ごちそうさん-第86話のあらすじとネタバレ

杏と東出昌大が夫婦喧嘩を始めるNHK連続テレビのごちそうさんドラマ「ごちそうさん」の第15週・第86話「今日でおわカレー」のあらすじとネタバレです。

ごちそうさん-第85話のあらすじとネタバレは「ごちそうさん-第85話のあらすじとネタバレ」をごらんください。

ドラマ「ごちそうさん」のあらすじとネタバレ目次は「ごちそうさん-あらすじとネタバレ」をご覧ください。

■ごちそうさん-第86話のあらすじとネタバレ
工事現場に差し入れを持って来た卯野め以子(杏)は、工事現場で村井亜貴子(加藤あい)を目撃した。

卯野め以子(杏)が「あのー。今出て行きはった人は?」と尋ねると、差し入れを貰いに来た池本元が「西門君(東出昌大)の先生でっせ」と教えた。

卯野め以子(杏)が「先生?」と尋ねると、池本元は「昔からの知り合いらしいですね。奥さん、心配でしょう。あんなお友達。でも、大丈夫ですよ。『思うほど、亭主モテもせず』って言いますからね」と教えて笑った。

卯野め以子(杏)は「そうですね」と答えたが、かなり動揺しており、お皿の裏側にキュウリの漬け物を1切れ載せ、池本元に渡すと、「ぎょうさん食べて、お仕事頑張ってくださいね」と言い、放心状態のまま帰ってしまった。

その後、西門悠太郎(東出昌大)が工事現場の事務所に戻ると、机の上に弁当箱が置いてあった。

西門悠太郎(東出昌大)が同僚に「これ、アキ(加藤あい)…松田先生が、持ってきてくれはったんですか?」と尋ねると、同僚は「ええ。診察室に忘れてはった、お弁当やからって」と教えた。

そこへ、上司・池本元が来て、「西門君、奥さん、差し入れ来てくれはってな。忘れもんや」と言って重箱を差し出す。

西門悠太郎(東出昌大)が「ウチのが来たんですか?」と驚くと、池本元は「ああ。えらい美味い差し入れ持ってきてくれはってなあ。エッグなんか、人の心をエッグるうまさっていうかなあ」と話した。

西門悠太郎(東出昌大)が「会いました?2人は会いました?」と尋ねると、池本元は「会ってないけど、奥さんは見はった。ほんでな、ワシはてっきり、お前は言うてるもんやと。松田先生が担当で、奥方は気が気やないやろねえ、みたいな軽口を。すまん、西門」と謝った。

西門悠太郎(東出昌大)は動揺しながらも、「ええんです。ええんですよ。何もやましい事ありませんから」と答えた。

一方、卯野め以子(杏)は喫茶店「馬介」で、「毎朝、毎朝、早く行ってたのは、診察室行くためだったのね。看護婦さんも居ない時間よね」と泣きながら、やけ食いをしていた。

室井幸斎(山中崇)が「いやー、悠さん(東出昌大)も考えたなあ」と羨ましがり、泉源太(和田正人)も「朝の診察室。いひひひ」と言って笑っていると、堀之端桜子(前田亜季)がバンと机を叩いて男どものゲス話を止めた。

堀之端桜子(前田亜季)が「でも、め以子(杏)、どうするの?通天閣(東出昌大)をとっちめるつもり?」と尋ねると、卯野め以子(杏)は「だって、朝の診察室で2人切りなのよ」と答えた。

堀之端桜子(前田亜季)が「けど、そこに行ってた事しか分かってないわけよね?だから、『早目に行って治療してもらってたよ。以上』で終わりじゃない?」と告げると、卯野め以子(杏)は「だって、嘘ついてたのよ。早く現場に行く為だって。何もないなら、何でそんな嘘」と怒った。

それを聞いていた泉源太(和田正人)が「もう、ええやんけ。浮気の1つや2つ」と呆れると、高木馬介(中村靖日)も「僕も、聞かん方がええ気するなあ。聞いてしもたら、白黒は別にして、ごっつい、やりにくくならへん?」と意見した。

その後、帰宅した卯野め以子(杏)が台所で夕食の支度をしていると、長男・西門泰介(三澤瑠斗)が友達を連れて帰ってきた。

友達が「おばちゃん、今日は何?」とオヤツを強請ると、卯野め以子(杏)は「帰って。今日は何も無いから」と答えた。

友達が「何も無いんやったら、ちょぼ焼きでええで」と強請ると、卯野め以子(杏)は「今日は無い」と声を強めた。子供達はシュンとしてしまう。

長男・西門泰介(三澤瑠斗)が友達に「ごめん。今日は」と謝ると、友達は「おばちゃん、ごめんな」と謝って家を出ていった。

その日の夜、川久保啓司(茂山逸平)はストーカー被害を付けている西門希子(高畑充希)を自宅まで送っていた。

西門希子(高畑充希)が「ほんまに、ほんまに、もう、よろしいですよ」と遠慮するが、川久保啓司(茂山逸平)は「ええ運動にもなるし。気にせんといて」と気にしなかった。

西門希子(高畑充希)が「川久保さん(茂山逸平)、野球をやってはったんですよね」と話題を変えると、川久保啓司(茂山逸平)は「うん」と答えた。

そのとき、2人の前にストーカー男が現れる。ストーカー男は川久保啓司(茂山逸平)に「何や、お前」と喧嘩を売った。

すると、川久保啓司(茂山逸平)は「西門君(高畑充希)、逃げるで」と言い、「わー」と大きい声を出してストーカー男を威嚇し、西門希子(高畑充希)の手を引いて、走って逃げた。

その日の夜、西門悠太郎(東出昌大)は「め以子(杏)はきっと怒っているだろうが、やましい所は一切無いものといて振る舞おう」と決めて帰宅する。

一方、卯野め以子(杏)は「とりあえず、今日のところは何も気づいてない事にしよう」と決め、作り笑顔で西門悠太郎(東出昌大)を出迎えた。

さて、西門悠太郎(東出昌大)が夕食を食べながら、「今日は、希子(高畑充希)はまだなんですか?」と尋ねると、卯野め以子(杏)は「ひょっとして、ええ人でもできたんですかねえ」と笑った。

なにやら、卯野め以子(杏)の愛想が良いので、西門悠太郎(東出昌大)はチャンスとみて、「あっ、このおつい、ようでけてますね」と褒めると、卯野め以子(杏)は「そうですか?いつもと同じですけど」と答えた。

あちゃー。失敗した。今度は西門悠太郎(東出昌大)は何も言わずに焼き魚に橋を延ばすと、卯野め以子(杏)は「あっ、ごめんなさい。それ、失敗して」と謝った。

西門悠太郎(東出昌大)は「いや。結構いけますよ。美味しいです。ご飯も進みますし」と答えて、次々にご飯を口に運ぶと、卯野め以子(杏)は「そうですか?そう言うてくれると、助かるわ」と喜んだ。

卯野め以子(杏)は終始ニコニコとしていたが、突然、笑いだし、「アカン。アカン。耐えられへん」と言い、西門悠太郎(東出昌大)から箸と茶碗を取り上げて、卓袱台に置くと、西門悠太郎(東出昌大)を蔵の中に連れて行った。

そして、蔵の中に入った卯野め以子(杏)は「子供らが起きますから」と言って蔵の戸を閉めると、「悠太郎さん、悠太郎さん」と言って西門悠太郎(東出昌大)に迫った。

さて、走って逃げた川久保啓司(茂山逸平)と西門希子(高畑充希)の2人は、塀から顔を出して周囲を伺った。

川久保啓司(茂山逸平)が「もう、おらへんか。大丈夫そうやな」と言って安心すると、西門希子(高畑充希)は「あの、やっつけてくれるんや、なかったんですか?」とたずねた。

川久保啓司(茂山逸平)が「逃げるのは、アカン?」と尋ねると、西門希子(高畑充希)は「いやいや、アカンことはないですけど」と答えた。

川久保啓司(茂山逸平)が「殴られるとな、ごっつい痛いねん。あれはアカン。余計な恨みを生む。逃げ回って、『もうええわ』ってなってくれたら、それはそれでええ話やろ?アカン?」と尋ねると、西門希子(高畑充希)は「す、素敵やと思います」と答えた。

川久保啓司(茂山逸平)が「その代わり、出んようになるまで送ってあげるよ」と約束すると、西門希子(高畑充希)は笑い出して、「ほな、私も逃げ足鍛えておかんといけませんね」と答えた。

さて、蔵の中に居る卯野め以子(杏)が「治療を受けながら、積もる話もしたいんで、早朝に行っていた。つまりは、そういうことですか?」と尋ねると、西門悠太郎(東出昌大)は「それ以上でも、それ以下でもありませんよ」と答えた。

卯野め以子(杏)が「ほな、なんで私に一言、そう言ってくれなかったんですか?」と尋ねると、西門悠太郎(東出昌大)は「別に言う必要も無いやないですか」と答えた。
卯野め以子(杏)が「何でですか?」と追求すると、西門悠太郎(東出昌大)は「せやかて、1度、会うた事があるだけで、貴女とアキ(加藤あい)は他人やないですか」と答えた。

卯野め以子(杏)が「アキ?」と引っかかると、西門悠太郎(東出昌大)は「しゃーないでしょ。ずっと、そう呼んできたんですから。貴女かて源太さん(和田正人)の事を『源ちゃん、源ちゃん』って言うてるやないですか」と反論した。

すると、卯野め以子(杏)は「私と源ちゃん(和田正人)は、もうこんな小さい時からの知り合いなんです。貴方と亜貴子さん(加藤あい)みたいな、何や…とにかく、違います」と否定し、「大体、どういう関係なんですか?昔、『そういう関係にはなれへん』みたいな事を言うてましたけど」と尋ねた。

西門悠太郎(東出昌大)が「それは、僕の口からは言えないんで」と答えると、卯野め以子(杏)は「何で言えないんですか?どうして秘密にするんですか?」と追求した。

西門悠太郎(東出昌大)が「アキが言わないと決めている事やからです」と答えると、卯野め以子(杏)は「私が頼んでも、教えてくれないわけですか?私がそれで、嫌な思いしても、悠太郎さんは…」と責めた。

西門悠太郎(東出昌大)が「ほな、貴女は、桜子さん(前田亜季)が必死に隠している事を、僕に頼まれたら話すんですか?」と尋ねると、卯野め以子(杏)は「そうやけど、それは…」と口ごもった。

西門悠太郎(東出昌大)は「とにかく、貴女がそこまで気に入らんのやったら、もう行きませんから。それで堪忍してもらえますか?」と頼んだ。

翌朝、家族揃って朝食を食べる。西門静(宮崎美子)が「今日は、早う出んでええの?」と尋ねると、西門悠太郎(東出昌大)は「ええ、まあ」と答えた。

長男・西門泰介(三澤瑠斗)が「お仕事、楽になったん?」と尋ねると、西門悠太郎(東出昌大)「これから、また朝は一緒に食べるからな」と答えた。

長男・西門泰介(三澤瑠斗)が「うん」と喜ぶと、卯野め以子(杏)は「朝はね」と告げた。

西門悠太郎(東出昌大)が「『朝は』って、どういう意味ですか?」と尋ねると、卯野め以子(杏)は「別に、夕食は一緒ではないですよって意味ですよ」と答えた。

不穏な空気に気づいた西門静(宮崎美子)が「あんたら、喧嘩でもしたんか?」と尋ねると、西門悠太郎(東出昌大)は「犬も食わんような話です」と答えた。

西門静(宮崎美子)が「あんたら、よう喧嘩するもんな」と気をつかい、西門正蔵(近藤正臣)も「喧嘩するほど、仲がええいうしな」とフォローした。

卯野め以子(杏)が「ほんまなんですかね。それ」と失笑すると、卯野め以子(杏)の不機嫌を察知した西門悠太郎(東出昌大)は読んでいた新聞を畳んだ。

卯野め以子(杏)が「あれ?今日は新聞を読まないんですか?」と尋ねると、西門悠太郎(東出昌大)は「ええ。食事の時は、食事を味わおうと」と答えた。

そのころ、病院では、村井亜貴子(加藤あい)が「来えへんか、今日は」と落ち込んでいた。

さて、出勤する西門悠太郎(東出昌大)は、卯野め以子(杏)から弁当を受け取り、「今日は何ですか?」と尋ねると、卯野め以子(杏)は「秘密です」とボソリと答えた。

すると、西門悠太郎(東出昌大)は元気よく「よーし、行くぞ」と言って、長女・西門ふ久(原見朋花)と長男・西門泰介(三澤瑠斗)と一緒に家を出た。

卯野め以子(杏)の不機嫌な態度は、やがて、とんでもない事件を引き起こすことになるのであった。

ごちそうさん-第15週・第87話のあらすじとネタバレ」へ続く。

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