ごちそうさん-第64話のあらすじとネタバレ

杏に妊娠疑惑が浮上するNHK連続テレビ小説ドラマ「ごちそうさん」の第11週・第64話「大嫌いっていわしたい」のあらすじとネタバレです。

ドラマ「ごちそうさん」のあらすじとネタバレは「ごちそうさん-あらすじとネタバレ」をご覧ください。

■ごちそうさん-第64話のあらすじとネタバレ
卯野め以子(杏)は居なくなった西門和枝(キムラ緑子)を探して商店街を訪れたが、商店街の人は西門和枝(キムラ緑子)の顔を知らなかった。

一方、西門希子(高畑充希)は市役所へ行き、西門悠太郎(東出昌大)に「お姉ちゃんが居らんようになってしもうた」と報告する。

その後、卯野め以子(杏)は酉井捨蔵(近藤正臣)の長屋を訪れ、事情を説明すると、慌てた酉井捨蔵(近藤正臣)は家を飛び出そうする。

しかし、卯野め以子(杏)は座り込んでしまった。酉井捨蔵(近藤正臣)が「どしたんや」と尋ねると、卯野め以子(杏)は「ちょっと、なんか変で」と答えた。

何かに気づいた酉井捨蔵(近藤正臣)は「め以子さん(杏)、家に戻ろう」と促すと、卯野め以子(杏)は「え?でも」と答えた。

酉井捨蔵(近藤正臣)は「あの子な、小さいころから、すねたら、倉の中に入り込んだりしてましたんや。もしかしたら」と教えると、卯野め以子(杏)も家へ戻る事に同意した。

そのころ、西門家で留守番をしていた西門静(宮崎美子)は、倉の方から物音がしたので、倉の中に入って「和枝ちゃん?」と呼びかけていると、倉の戸がバタンと閉まり、外から鍵をかけられてしまった。

西門静(宮崎美子)は「和枝ちゃん(キムラ緑子)?なんでこんな事をするの?」と言って倉の戸を叩いたが、返事は無かった。

一方、卯野め以子(杏)と酉井捨蔵(近藤正臣)の2人が西門家に戻るが、門に鍵がかかっていた。

卯野め以子(杏)は「お静さん(宮崎美子)が居るはずなんですけど」と不思議がっていると、ガスの臭いに気づいた。

卯野め以子(杏)は庭へと回って勝手口から家に入ろうとしたが、勝手口も鍵がかかっていた。卯野め以子(杏)は「お姉さん、開けてください」と言ってドアを叩くが、返事は無かった。

すると、酉井捨蔵(近藤正臣)は「下がっとき、アンタは吸うたらアカン」と言い、卯野め以子(杏)を下がらせると、薪でガラスを割り、手を差し入れてつっかえ棒をとって戸を開け、台所へと入った。

すると、台所でマッチを持った西門和枝(キムラ緑子)が震えていた。

酉井捨蔵(近藤正臣)が「それ(マッチ)、こっちへ渡し。和枝(キムラ緑子)」と言うが、マッチを持った西門和枝(キムラ緑子)は震えながら、「気安く呼ばんとって。来たら、つける」と答えた。

気が動転した西門和枝(キムラ緑子)が「つける」と言ってマッチを擦ろうとしたので、酉井捨蔵(近藤正臣)が「何を言うてるんや、阿呆んだら」と言い、西門和枝(キムラ緑子)に飛びかり、マッチを叩き落とした。

そこへ、西門悠太郎(東出昌大)も帰ってきて、西門和枝(キムラ緑子)を庭へと連れ出す。

酉井捨蔵(近藤正臣)は西門和枝(キムラ緑子)にビンタをして「死んだら詐欺師の思う壺やないか。生きて見返したらなアカンのとちゃうんか?」と諭すと、西門和枝(キムラ緑子)は「ずっと、そうして来たんや。ワシを不幸にした者を見返したろうって。何でワテだけ、いつも、いつも、こんな目に合わなあかんの。何が悪いの。顔か?性格か?違うやろ。こんなん運だけやろ。どうやっら治るねん。20年や。20年近く、ええ事なんて1つも無いんや。ワテはもう疲れたんや」と泣いた。

すると、西門希子(高畑充希)が「姉ちゃんに良いことが無いんは、姉ちゃんの心が歪(いびつ)やからと思う。色々と不幸せやったと思う。でも、それを人にやり返していい理由にはならへんし。そんなんしてたら、ドンドン周りの人が離れていくと思うよ。せやから、いつまで経っても寂しいんや。寂しいからつけ込まれたんや。本当に20年間、1つも良いことが無かったん?今日かて、倉田さんが血相を変えて探してくれたし、市役所の人だって、みんなお姉ちゃんを心配して。そういうのは良いことちゃうん?お姉ちゃんの良いと入れて貰えないの?そうやって悪い事ばっかりを振り返って。そやから、歪や言うんや」と言って泣いた。

酉井捨蔵(近藤正臣)は「和枝(キムラ緑子)、お前はええ子やった。お前の悪いのは心でも無い、運でも無い。親や。あんな所に嫁に行かせてしもたワシは、ほんまにボンクラや。恨むんやったらワシやで」と話すと、立ち上がった西門和枝(キムラ緑子)は何も言わずに立ち去った。

そのとき、卯野め以子(杏)が腹を押さえて苦しみだした。西門悠太郎(東出昌大)は卯野め以子(杏)に駆け寄り、「どないした。腹が痛いんか?何食うたんや?」と心配した。

その後、西門悠太郎(東出昌大)が医者を呼び、2人を診察してもらうと、医者は「お姉さんの方は、大丈夫でしょう。ガスもそんなに吸うてないようやし。奥さんの方が、しばらく寝とった方がええでしょうな」と診断し、帰って行った。

そのとき、西門悠太郎(東出昌大)が酉井捨蔵(近藤正臣)を見ると、酉井捨蔵(近藤正臣)が帰って行く医者に深々と頭を下げていた。

酉井捨蔵(近藤正臣)は西門悠太郎(東出昌大)の視線に気づくと、「帰る。うん、今帰るとこや。さいなら」と言って帰って行った。

西門希子(高畑充希)が西門悠太郎(東出昌大)に「みんなに、『見つかりました』って言うてくるね」と告げると、西門悠太郎(東出昌大)は「『今日はおおきに』って、今、逃げていったじいさんにも言うといてください」と頼んだ。

さて、西門悠太郎(東出昌大)が部屋に戻ると、布団で寝ている卯野め以子(杏)に「アナタはそれでも大人の女性なんですか?どうしたら、気づかずに過ごせるんですか。何ヶ月も」と呆れる。

卯野め以子(杏)は「ちょっと太ったなって思ったんだけどね。食べ物が変わったからかなって思ったの」と答えると、西門悠太郎(東出昌大)は「阿呆なんですか?当分は安静にしろって言うことなので、おとなしく寝ててください」と言い、布団を掛けてやる。

卯野め以子(杏)は「暑いんですよ」と言い、布団をめくると、西門悠太郎(東出昌大)の手を取り、自分のお腹に当てた。西門悠太郎(東出昌大)は思わず顔がほころぶ。

西門悠太郎(東出昌大)が西門静(宮崎美子)の事を思い出し、西門静(宮崎美子)に報告しようとしたが、西門静(宮崎美子)が居ないこと気づき、「あれ?お静さんは?」と西門静(宮崎美子)に尋ねた。

そのころ、西門静(宮崎美子)は倉に閉じ込められたままで、空腹に腹の虫を鳴らしていた。

翌朝、西門悠太郎(東出昌大)は板を打ち付けて、割れたガラスを塞ぐ。西門希子(高畑充希)が「しばらくは、家の事は…」と話すと、西門静(宮崎美子)は「アンタとウチでせな仕方ないな」答えた。

そこへ、割烹着を着た西門和枝(キムラ緑子)が降りてくる。西門希子(高畑充希)が「お姉ちゃん。昨日は言い過ぎてごめんなさい」と謝るが、西門和枝(キムラ緑子)は何も答えず、台所で米をとぎ始めたのであった。

ごちそうさん-第11週・第65話のあらすじとネタバレ」へ続く。

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