昼顔-最終回のあらすじと結末ネタバレの後編

上戸彩が不倫の結末を迎えたフジテレビの昼顔妻ドラマ「昼顔-平日午後3時の恋人たち」の最終回(第11話)「罪から始まった恋完結…妻が選ぶのは夫か恋人か」のあらすじと最終回と結末ネタバレのネタバレ編です。

このページは「昼顔-最終回のあらすじとネタバレ」からの続きです。

■昼顔-最終回のあらすじとネタバレ後編
さて、アトリエに戻った加藤修(北村一輝)は、滝川利佳子(吉瀬美智子)に「直ぐに出て行け。家に帰るんだ。知ってるんだろ。盗作で騒ぎになった。ここ引き払う」と告げた。

滝川利佳子(吉瀬美智子)が「だったら、一緒に行きましょう」と告げたが、加藤修(北村一輝)は「聞こえないのか?出て行け」と答えた。

滝川利佳子(吉瀬美智子)が「私の事が飽きたの?だったら、こっちを見て言って。私を見て言って」と告げると、加藤修(北村一輝)は振り返って滝川利佳子(吉瀬美智子)を見たが、何も言わなかった。

すると、滝川利佳子(吉瀬美智子)は「私は益々好きになった。わざわざ本当の事を言って、全部ブチ壊して。こんなに貴方らしいこと、ないじゃない。ねえ、お絵かき教室をやらない?私が助手を務めるわ。子供達に絵を教えるの。貴方、顔は怖いけど、頭の中は子供だから、子供達に慕われるわ」と言い加藤修(北村一輝)に抱きついた。

加藤修(北村一輝)は「放せ」と言い、滝川利佳子(吉瀬美智子)が加藤修(北村一輝)を放すと、加藤修(北村一輝)は滝川利佳子(吉瀬美智子)を抱きしめた。

そこへ、激怒した萩原智也(淵上泰史)がやって来た。萩原智也(淵上泰史)は「利佳子(吉瀬美智子)を泣かすなと言っただろ。盗作なんかどうでもいい。貴方が、告白したことにむかついてんだ。世の中を騙してでも利佳子(吉瀬美智子)を幸せにしろよ」と言い、加藤修(北村一輝)に掴みかかった。

加藤修(北村一輝)は滝川利佳子(吉瀬美智子)をアトリエから出すと、ドアに鍵を掛け、「さあ、やれよ。口ほどにも無い泣き虫が」と挑発し、萩原智也(淵上泰史)を殴りつけた。

その後、知らせを受けた笹本紗和(上戸彩)が病院へ駆けつけと、萩原智也(淵上泰史)が病室の前の廊下に座り込んでいた。

笹本紗和(上戸彩)が「無事なのよね?」と尋ねると、萩原智也(淵上泰史)は「命に別状は無いって。ただ、右手の神経を損傷し、昔みたいに筆は握れないかもしれないって。俺、警察に行くって言ったんだけど、絶対に行くなって。男と男の喧嘩だからって。アイツ、マジで殴ってきた。本気で。だから、俺・・・。ちゃんと負けろって事かな」と答えて泣いた。

一方、病室では加藤修(北村一輝)が滝川利佳子(吉瀬美智子)に「これが診断の結果だよ。彼には、1人の男を不幸にしたと思って生きて貰う。利佳子(吉瀬美智子)、帰れ。家に帰って母屋に戻るんだ」と告げると、滝川利佳子(吉瀬美智子)は涙をこらえながら「なにを言ってるの。貴方なんて遊びよ」と言い、負傷した加藤修(北村一輝)の手をさすった。

そして、滝川利佳子(吉瀬美智子)は病室を出てたが、笹本紗和(上戸彩)を見ると気が緩み、泣き崩れた。

2人のサヨナラに胸が詰まりました。せめて、最後に気持ちを伝えて別れたかった。思い残した思いが、私を彼の居た場所に連れて来ました。

一方、北野裕一郎(斎藤工)は校長に「ちゃんと別れが言いたいのです」と頭を下げると、校長は「2つ条件がある。1つは、研究に戻るため、職を退くと言いなさい。もう1つは、生徒に謝るな。教師が簡単に頭を下げてはならない」と条件を出した。

北野裕一郎(斎藤工)は校長の条件を飲み、教室で生徒に別れの挨拶をすると、生徒・木下啓太(健太郎)が「不倫して辞めらされたんだろ?女とどうなったのか報告しろよ。俺のお母さんの参考にするからさ」と告げた。

しかし、北野裕一郎(斎藤工)は形式的な挨拶を終えて教室を出ようとしたので、生徒・木下啓太(健太郎)は漫画を黒板に投げつけ、「なんだよ、それ。答えろよ。俺、アンタから何も教わってないぞ」と告げた。

北野裕一郎(斎藤工)は漫画を拾い上げると、「漫画は持ち込み禁止だ。職員室で預かっておく」と言い、教室を後にし、放送室へと向かった。

さて、笹本紗和(上戸彩)は自転車を走らせ、高校の前を訪れ、しばらく、バス停のベンチに座っていたが、自転車に乗って走り去ろうとした。

そのとき、高校に設置されているスピーカーから北野裕一郎(斎藤工)の声が聞こえてきたので、笹本紗和(上戸彩)は思わず立ち止まった。

北野裕一郎(斎藤工)は高校の校内放送で「生物の北野です。言い忘れたことがあるので、マイクを借ります。先生は生物の教師として、君たちにお願いしたいことがあります。1つの生き物として、この世に生を受けた以上、将来、誰かを真剣に愛してください。誰かを愛すると、見慣れた景色がいつもと全然、違って見えます。自分以外の人間の幸せを願う、そんな大きな喜びを知ります。愛情は人以外のほ乳類にも存在しますが、愛情は人にとって特別の存在です。先生もある人に出会って、愛し合い、別れることになって、その喜びを知りました。ただ会って抱き合う。それだけが、愛の営みでは無い。先生はそんな風に思います。たとえ、離ればなれになっても、相手の幸せを願い続ける。心を持ったホモサピエンス、人間という生物の愛なのだと。だから、君たちにはいつか、誰かを真剣に愛して欲しい。そう願ってます。途中で去ることを謝ります。ごめんなさい。そして、ありがとう。さようなら」と話した。

教師は放送を止めようとしたが、放送室には鍵がかかっており、入れなかった。放送を聞いた校長は「本当に男はいくつになっても青臭い。だから、私は大人の女が好きだ」と呆れた。

北野裕一郎(斎藤工)が放送室を出ると、大勢の人が詰めかけていた。北野裕一郎(斎藤工)は「ご迷惑をおかけしました」と謝罪して、人波をかき分けて立ち去ろうとすると、生徒・木下啓太(健太郎)が立っていた。

木下啓太(健太郎)は北野裕一郎(斎藤工)に「先生、マジすぎ。ダサいんだよ。俺、ちゃんと高校を卒業するから。まだ、母親に会う気にはなれないけど」と告げると、北野裕一郎(斎藤工)は没収していた漫画を木下啓太(健太郎)に返した。

放送を聞いて泣いていた笹本紗和(上戸彩)は、塀の隙間から、校舎から出てきた北野裕一郎(斎藤工)を見て泣き崩れた。

できるなら、あの人に駆け寄りたかった。でも、私たちは会うことは許されないのです。

その後、帰宅した笹本紗和(上戸彩)は、ベランダに靴を置き、靴紐に火を付け、部屋のゴミ箱に投げ捨てた。火はゴミに燃え移り、大きな炎となった。

あの日、見た火事は不倫の清算の為では無かったと思いました。自らの家に火を付けた奥さんは、許されない恋を断ち切りたかったのではないでしょうか。罪を科して捕らわれれば、会いたいと思っても会えないから。

さて、火事は直ぐに消し止められ、警察で事情聴取を受けた笹本紗和(上戸彩)は「私が火を付けました」と告白したが、笹本俊介(鈴木浩介)が「掃除中の失火」と証言したため、笹本紗和(上戸彩)が罪に問われることは無かった。

笹本紗和(上戸彩)は「違います。夫は私を庇ってるんです」と処罰を望んだが、警察は「今回のことは法律では裁けません。刑にならない罪は、自分で償わなければならないんですよ」と答えた。

笹本紗和(上戸彩)が肩を落として取調室を出ると、笹本俊介(鈴木浩介)が待っていた。

笹本俊介(鈴木浩介)は笹本紗和(上戸彩)に「ママ、離婚しよう。僕はママと穏やかに無理すること無く、生きていきたかった。それが結婚だと思ってた。でも、ママが僕に求めていた物は違ったんだな。ママはもっと・・・。紗和(上戸彩)。悲しいよな。なんで一番側に居る人の気持ちが分らないんだろうな。ああ、そうだ。小火騒ぎのせいかどうか知らないけど、ハム美が戻ってきたよ。あいつ、馬鹿だよな。遅いよな」と話した。

ある日、笹本紗和(上戸彩)は、3匹になったハムスターに「パパのことをよろしくね」と別れを述べた。

笹本慶子(高畑淳子)は笹本紗和(上戸彩)に「俊介(鈴木浩介)は貴女に会うと未練が残ると思ったのね。会社を休めないんですって。私は決して、貴女を許したわけじゃないから。でも、元気でね。お互いに前向きにね。貴女とのお喋り、楽しかったから」と言い、泣きながら部屋を出た。

その後、笹本紗和(上戸彩)はベランダに出て、滝川利佳子(吉瀬美智子)に電話すると、滝川利佳子(吉瀬美智子)もベランダに出て笹本紗和(上戸彩)に手を振った。

滝川利佳子(吉瀬美智子)が「行くの?」と尋ねると、笹本紗和(上戸彩)は「やっとアパートと仕事が見つかったので」と報告した。

滝川利佳子(吉瀬美智子)が「終わったのね。貴女の恋も、私の恋も。私たち、また誰かを好きになる事があるのかしらね」と告げると、笹本紗和(上戸彩)は「私は・・・」と答えた。

滝川利佳子(吉瀬美智子)が「寂しいけど、私、紗和(上戸彩)に連絡しないわね」と告げると、笹本紗和(上戸彩)も「私も」と答えた。

滝川利佳子(吉瀬美智子)が「ねえ、この恋で何か変わった?」と尋ねると、笹本紗和(上戸彩)は笑って答えを濁した。

そこで、滝川徹(木下ほうか)が滝川利佳子(吉瀬美智子)を呼ぶ声がした。滝川利佳子(吉瀬美智子)は「ゴメン。主人が呼んでるから。じゃー、元気でね」と告げると、笹本紗和(上戸彩)も「利佳子さん(吉瀬美智子)も」と言い、電話を切った。

いいえ、1つだけ変わりました。1人で靴の紐を結べるようになったのです。これで、もう、立ち止まることはありません。

笹本紗和(上戸彩)は自分で靴の紐を結ぶと、玄関から出て行った。

そのころ、北野裕一郎(斎藤工)も引っ越しの準備で荷物をトラックに積み込んでいた。

折原乃里子(伊藤歩)が「ゴメンね。今なら私・・・」と告げようとしたが、北野裕一郎(斎藤工)は「向こうに着くのが遅くなっちゃうよ」と言葉を遮った。

折原乃里子(伊藤歩)が「じゃー、掃除して待ってるね」と答えると、北野裕一郎(斎藤工)は「後で」と言い、引っ越しのトラックに乗り込んだ。

一方、加藤修(北村一輝)は川辺で絵を描いていると、小学生に「へたくそ」とからかわれたため、激怒して小学生を追いかけた。

さて、部屋を出て街を歩いていた笹本紗和(上戸彩)は、北野裕一郎(斎藤工)が乗った引っ越しのトラックとすれ違った。

しかし、そのとき、消防車が通ったため、笹本紗和(上戸彩)は消防車に気を取られて、北野裕一郎(斎藤工)に気づかなかったのであった。

不倫。みだらで薄汚く、非常識な欲望。家族を裏切り、周囲を傷つけ、友達を失い、自らを苦しみの淵に落とす罪。足を踏み入れたが最後、出口が無い事に気づいても引き返せない、全てを破壊する許されない恋。神様ごめんなさい。私は、また何時か、貴女を怒らせるかも知れません。

スポンサードリンク

コメントを投稿する

コメントは正常に投稿されていますが、反映に時間がかかります。




コメント欄

折原乃里子さんの実家に元鞘に収まって引っ越して言ったろう、あの元生物の先生は、やがて精神を病んでしまうような気がしました。お嫁さんがただでさえ強いのに、そのお嫁さんの実家の方に引っ越していくというのはキツイでしょう、そう思いました。

  • 投稿者-
  • おばちゃん

不倫の罰だよ
誰も幸せにならない
一生つぐないきれない罪

子供がいて不倫したのはもっと悪

  • 投稿者-
  • 匿名

ノリコがひたすら胸糞な女。
サワと幸せになってほしかった。
ドラマじゃなくてマンガの感想だけどねw

  • 投稿者-
  • とくちゃん

ちょいちょい誤字があるよ
”接待行くな”→”絶対行くな”だよね

  • 投稿者-
  • 匿名

ご指摘ありがとうございます。誤字を訂正しました。

  • 投稿者-
  • 管理人