僕のいた時間-あらすじとネタバレ

三浦春馬に難病が発症するフジテレビの筋萎縮性側索硬化症(ALS)ドラマ「僕のいた時間」の第1話「難病と闘い今を生きる青年の物語!あなたは全力で生きてますか?」のあらすじとネタバレのあらすじ編です。

ドラマ「僕のいた時間」の原作と主題歌については「「僕のいた時間」の原作と主題歌とあらすじ」をご覧ください。

■僕のいた時間-あらすじとネタバレ
大学4年生の本郷恵(多部未華子)が企業の集団面接を受けていると、カバンに入れていた携帯電話が鳴ってしまった。どうやら、電源を切り忘れていたようだ。

本郷恵(多部未華子)は黙ったままで動けず、面接官が「出なくていいんですか?他社からの内定の連絡かもしれませんよ」と嫌みを言っていると、電話は切れた。

本郷恵(多部未華子)は意を決し、立ち上がって謝罪をしようとすると、隣に座っていた澤田拓人(三浦春馬)がスッと立ち上がり、「すみませんでした。電話の電源を切っておくのを忘れました。申し訳ありません。今切ってもよろしいでしょうか」と謝罪し、面接官の許可を得ると、カバンの中に入れてあったスマートフォンを操作した。

面接が終わると、本郷恵(多部未華子)は澤田拓人(三浦春馬)を追いかけ、「なんでですか?私の携帯だって分かってましたよね」と尋ねると、澤田拓人(三浦春馬)は「清風学院大学の経営学部の…なんだっけ、名前」と尋ねた。

本郷恵(多部未華子)が「本郷恵」と答えると、澤田拓人(三浦春馬)は「別にかばったわけじゃないから。自分のため。面接官へのアピール。ピンチの時に冷静の対処できますっていう。じゃー、また」と答えて立ち去った。

本郷恵(多部未華子)は「へー」っ感心したが、「また?」と不思議がった。

その日の夜、本郷恵(多部未華子)が自宅の仏壇に手を合わせると、夕食の準備をしていた母・本郷翔子(浅田美代子)が「テレビショッピングで良いのがあったのよ。ホームベーカリー」と告げた。

本郷恵(多部未華子)が「そんなことで電話してきたの?今日は面接だってわかってたでしょ」と呆れると、母・本郷翔子(浅田美代子)は「何か私が悪いみたいじゃない」と呆れた。

本郷恵(多部未華子)が「はい、はい。携帯を切ってなかった私が悪いんです」と言ってご飯を食べ始めると、母・本郷翔子(浅田美代子)は「次ぎ、頑張ればいいじゃない」と励ました。

ある日の夜、本郷恵(多部未華子)の携帯電話にお祈りメールが届く。お祈りメールとは、不採用通知メールのことで、不採用通知は文末に「ご健闘をお祈り申し上げます」などと書かれているため、通称「お祈りメール」と呼ばれている。

本郷恵(多部未華子)がお祈りメールを見て溜息をつくと、母・本郷翔子(浅田美代子)は「次ぎを頑張ればいいじゃない」と励ました。

本郷恵(多部未華子)が「そんなのんきな事を言ってられない。卒業までに就職が決まるかどうかの崖っぷちなんだから。卒業したら、奨学金だって返さなきゃならないし。分かってる?645万円」と呆れる。

母・本郷翔子(浅田美代子)は「仕事なんて選ばなきゃ、何だってあるわよ。私だって、いろんなパートをやったし」と告げると、本郷恵(多部未華子)は「私は絶対に正社員になりたいの」と答えた。

ある日、澤田拓人(三浦春馬)が友達の水島守(風間俊介)と「あー、死にたい。いつまで就活が続くんだよ」と嘆いていると、水島守(風間俊介)の携帯電話が鳴った。非通知での着信だった。

水島守(風間俊介)は慌てて電話を取る。電話に出た水島守(風間俊介)は「ありがとうございます」と頭を下げる。それは採用の電話だった。

水島守(風間俊介)は電話を切ると、澤田拓人(三浦春馬)は笑顔で「内定おめでとう」と祝福したが、その笑顔の奥には寂しさや虚しさが隠れていた。

一方、本郷恵(多部未華子)が友達の村山陽菜(山本美月)と一緒に歩いていると、村山陽菜(山本美月)が「銀行員と合コンをする」と言い出した。

本郷恵(多部未華子)が「気楽だね。就職が決まってないのに」と呆れると、村山陽菜(山本美月)は「半分、諦めた。就職が駄目なら、結婚。絶対に結婚する」と宣言した。

本郷恵(多部未華子)が「結婚って、陽菜(山本美月)の理想の人はその人でしょ?居る?そんな人」と笑うと、村山陽菜(山本美月)はカバンについているキーホルダーを見せ、「エド。絶対に現れるから。陽菜の王子様」と答えた。

(注釈:エドは、アニメ「鋼の錬金術師」に登場するエドワード・エルリックのこと。「エドはるみ」のことではない)

本郷恵(多部未華子)が「王子様なんて」と呆れると、村山陽菜(山本美月)は「恵だって待ってるくせに」と答えた。

本郷恵(多部未華子)は澤田拓人(三浦春馬)の事を思い出したが、「王子様なんて居ないって」と否定した。

そのとき、本郷恵(多部未華子)は驚いて足を止める。本郷恵(多部未華子)の視線の先に、大学の校舎から出てくる澤田拓人(三浦春馬)が居たのだ。

本郷恵(多部未華子)が「なんでここに?」と驚くと、澤田拓人(三浦春馬)は「やっと会えた」と言って笑った。

本郷恵(多部未華子)が「一緒の学校だったの?」と尋ねると、澤田拓人(三浦春馬)は「学部も一緒」と教えた。

本郷恵(多部未華子)が「前から、私のことを知ってたの?」と尋ねると、澤田拓人(三浦春馬)は「あのとき、初めて知った」と答えた。

本郷恵(多部未華子)は澤田拓人(三浦春馬)を連れだし、「どうだった?アソコ。私は駄目だったんだけど」と尋ねると、澤田拓人(三浦春馬)は「俺も」と答えた。

本郷恵(多部未華子)は「ごめんなさい」と謝罪すると、澤田拓人(三浦春馬)は「あれのせいじゃ無いかも知れないし、俺が勝手にやったことだし」と笑うが、本郷恵(多部未華子)は「でも、やっぱり」と自責して謝る。

すると、澤田拓人(三浦春馬)が「じゃー。聞いてみる?落ちた理由」と言い、本郷恵(多部未華子)を連れて面接を受けた会社へ行き、不採用理由を尋ねた。

しかし、企業からの回答は、「当社が求めた人材が他の方だっただけですので、今後も自信を持って主食活動に励んでください。ご健闘をお祈り申し上げます」というテンプレート回答だった。

会社を出た本郷恵(多部未華子)は「思い切って来たのに、当たり障りの無い事を言われて追い返されて、余計にモヤモヤした。でも、ちょっとワクワクした。今まで内定を取れない理由が分からなくて、でも聞けなくて。聞いても教えてくれないだろうし。でも、聞きに行くって感じが」と笑った。

澤田拓人(三浦春馬)が「これからどうする?学校へ戻る?」と尋ねると、本郷恵(多部未華子)は「うん。就職情報を集めなきゃ。現実逃避をしたいけど」と答えた。

澤田拓人(三浦春馬)が「しようよ。現実逃避」と言い、本郷恵(多部未華子)を海に誘い、浜辺にシートを敷いて、そこでシャンパンを飲む。

本郷恵(多部未華子)は「海って良いね。自分の存在や悩みが、すっごくちっぽけに思えてきた」と喜ぶ。

澤田拓人(三浦春馬)が「メグ(多部未華子)ってお酒強いの?」と尋ねると本郷恵(多部未華子)は「メグ?強いって程じゃないかな」と答え、名前を呼ぶのをためらい「そっちは」と尋ね返した。

澤田拓人(三浦春馬)は「そっち、じゃなくて、拓人」と答えたが、本郷恵(多部未華子)は、やはり、「そっちは?」と尋ねると、澤田拓人(三浦春馬)は笑った。

本郷恵(多部未華子)が「何で会わなかったんだろうね。いっぱい居るんだろうね、卒業まで会わない子。なんか、もったいないね」と話すと、澤田拓人(三浦春馬)は「そうかな。会わなきゃいけない人には、絶対に会えるんじゃない」と答えた。

楽しいひとときを過ごし、シャンパンの瓶が空になると、澤田拓人(三浦春馬)は「瓶の中に何か入れて埋めようよ」と提案した。

本郷恵(多部未華子)は「手紙は?」と言い、2人は3年後の自分に向けて手紙を書き、瓶の中に入れて砂浜に埋めた。そして、2人は電話番号を交換して、浜辺を後にした。

その日の夜、本郷恵(多部未華子)がお風呂から出ると、母・本郷翔子(浅田美代子)が「携帯が鳴ってたわよ」と教えてくれた。

本郷恵(多部未華子)は、子犬がご主人様を見つけたかのように、携帯電話へ駆け寄り、携帯電話をチェックするが、メールの主は友達の村山陽菜(山本美月)だった。

母・本郷翔子(浅田美代子)が「彼氏?」と尋ねると、本郷恵(多部未華子)は「居ないって」と答えた。

母・本郷翔子(浅田美代子)が「彼氏が出来たら連れてきなさいよ。どんなのが来たって、ビックリしないから」と告げると、本郷恵(多部未華子)は「本当にどんなのでも良いの?」と尋ねた。

母・本郷翔子(浅田美代子)が「健康で元気だったら、何だって良いわよ」と告げると、本郷恵(多部未華子)は「何だって良くないよ。それに、今は就活で頭が一杯なんだから」と答えた。

一方、澤田拓人(三浦春馬)の部屋には水島守(風間俊介)が来ていた。内定が決まった水島守(風間俊介)は、参考になった本を澤田拓人(三浦春馬)に渡す。澤田拓人(三浦春馬)は「ありがとう」と言って本を受け取る。

そして、澤田拓人(三浦春馬)はスマートフォンのメールをチェックすると、水島守(風間俊介)に「守(風間俊介)の物は持ち帰ってくれない?どんどん、荷物が増えてるよね」と頼んだ。

すると、水島守(風間俊介)は「今のは恵ちゃん(多部未華子)からのメールだろ。お前、恵ちゃんをここに呼ぼうしてるんだろ。あんな事して、こんな事して。って、全然、うらやましくないぞ。30歳までは童貞を貫かないと」と騒ぎ出す。

澤田拓人(三浦春馬)は「来るのは弟とおふくろ。受験だから志望校を見に来るんだって」と教えると、水島守(風間俊介)は「どこ?」と尋ねた。

澤田拓人(三浦春馬)は「さあ。どっかの医学部。受かったら、4月から一緒にここに住む事になってんだ」と教えると、水島守(風間俊介)は「いいなあ、それを見越してこんなマンションを買ってくれる親て」と羨ましがった。

水島守(風間俊介)が「お前のところ、山梨では名の知れた病院だろ?なんかないの?就職のコネとか」と尋ねると、澤田拓人(三浦春馬)は「無いよ。コネがあれば、直ぐに乗っかるから」と笑った。

ある日の夜、澤田拓人(三浦春馬)が面接に失敗して帰宅すると、玄関に靴が3足並んでいた。オヤジも来たのか。

澤田拓人(三浦春馬)がリビングへ入ると、母・澤田美和子(原田美枝子)と弟・澤田陸人(野村周平)の他に、父・澤田昭夫(小市慢太郎)も来ていた。

母・澤田美和子(原田美枝子)は澤田拓人(三浦春馬)に「出かけるのなら、言っといてくれればいいのに。いつ帰ってくるのか分からないから、先に食べてたわよ」と告げた。

そして、澤田拓人(三浦春馬)が席に着くと、母・澤田美和子(原田美枝子)は「そうそう。拓人(三浦春馬)の部屋、陸人(野村周平)がこっちに来たら、陸人(野村周平)の部屋にしてくれる?ほら、医学部は大変でしょ。少しでも良い環境で勉強させてあげたいでしょ」と頼むと、澤田拓人(三浦春馬)は「そうだね」と言い、了承した。

やがて、夕食が終わり、澤田拓人(三浦春馬)が自室に入ると、父・澤田昭夫(小市慢太郎)が尋ねてきた。

父・澤田昭夫(小市慢太郎)は「ウチの病院で事務をやらないか。いずれは事務長になるつもりで。今更、言っても仕方が無いが、拓人(三浦春馬)が中学の時の成績なら、楽に医学部に入れたのにな」と告げると、澤田拓人(三浦春馬)は「ごめん。後伸びするタイプじゃ無くて。就職は自分で何とかするから」と戯けて答えた。

すると、父・澤田昭夫(小市慢太郎)は「誰も知らないような会社に入るよりも、ウチの病院で事務をやっている方が格好が付くと言ってるんだ」と吐き捨て、部屋を出た。

家族の前ではヘラヘラとしていた澤田拓人(三浦春馬)だったが、父・澤田昭夫(小市慢太郎)が出て行くと、布団に拳を叩き付けた。

僕のいた時間-あらすじとネタバレの後編」へ続く。