三浦春馬が在宅勤務を始めた理由のネタバレ

三浦春馬が在宅勤務を始めるフジテレビの筋萎縮性側索硬化症(ALS)ドラマ「僕のいた時間」の第8話「俺のこと認めてよ、本当は叫んでたん!お母さん」のあらすじとネタバレのネタバレ編です。

このページは「僕のいた時間-第8話のあらすじとネタバレ」からの続きです。

■僕のいた時間-第8話のあらすじとネタバレの後編
翌日、澤田拓人(三浦春馬)は朝礼が終わると、店長に「この前の件ですが、今月一杯で辞めさせて…」と言い、退職を願い出た。

すると、アルバイトの宮下(近藤公園)が店長に「広告はここじゃなくても、出来るんじゃないですか?家でも出来ますよね?その方が俺たちも車椅子を運ぶ手間が省けるし」と意見すると、同僚も頷いた。

それを聞いた店長が「広告を見て来てくれるお客さんも増えてるし、これからも、活躍して貰うよ」と言い、澤田拓人(三浦春馬)の肩を叩くと、澤田拓人(三浦春馬)は「ありがとうございます。これからも、よろしくお願いします」とお礼を言った。

一方、本郷恵(多部未華子)は、喉に詰まらないように食事をミキサーでドロドロにしてALS患者・今久保に食べさせたが、ALS患者・今久保は「これじゃ何を食べているのか分からないよ。安全に栄養を取るよりも、危険でも良いから食事がしたい。でなきゃ、死んだ方がマシだ」と苦情を言った。

帰宅した本郷恵(多部未華子)は、本郷翔子(浅田美代子)に「お父さんを看病していたとき、不安とか、いらだち、受け止めるのは大変だった?」と尋ねると、本郷翔子(浅田美代子)が「うん。それはね」と答えた。

すると、本郷恵(多部未華子)は「でも、お父さんと一緒に居て良かったんだね?」と告げ、部屋を出て行った。

その後、本郷恵(多部未華子)は向井繁之(斎藤工)の新居を訪れ、向井繁之(斎藤工)に「やっぱり、一緒には住めない」と告げた。

向井繁之(斎藤工)が「結婚を先延ばしにしたいってこと?」と尋ねると、本郷恵(多部未華子)は婚約指輪を差し出し、「ごめんなさい。もう続けられない」と謝った。

向井繁之(斎藤工)が「なんか別れ話みたいだね。理由をちゃんと言ってくれないかな?」と尋ねると、本郷恵(多部未華子)は「好きな人が居る。ごめんなさい」と謝った。

向井繁之(斎藤工)が「分かった。気が済むまで一緒に居たら良いよ。俺は待つ。その人と結婚する分けじゃないんだろ?その人と、いつまで一緒に居られる分けじゃないんだろ?」と告げると、本郷恵(多部未華子)は「止めて」と答えた。

向井繁之(斎藤工)が「なんでアイツなんだよ」と怒ると、本郷恵(多部未華子)は「いままで、ありがとう」と答えて立ち去ろうとした。

向井繁之(斎藤工)が「分かった。これ(指輪)は預かっておく。俺は恵ちゃんの事を絶対に諦めないから」と告げると、本郷恵(多部未華子)は「ごめんなさい」と言って部屋を出て行った。

翌日、澤田拓人(三浦春馬)が在宅勤務を始めると、水島守(風間俊介)と村山陽菜(山本美月)がコーヒーの差し入れに来た。

水島守(風間俊介)が「在宅勤務とはねえ。在宅でも、ちゃんと会社に居場所があるって感じだよな。俺なんか、毎日、会社に行ってるのに居場所が在るんだか、無いんだか。新しいアイデアを出しても、全部却下。新しいアイデアを出せてと言っても、冒険しようとしない上司ばっかで。そんな上司を説得しようする情熱も無いし」と愚痴ると、澤田拓人(三浦春馬)は「そんいう愚痴、陽菜ちゃんが全部、聞いてくれるの?」と尋ねた。

水島守(風間俊介)が「全然、俺が陽菜ちゃんの愚痴を聞かされっぱなし」と教えると、村山陽菜(山本美月)は「しょうが無いじゃん。マモちゃんにしか言えない事が一杯あるんだから」と答えた。

澤田拓人(三浦春馬)が「2人は付き合ってるんだよね」と尋ねると、村山陽菜(山本美月)は「うううん」と交際を否定した。

そこへ、澤田美和子(原田美枝子)が来たので、水島守(風間俊介)と村山陽菜(山本美月)は帰って行った。

澤田美和子(原田美枝子)が「何してるの?」と尋ねると、澤田拓人(三浦春馬)は「仕事。もう会社に行けなくなって、在宅で仕事させて貰ってる。これ、俺の最新作」と言って広告を見せた。

しかし、澤田美和子(原田美枝子)は広告を見もせず、「通勤、大変だったもんね。在宅で仕事が出来るだなんて、良くして貰ってるのね」と答え、料理を作り始めた。

その後、澤田拓人(三浦春馬)が「母さん、ゴメン。陸人(野村周平)を呼んでもらっていい?」と頼むと、澤田美和子(原田美枝子)は澤田陸人(野村周平)の部屋をノックしたが、返事は無かった。

澤田美和子(原田美枝子)が「陸ちゃん、居ないわよ」と教えると、澤田拓人(三浦春馬)は「さっきまで居たんだけど。…母さん、トレイを手伝ってもらっていい?」と頼んだ。

澤田美和子(原田美枝子)が「うん」と答えると、澤田拓人(三浦春馬)は澤田美和子(原田美枝子)を連れてトイレに入り、「俺が立っている間に、パンツを下ろして、座らせてくれる」と頼んだ。

その後、公園で考え事をしていた澤田陸人(野村周平)が帰宅する。澤田陸人(野村周平)が「母さん、ちょっといい?」と言い、テーブルに着くと、澤田美和子(原田美枝子)は「ちゃんと話す気になったのね」と喜んだ。

しかし、澤田陸人(野村周平)は「これからのこと、まだ何も決めてないけど、自分でちゃんと決めたいと思ってる」と話すと、澤田美和子(原田美枝子)は「陸ちゃん。まだそんなことを言ってるの?」と呆れた。

すると、澤田陸人(野村周平)は「母さん、お願いだから、僕の人生から出て行ってください。お願いします」と言って頭を下げた。

動揺した澤田美和子(原田美枝子)は、思わず立ち上がり、どうして良いのか分からないので、キッチンで料理を始めた。

澤田陸人(野村周平)が自室に入ると、澤田拓人(三浦春馬)は澤田美和子(原田美枝子)に「母さん、陸人が好きな物、分かる?」と尋ねた。

澤田美和子(原田美枝子)が「唐揚げでしょ?」と答えると、澤田拓人(三浦春馬)は「違うよ。母さんがそう思ってるから、陸人は好きなふりをしてたんだ。母さんが喜ぶから」と教えた。

そして、澤田拓人(三浦春馬)は「医学部を目指して頑張ってたのも、母さんが『頑張ったね』って褒めてくれるから。母さんが喜ぶ顔を見たかったから。いつも、褒められる陸人が羨ましかった。母さんが望んだ大学じゃなかったけど、母さんの知らない会社だけど、病気になって出来ない事が一杯だけど、俺はずっと、母さんに認めて貰いたかった。俺の事を認めてよって、心の中で何回も叫んだ。本当は母さんに言いたいことが一杯あった。唐揚げが好きなのは俺だよ。病気が分かってどうして言いか分からなくなった時は『助けて』って。なんで気づいてくれないの?何でだよ。何でちゃんと見てくれなかったの?」と嘆いた。

すると、澤田美和子(原田美枝子)は「私だって必死だったのよ。良い嫁だって認めて貰いたくて。男の子を産んで、医者に育てなきゃって。どうしてこんな事に。…ごめんなさい。ごめんなさい」と言って泣いた。

澤田拓人(三浦春馬)は澤田美和子(原田美枝子)の側に行き、澤田美和子(原田美枝子)に手を伸ばすと、澤田美和子(原田美枝子)は澤田拓人(三浦春馬)の手を取って「ごめんなさい。ごめんなさい」と言って泣き崩れた。

その日の夜、澤田拓人(三浦春馬)はノートに「母さんに言いたいことが言えた」と書いた。

一方、澤田美和子(原田美枝子)はリビングで、澤田拓人(三浦春馬)が作った家具の広告を見ていた。

翌朝、澤田美和子(原田美枝子)が「陸ちゃん、1番好きな物は何?食べ物で」と尋ねると、澤田陸人(野村周平)は「チンジャオロース」と答えた。澤田美和子(原田美枝子)は驚きながら、「そう」と答えた。

その後、澤田拓人(三浦春馬)が在宅勤務をしていたとき、澤田美和子(原田美枝子)は台所でチンジャオロースと唐揚げを作っていた。

一方、本郷恵(多部未華子)は、「ハンバーグです」と言ってALS患者・今久保に食べさせると、ALS患者・今久保は「騙したな。ミキサー食みたいにトロトロだ」と笑いながら、喜んで食べた。

その日の夜、本郷恵(多部未華子)は澤田拓人(三浦春馬)の部屋を訪れるが、留守だった。

本郷恵(多部未華子)が残念がって帰っていると、帰り道に澤田拓人(三浦春馬)が居た。

本郷恵(多部未華子)が「何をしてるの?」と尋ねると、澤田拓人(三浦春馬)は「メグを待ってた」と答えた。

そして、澤田拓人(三浦春馬)が「あのさ、この前会ったとき、俺、会社で漏らしちゃってさ。そんなんだけど、本当に俺で良い?」と尋ねると、本郷恵(多部未華子)は「拓人が良い」と答えた。

澤田拓人(三浦春馬)が「メグ、俺の隣に居てください」と頼むと、本郷恵(多部未華子)は「はい」と答えた。

澤田拓人(三浦春馬)が右手を差し出すと、本郷恵(多部未華子)は澤田拓人(三浦春馬)の右手を握りしめた。そこで、雪が降り始め、2人は仲良く夜空を見上げたのであった。

ドラマ「僕のいた時間」の原作と主題歌については「「僕のいた時間」の原作と主題歌とあらすじ」をご覧ください。

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