ルーズヴェルト・ゲーム-第6話のあらすじとネタバレの後編

工藤阿須加が出演するTBSの社会人野球ドラマ「ルーズヴェルト・ゲーム」の第6話「敗者復活!過去を振り切れ」のあらすじとネタバレのネタバレ編です。

このページは「ルーズヴェルト・ゲーム-第6話のあらすじとネタバレ」からの続きです。

■ルーズヴェルト・ゲーム-第6話のあらすじ後編
北大路犬彦(和田正人)が「またマスコミが何て言うか」と練習試合に反対すると、三上文夫(石丸幹二)は「お前達にも沖原和也(工藤阿須加)に何1つ後ろめたいことは無い。だったら、堂々と見てもらおうじゃないか、沖原(工藤阿須加)がウチの自慢のエースだってところを」と答えた。

すると、井坂耕作(須田邦裕)が「三上部長(石丸幹二)の言う通りだ。散々、文句を言っておきながら、一番マスコミに流されていたのは俺たちじゃねーか」と練習試合に賛成した。

北大路犬彦(和田正人)は「俺は間違っていた。もうコソコソするのは止めだ。お前は暴力男じゃ無い。みんなに証明してやれ、誰よりも野球がやりたかったって事を」と告げたが、沖原和也(工藤阿須加)は「でも・・・」と迷った。

すると、監督・大道雅臣(手塚とおる)は沖原和也(工藤阿須加)をグランドに連れ出し、1000本ノックを始めた。

ノックは3時間以上に及び、沖原和也(工藤阿須加)はダウンしたが、それでもノックは続いた。ノックは、沖原和也(工藤阿須加)が疲れ果て、全てを吹っ切れるまで続いた。

一方、細川充(唐沢寿明)は、ヘッドハンティング会社を通じて、イツワ電器の技術開発部長・矢野真一を呼び出し、ホテルで矢野真一と会っていた。

細川充(唐沢寿明)は「イツワ電器が東洋カメラに売り込んでいるイメージセンサは、貴方が開発した物ではありませんね。おそらく、外部の人間が作っ手持ち込んだものだ」と指摘すると、技術開発部長・矢野真一は「どうしてそれを?」と動揺した。

すると、細川充(唐沢寿明)は「坂東社長(立川談春)は厳しい人だ。今のままでは、その人物を新部長として迎え入れ、貴方は降格される。だから、ヘッドハンティングの話に乗ってきたのでしょ?ウチに来れば良い。部長待遇とはいかないが、ウチには独自の技術が沢山ある。貴方にも、やりがいがあるはずだ。ただ、条件がある。東洋カメラに提出したイメージセンサーのスペックが知りたい」と持ちかけた。

その後、細川充(唐沢寿明)は青島製作所に戻って開発部長・山謙一(山本亨)に、イツワ電器の技術開発部長・矢野真一から手に入れたスペックのデータを見せると、山謙一(山本亨)は「似ていると言うよりも、同じ物だと行った方が正しいかも知れない」と驚いた。

細川充(唐沢寿明)が「やはり、そうですか」と答えると、山謙一(山本亨)は「ウチのデータが外部に漏れたと言うことか?」と驚いた。

すると、細川充(唐沢寿明)は「実は先日、豊岡(児嶋一哉)が、秘書・花房志穂(平井理央)を目撃しています。そのとき、一緒に居たのが開発部の沢木。彼がデータを流出したと考えるのが自然だ」と教えた。

山謙一(山本亨)が「技術者が退職するときは、守秘義務誓約を交わしているはずだ」と告げると、豊岡太一(児嶋一哉)は「沢木個人を相手になら、損害賠償を求めることが出来ますが、イツワは『知らなかった』と言えばお終いです」と答えた。

細川充(唐沢寿明)が「何とか、これがウチから流出したデータだと証明できないか?」と頼むと、山謙一(山本亨)は「部下を疑うことなど出来ない」と答えた。

細川充(唐沢寿明)が「出来なければ、青島は本当に終わる」と説得すると、山謙一(山本亨)は「方法はある。だが、1つ条件がある」と答えた。

ある日、青島製作所の野球部は、会長・青島毅(山﨑努)のツテで読売巨人軍の2軍と練習試合が実現した。

野球日本代表(侍ジャパン)のテクニカルデレクター鹿取が、読売巨人軍2軍の調子を視察にきており、記者も同行していた。

一方、細川充(唐沢寿明)はイツワ電器を訪れ、坂東昌彦(立川談春)に「ウチの開発部に居た沢木という社員が大変、世話になったそうで」と告げると、坂東昌彦(立川談春)は「沢木?誰だったかな?」と花房志穂(平井理央)に尋ねた。

花房志穂(平井理央)が「さぁ、存じ上げません」と答えると、細川充(唐沢寿明)は「お忘れですか?ホテルで、貴女と会っていた」と告げたが、花房志穂(平井理央)は「何かのお間違いではありませんか?」と答えた。

坂東昌彦(立川談春)が「さっさと、本題に入って頂けませんか?」と話題を変えると、細川充(唐沢寿明)は「実は、ウチが開発中だったイメージセンサーの情報が流出するという事件がありまして。その開発中だったイメージセンサーのスペックが、先日、御社が作った製品と小数点以下の数値まで瓜二つなんです」と話した。

坂東昌彦(立川談春)が「青島さんの技術開発部に居た沢木という人が、ウチの花房君(平井理央)に情報を漏らした。それで、ウチが作った試作品のスペックが、御社の物と同じになったんじゃないかと。そう仰りたいわけだ。ですがね、事実無根だ。ウチは独自の開発で、あの試作品を作ったんだ。そんな偶然があり得ないというのなら、むしろ、我が社のデータを盗んだのは御社の方なんじゃないですか。だいたい、ウチのデータをどこで手に入れたんですか?東洋カメラが漏らすわけが無い。まず、その説明からして頂きましょうか、さあ」と告げた。

すると、細川充(唐沢寿明)は「ご存じですか?紙幣には偽造防止のために、色々な細工が施されている。ウチの開発部の神山(山本亨)は慎重な男でしてね。その神山(山本亨)が技術漏洩に何の対策も取っていないと思いますか?」と告げた。

そして、細川充(唐沢寿明)は「これは御社が開発したイメージセンサーで撮った写真です。神山(山本亨)はデータが盗まれたときのために、バクを仕込んでましてね。これが拡大写真です」と言い、写真を渡すと、写真にはうっすらと小さな文字で「AOSIMA」と書かれており、坂東昌彦(立川談春)は驚いた。

細川充(唐沢寿明)が「これでも、まだ御社が開発した物だと仰るつもりですか?そうそう、いずれ分ることなので申し上げておきますが、昨日付で御社を依願退職した技術部長の矢野さんは、ウチで働いて貰うことになりました」と話した。

坂東昌彦(立川談春)が「貴様、雇用を条件に情報を引き出したのか」と激怒すると、細川充(唐沢寿明)は「貴方が沢木にしたことを同じですよ。目には目をだ。その画像を撮影したイメージセンサは間違いなく、我が社が開発した物だ。それがどうして、御社にあるのか。きっちりと説明して頂きましょうか」と告げた。

坂東昌彦(立川談春)が「ああ、思い出した。沢木だ。沢木がデータを持ち込んできたんですよ。それが青島さんのイメージセンサーの物だったとは知らなかった。悪いのは全部、沢木という奴だ。ウチも被害者なんですよ。細川さん(唐沢寿明)」と釈明した。

すると、細川充(唐沢寿明)は「貴方が何をどう言おうと構わないが、あのバクにはロックがかかっています。解除できるのは、神山(山本亨)ただ1人だ。もし、バクに気づかずに世に出していれば、大変な事になる所だった。坂東社長(立川談春)の事だ。適切かつ早急な対策を講じられると信じております」と告げて帰って行った。

坂東昌彦(立川談春)が地団駄を踏んで悔しがると、秘書・花房志穂(平井理央)は「申し訳ございません。社長にこんな屈辱を味あわせるだなんて、秘書として失格です」と謝罪した。

しかし、坂東昌彦(立川談春)は秘書・花房志穂(平井理央)の手を取り、「気にすることは無い。切り札は、こちらの手の中にある」と告げた。

一方、大島製作所の先発・猿田洋之助(佐藤祐基)は好投を続けて、読売巨人軍の2軍を2失点におさたが、6回にピンチを迎えると、監督・大道雅臣(手塚とおる)は沖原和也(工藤阿須加)をマウンドに送った。

すると、観客席に居た週間エメラルドの記者・佐々木が、大声で沖原和也(工藤阿須加)を「そんなに野球がやりたきゃ、塀の中でやれ。犯罪者」と誹謗中傷し始めた。

しかし、沖原和也(工藤阿須加)は誹謗中傷のヤジを聞いても動揺せず、時速150KMを超える速球で読売巨人軍の2軍を切り取り、ピンチを脱した。

それを見た週間エメラルドの記者・佐々木は、最前列に出て大声で沖原和也(工藤阿須加)を誹謗中傷したが、他の客に「俺たちは野球を観に来たんだ。帰れ、よおっさん」と言われ、観客席から摘まみ出されてしまった。

さて、青島製作所に戻った細川充(唐沢寿明)は、開発部長・神山謙一(山本亨)に「東洋カメラとイツワ電器の契約は白紙に戻ったそうです。後は我々が期待を裏切らない尾イメージセンサーを完成させるだけです」と告げた。

開発部長・神山謙一(山本亨)は細川充(唐沢寿明)に協力する条件として、「イツワ電器を訴えない」という条件を出しており、細川充(唐沢寿明)は約束通り、イツワ電器を訴えず、青島製作所とイツワ電器は再びスタートラインに戻っていた。

神山謙一(山本亨)は「今まで考えてきた物は、イツワ電器にばれていると考えるべきだ。こうなった以上、よりハイスペックな物を目指すしか無いな」と答えた。

細川充(唐沢寿明)は「これでよかったんですね。イツワ電器を訴えれば、必然的に沢木が遣ったことも公になってしまう。貴方はそれを防ぎたかった」と告げると、神山謙一(山本亨)は「確かにアイツは馬鹿な事をした。留学だの部長待遇などをちらつかされて、イツワの口車に乗ったんでしょう。本当はアイツなら、バグを見抜いてバグを解除することが出来たはずなんです。でも、それをしなかった。おおかた、最後の最後で後悔したからでしょう。だから、アイツにチャンスを与えてやって下さい。私の時と同じように」と言って頭を下げた。

細川充(唐沢寿明)が「お約束は出来ません。ですが、できる限り、貴方の気持ちを尊重します」と言って笑うと、神山謙一(山本亨)は「アンタ、少し変わったね」と答えた。

さて、野球日本代表(侍ジャパン)のテクニカルデレクター鹿取が、青島製作所と読売巨人軍2軍との試合を見学しており、同行していた記者に「沖原和也(工藤阿須加)は今年のドラフトの目玉となる期待の新星だ」と絶賛したため、マスコミ各社が沖原和也(工藤阿須加)を好意的に報じた。

なかには、沖原和也(工藤阿須加)が起こした過去の暴力事件を詳細に伝え、沖原和也(工藤阿須加)に非が無い事を報じたので、沖原和也(工藤阿須加)の悪いイメージは払拭され、沖原和也(工藤阿須加)や青島製作所を応援する企業も現れ始めた。

一方、沖原和也(工藤阿須加)を絶賛する記事を読んだイツワ電器野球部のエース如月一磨(鈴木伸之)は、爪を噛んで悔しがった。

他方、イツワ電器の社長・坂東昌彦(立川談春)は、青島製作所の株主名簿を手に入れて、ほくそ笑んでいた。

そのようななか、笹井小太郎(江口洋介)は細川充(唐沢寿明)に「イツワ電器の内部情報を撮るために開発部長をヘットハンティングしたそうですね。貴方の強引なやり方は敵を増やすばかりだ。これ以上、貴方のやり方には賛同できない。貴方には代表の座を下りて頂き、私がこの会社の舵を取る。青島製作所は私が守る。これは、私にとっての敗者復活戦だ」と宣戦布告したのであった。

ルーズヴェルト・ゲーム-第7話のあらすじとネタバレ」へ続く。

ルーズヴェルト・ゲームの原作と主題歌とあらすじは「ルーズヴェルト・ゲームの原作と主題歌とあらすじ」をご覧下さい。

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