」と尋ねると、黒河内圭太(長瀬智也)は「ヘッドハンティングの事ですか?でも、潰れそうな会社に就職してもね」と呆れた。

高橋秀男(森本レオ)が「潰れませんよ」と告げると、黒河内圭太(長瀬智也)は「だから、貴方は就職したんですか?45年前、高橋秀男という別人に生まれ変わって。どうして貴方は生きてたんですか?城尾という大人たちに利用されたんですか?なんで警察に身を置いてるんですか?」と尋ねた。

高橋秀男(森本レオ)は質問には答えず、「お返事、お待ちしています」と頭を下げて立ち去ろうとする。

黒河内圭太(長瀬智也)は「少年S。お前、どういう人生だったんだよ。」と呼び止めると、高橋秀男(森本レオ)は振り向いて「黒河内さん(長瀬智也)、今の日本をどうお思いですか?45年前、少年Sは何を見たんでしょうね」と意味深長な言葉を残し、立ち去った。

黒河内圭太(長瀬智也)は高橋秀男(森本レオ)の背中を見送りながら、「認めたねえ」と、ほくそ笑んだのであった。

クロコーチ・第8話のあらすじとネタバレ」へ続く。

ドラマ「クロコーチ」の原作と主題歌は「クロコーチの原作と主題歌」をご覧ください。

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