ごちそうさん-第75話のあらすじとネタバレ

原田泰造が東出昌大に激怒するNHK連続テレビのごちそうさんドラマ「ごちそうさん」の第13週・第75話「ふくが来た」のあらすじとネタバレです。

ごちそうさん-第74話のあらすじとネタバレは「ごちそうさん-第74話のあらすじとネタバレ」をご覧ください。

ドラマ「ごちそうさん」のあらすじとネタバレ目次は「ごちそうさん-あらすじとネタバレ」をご覧ください。

■ごちそうさん-第75話のあらすじとネタバレ
卯野め以子(杏)が元気の無い西門悠太郎(東出昌大)の為におせち料理を考えていると、西門希子(高畑充希)が「みなさんがお泊まりになるのは、お姉ちゃんの部屋でいいんですよね?」と尋ねる。

卯野め以子(杏)が「うん。…うん?」と不思議がると、西門希子(高畑充希)は「今日ですよね?卯野家の皆さんが来はるの」と確認した。

すっかり忘れていた卯野め以子(杏)は、慌てて喫茶店「馬介」へ行き、店の前を掃除していた堀之端桜子(前田亜季)に「お父さん(近藤正臣)の事は黙ってて」と頼むと、馬介の中から「何を黙ってるんだよ」と卯野大五(原田泰造)が顔を出した。

卯野め以子(杏)は声を上げて驚く。何故か、卯野大五(原田泰造)・卯野イク(財前直見)・卯野照生(井之脇海)の3人が喫茶店「馬介」に来ていたのだ。

[注釈:卯野照生(井之脇海)は卯野め以子(杏)の弟です。]

卯野め以子(杏)もテーブルに着き、家族との再会を果たすと、卯野イク(財前直見)が「直ぐにお家の方に行こうとしたんだけどね。この人(原田泰造)が焼氷を食べたいって聞かないのよ」と呆れる。

堀之端桜子(前田亜季)が「すいません。焼氷は冬場はやってなくて」と謝ると、卯野照生(井之脇海)が「だから、言っただろ」と呆れる。

そこへ、室井幸斎(山中崇)が原稿を書きながら、2階から降りてくる。室井幸斎(山中崇)が「どうも大将(原田泰造)」と挨拶すると、卯野大五(原田泰造)は「相変わらず、汚ねーな」と笑う。

卯野大五(原田泰造)が「何を書いてんだよ」とい尋ねると、室井幸斎(山中崇)は「おでんを通じて、世界のあり方を書いています。今、コンニャクが、その不確かな存在意義について、みんなに理解されたところです」と答えた。

その後、卯野大五(原田泰造)らは卯野家を訪れ、西門静(宮崎美子)らと対面し、お互いに自己紹介を行う。

卯野大五(原田泰造)が「もう1方…その…」と尋ねると、卯野め以子(杏)は「あっ、言ってなかったわね。お姉さん(キムラ緑子)はお嫁に行かれたの。色々とあって、震災の前にね」と教えた。

卯野大五(原田泰造)が「聞いてないぞ」と怒ると、卯野め以子(杏)は「そっちだって、それどころじゃ無かったでしょ」と答える。

卯野大五(原田泰造)が「そんなの、チョロチョロッと書いて寄越せば済むことだろ」と怒ると、卯野め以子(杏)は「あの大事に電報1つ寄越さなかった人に言われたくないですよ」と答え、口喧嘩を始める。

卯野イク(財前直見)が「止めなさい。恥ずかしい」と呆れると、西門希子(高畑充希)が「こんなんなんやね。ちい姉ちゃん(杏)は家で」と笑った。

卯野大五(原田泰造)が「すみませんね。がさつな娘で」と謝ると、西門静(宮崎美子)は「いいえ。明るくて助かってます」と答えた。

卯野大五(原田泰造)が「いつでも、のしを付けて返して貰っても構いませんから」と笑うと、卯野イク(財前直見)は「なんてことを言うのよ」と叱った。

そこで、卯野大五(原田泰造)は「ちょっと、市場でものぞきに行ってくるわ」と言って立ち上がり、卯野照生(井之脇海)を連れて出て行った。

顔合わせも終わり、卯野め以子(杏)が台所に立つと、卯野イク(財前直見)は手伝いながら、「安心した。仲が良さそうで。どうなってるかと思ってた。お父ちゃんも心配してたんだよ。アンタ、もうちょっとマメに手紙を寄越しなさい」と言って煮ていた黒豆を見せた。

その後、卯野大五(原田泰造)と卯野照生(井之脇海)の2人が再び喫茶店「馬介」でお茶を飲んでいると、小太りの芸者・染丸(馬場園梓)を連れた泉源太(和田正人)が入ってきた。

泉源太(和田正人)は卯野大五(原田泰造)に気づき、「おじさん?源太や、源太。め以子(杏)の同級生やった」と告げると、卯野大五(原田泰造)は「おー、源太か。大きくなったな。なんだ。お前、こっちに住んでたのか」と喜んだ。

泉源太(和田正人)が「め以子(杏)から聞いてなかったんですか?」と尋ねると、卯野大五(原田泰造)は「アイツ、そういう大事なことを何にも言わないんだ」と怒った。

染丸(馬場園梓)が泉源太(和田正人)に「お知り合い?」と尋ねると、泉源太(和田正人)は「こちらは、め以子(杏)の親父さんと弟さん」と紹介する。

染丸(馬場園梓)が「そうなんですか。私、芸子の染丸と言います。師匠(近藤正臣)には、ずっとお世話になってて」と挨拶すると、泉源太(和田正人)の顔が凍り付いた。

卯野大五(原田泰造)が「師匠って?」と尋ねると、染丸(馬場園梓)が「め以子(杏)の親父さん」と答える。泉源太(和田正人)は慌てて、「…の従兄弟。亡くなったお父さんの従兄弟で、ワシらもお世話になってるんです」と付け加えた。

卯野大五(原田泰造)は「それも聞いてない」と怒る。

一方、竹元勇蔵(ムロツヨシ)は西門悠太郎(東出昌大)に「何も見せる物が無いということは、どういうことだ」と激怒すると、西門悠太郎(東出昌大)は「僕の力不足です」と答えた。

竹元勇蔵(ムロツヨシ)が「コンクリート造はお前の専門だろ。大学で何を習ってきたんだ」と激怒すると、西門悠太郎(東出昌大)は「習ってきた事に自信が持てないんです。震災でコンクリート造が必ずし安全ではないと分かりました。これをやっていれば大丈夫という確信が、自分の中で持てないんです。申し訳ありません」と謝罪した。

竹元勇蔵(ムロツヨシ)は「責任感はあるが、責任感を全うする覚悟が無かったということか。もういい。この件は別の人間に任せる。お前には荷が重すぎた。お前には失望した」と言い、立ち去ろうとする。

西門悠太郎(東出昌大)が「待ってください」と呼び止めるが、竹元勇蔵(ムロツヨシ)は「ちょうど良い機会だから教えてやろう。私の一番嫌いな言葉は『ガッカリ』だ」と告げて立ち去った。

西門悠太郎(東出昌大)が肩を落として建築課に戻り、藤井耕作(木本武宏)に報告すると、藤井耕作(木本武宏)は「明日から休みやし、ゆっくりして、気持ちを切り替えたらええ。良いお年を」と告げて帰っていった。

大村宋介(徳井優)も西門悠太郎(東出昌大)に「あんな、頭領。どんだけやったかて、完璧になんてならへんで。どっかて腹をくくらんと。良いお年を」と告げて帰っていった。

さて、西門悠太郎(東出昌大)が帰宅すると、卯野め以子(杏)と卯野大五(原田泰造)の2人が台所で、味付けについて口喧嘩をしながら、すき焼きを作っていた。

西門悠太郎(東出昌大)が「すみません、遅くなりまして」と謝ると、卯野大五(原田泰造)は「忙しいんだろ。分かってるよ」と温かく迎えた。

さて、夕食が始まる。いつもは膳で食べているが、卯野家が来ているので座敷机での夕食となる。

西門静(宮崎美子)がすき焼きをた食べて「美味しい」と驚くと、卯野大五(原田泰造)が「どうも。不味いって言われちゃ、立つ瀬が無いですからね」と喜ぶ。

卯野め以子(杏)が「ほら、薄めてちょうど良かったでしょ」と勝ち誇ると、卯野大五(原田泰造)は「お前は黙ってろ」と注意した。

一方、卯野照生(井之脇海)は西門希子(高畑充希)にデレデレしながら、食べていた。

さて、西門悠太郎(東出昌大)が暗かったので、卯野大五(原田泰造)が「どうした。元気がねーじゃねーかよ」と尋ねると、西門悠太郎(東出昌大)は「仕事でちょっと」と答えた。

卯野大五(原田泰造)が「何、困ってるんだ、言ってみな。親子じゃねーかよ」と尋ねると、西門悠太郎(東出昌大)は「コンクリート造の小学校の建設を任され、出来るだけ頑丈な物をと思ってるんですが、実に判断が難しくて。今度の震災で、コンクリート造の建築物でも、被害が出た物と被害が出なかった物があるんです。その被害の差をもたらした技術が何だったのか。その結論に至ってないんです」と話した。

卯野イク(財前直見)・卯野大五(原田泰造)・卯野照生(井之脇海)の3人は「へー」と感心するが、全く理解が出来ていなかった。

卯野め以子(杏)はすき焼きを食べながら、「そんな難しいこと、こっちのお父さん(原田泰造)に言っても駄目よ。向こうのお父さん(近藤正臣)に相談しないと。なんなら、私が向こうのお父さん(近藤正臣)に相談しましょうか?」と話すと、西門悠太郎(東出昌大)は目を見開いて隣に座っている卯野め以子(杏)を見た。

誰も何も言わないので、すき焼きを食べていた卯野め以子(杏)が顔を上げると、みんなが卯野め以子(杏)に注目していた。卯野め以子(杏)は自分の失言に気づき、顔をしかめた。

卯野照生(井之脇海)が「向こうのお父さんって?ここのお父さんは亡くなってるんだよね?」と尋ねる。卯野イク(財前直見)も「まさか、新しいお父さんって分けじゃないですよね」と尋ねる。

西門静(宮崎美子)の顔が引きつっているので、卯野照生(井之脇海)が「ひょっとして生きてるとか?」と尋ねると、西門悠太郎(東出昌大)は重い口を開き、「はい。生きてます」と答えた。

すると、卯野大五(原田泰造)は「俺は聞いてないぞ。どういう事だ。死んだって言ったよな、悠さん(東出昌大)」と怒ると、西門静(宮崎美子)が「行方知れずになってたんです。10年前に家を出ていって、死んだと同じだったんです」と釈明した。

西門希子(高畑充希)が「今年に入って、生きてるって分かったんです」と釈明すると、卯野大五(原田泰造)は「何月だ」と尋ねた。

西門悠太郎(東出昌大)が「6月です」と答えると、卯野大五(原田泰造)は「半年も前じゃねーか。どうして、そんなに大事なことを言わないんだよ」と激怒し、座敷机をひっくり返そうとしたが、卯野め以子(杏)と卯野イク(財前直見)が座敷机を押さえ、ちゃぶ台返しを阻止した。

卯野め以子(杏)が「お父ちゃんに言ったって仕方が無いでしょ」と告げると、卯野大五(原田泰造)は「言いたくは無いけどな。祝言も挙げてもらえない。こいつ(杏)が女中扱いされてるのも我慢してきた。悠さん(東出昌大)の事を信じてきたからだ。悠さんなら、悪いようにはしないって。けどよ、こんなに隠し事が多いんじゃ、悠さんの事を信用できないじゃねーかよ。それは、悠さんが俺のことを信用してないってことだろ。当てにもしてないって事だろ」と激怒した。

西門悠太郎(東出昌大)が「そんなつもりは」と釈明すると、卯野大五(原田泰造)は「じゃー、なんで何にも言わないんだよ。お前、今日だって何にも言うつもりはなかっただろ」と声を荒げる。

西門悠太郎(東出昌大)が「はい」と答えると、卯野大五(原田泰造)は座敷机をひっくり返そうとしたが、再び卯野イク(財前直見)にちゃぶ台返しを阻止されてしまった。

怒りのやり場が無い卯野大五(原田泰造)は立ち上がり、2階へと上がってしまったのであった。

ごちそうさん-第14週・第76話のあらすじとネタバレ」へ続く。

コメントを投稿する

コメントは正常に投稿されていますが、反映に時間がかかります。