MOZU2(モズ2)-あらすじとネタバレ

西島秀俊が出演するTBSのモズドラマ「MOZU(モズ)-Season2-幻の翼」の第1話「公安のエースが妻の死の謎を追って孤高の戦いへ…空白の72時間に何が」のあらすじとネタバレです。

前作「MOZU(モズ)-Season1-百舌の叫ぶ夜」の最終回のあらすじとネタバレは「MOZU(モズ)-最終回のあらすじと結末ネタバレ」をご覧下さい。

■MOZU2(モズ2)-幻の翼-あらすじとネタバレ
夢の中に現れる謎の人物「ダルマ」は、都市伝説とされていたが、その裏には公安警察が運用する「国民監視システム」が存在していた。

公安警察は、国民の通信を傍受して国民を監視する「国民監視システム」を密かに実験運用していたが、その国民監視システムが2001年に何者かに乗っ取られた。

公安警察は、長期の内偵捜査の末、国民監視システムを奪った犯人を突き止め、国民監視システムを奪還するため、5年前に極秘作戦「グラークα作戦(グラークアルファー作戦)」を展開した。

しかし、グラークα作戦は失敗に終わった。敵の罠だったのだ。潜入捜査員は全員、敵に捕まり、身分を明かすために72時間の猶予を与えられた。

潜入捜査員は極秘作戦だったため、身分を明かさず、処刑されたが、唯1人、倉木尚武(西島秀俊)の妻で潜入捜査員の倉木千尋(石田ゆり子)だけが生きて帰ってきた。

だが、生きて帰ってきた倉木千尋(石田ゆり子)は、何も話さず、72時間の間に何があったのかは謎のままだった。そして、作戦から帰ってきた倉木千尋(石田ゆり子)は心を病んでいった。

その後、倉木千尋(石田ゆり子)は公安警察の上層部に利用され、爆弾テロ事件に関与し、爆発に巻き込まれて死んだ。

倉木尚武(西島秀俊)は爆弾事件を捜査していく内に、爆弾を仕掛けたのが、倉木千尋(石田ゆり子)だったことを知り、事件の黒幕が室井玄(生瀬勝久)だったことを知ったのであった。

その後も、倉木尚武(西島秀俊)はグラークα作戦の調査を続け、公安警察が戦っていた相手はロシア連邦だと突き止め、捕虜となった倉木千尋(石田ゆり子)に接触していたロシア人イワン・タイラーの存在を突き止めた。

数少ない資料によると、イワン・タイラーは、日本語が堪能なグルジブ人だった。作戦当時、グルジブ共和国はロシアから独立していなかったので、イワン・タイラーはロシアの公的機関に所属していたのだろう。

倉木尚武(西島秀俊)はイワン・タイラーを探し出すため、日本で最もグルジブ共和国に詳しいフリーライター名波汐里(蒼井優)に接触した。

名波汐里(蒼井優)は、空港爆弾テロ事件の情報を求めており、空港爆弾テロ事件の情報と引き替えに、イワン・タイラーを探し出すことを引き受けた。

一方、北海道の宗牙岬沖で国籍不明の武装工作船が出没し、その翌日には宗牙岬にあるエネルギー研究所で爆弾テロが起きた。

そのようななか、室井玄(生瀬勝久)の後任である公安の部長・池沢清春(佐野史郎)は、倉木尚武(西島秀俊)に、元公安でアテナセキュリティの東和夫(長谷川博己)が日本に帰国したという情報を教える。

池沢清春(佐野史郎)が「東(長谷川博己)の雇い主が、前任の室井公安部長(生瀬勝久)だった事は掴んでいる。半年前にクルドニア共和国の大統領を狙った空港の爆弾テロ事件は、死んだ室井(生瀬勝久)が企てて、東(長谷川博己)が強力した、と私は見ている。そうだろ?」と尋ねると、倉木尚武(西島秀俊)は「そのことは何も話せない事になっています」と答えた。

池沢清春(佐野史郎)が「あの事件を隠蔽したままにしていいと思ってるのか?津城警視正(小日向文世)は判断を誤った。あれは隠蔽しておける大きさじゃ無い」と告げると、倉木尚武(西島秀俊)は「あの人を甘く見ない方が良い」と答えた。

池沢清春(佐野史郎)は「君も津城(小日向文世)のシンパに成り下がったか」と呆れると、倉木尚武(西島秀俊)は「策士である貴方の挑発に乗って、俺が真相を話すと思いますか?時間の無駄です」と答えた。

その日の夜、倉木尚武(西島秀俊)は明星美希(真木よう子)に会い、北海道の宗牙岬で起きた武装工作船の事件とエネルギー研究所の爆破事件について尋ねた。

倉木尚武(西島秀俊)が「武装工作船から降りたのは、海外テログループか?君の見解は?」と尋ねると、明星美希(真木よう子)は「私はグルジブのテロリストが乗っていた可能性が高いと思います」と答えた。

エネルギー研究所は、日本とロシアがエネルギーを共同開発している施設なので、ロシアと対立するグルジブ共和国が爆弾テロを起こしても不思議ではなかった。

そこで、倉木尚武(西島秀俊)の携帯電話が鳴る。倉木尚武(西島秀俊)は大杉良太(香川照之)の電話を受け、明星美希(真木よう子)と別れて、大杉良太(香川照之)の元に向かった。

すると、大杉良太(香川照之)は倉木尚武(西島秀俊)に、今夜、見つかった男性の死体を見せた。

男性は新谷宏美(池松壮亮)と同じ手口で殺されていた。男性が所持品していた身分証は、10年前に死んだ別人の物で、本当の身元は分らなかった。

倉木尚武(西島秀俊)が「裏の人間か」と尋ねると、大杉良太(香川照之)は「気になって調べてみたら、ヒットした。新谷宏美(池松壮亮)が特殊独房から逃げ出したとき、1人偽の警官が紛れ込んでいただろ。そいつだ。間違いない。防犯カメラの映像で確認した」と教えた。

新谷宏美(池松壮亮)が特殊独房から逃がした男が、新谷宏美(池松壮亮)の手口で殺された。

新谷宏美(池松壮亮)と東和夫(長谷川博己)の関係や、新谷宏美(池松壮亮)の手口を知る者は数少なく、犯人は東和夫(長谷川博己)の部下や警察内部者という可能性が大きかったが、それ以上は何も分らなかった。

その日、明星美希(真木よう子)が帰宅すると、妹・明星香織(音月桂)から「また無言電話がかかってきた。固定電話は解約していい?お金が勿体ない」と尋ねられた。

明星美希(真木よう子)は「だめ。お金を払ってるのだから、問題無いでしょ。香織(音月桂)は無言電話、お父さんからだと思わないの?」と尋ねると、妹・明星香織(音月桂)は「思わない。死んだと思ってる」と答えた。

明星美希(真木よう子)は「お父さんは行方不明だよ。死亡は確認されていない」と告げると、妹・明星香織(音月桂)は「もう15年も連絡が無いんだよ」と答えた。

ある日の夜、フリーライターの名波汐里(蒼井優)は、イワン・タイラーの情報を得るため、グルジブ共和国の人間が集まる行きつけのバーへ行き、グルジブ人に接触した。

グルジブ人は名波汐里(蒼井優)に友好的だったが、イワン・タイラーの名前を出したとたん、豹変して名波汐里(蒼井優)を取り囲んだ。

名波汐里(蒼井優)は親友のマスターに助けを求めたが、親友のマスターも「誰から、その名前を?こんな事になって残念だ」と言い、名波汐里(蒼井優)に銃を突き付けた。

バーの外に待機していた倉木尚武(西島秀俊)は、バーの防犯カメラをハッキングして、防犯カメラの映像で名波汐里(蒼井優)の様子を見守っており、名波汐里(蒼井優)が危ないと知ると、バーの中に乗り込んで、グルジブ人やマスターを殴り倒して、名波汐里(蒼井優)を助け出した。

そして、倉木尚武(西島秀俊)がマスターの首を絞めてイワン・タイラーの事を尋問すると、マスターは「話したら殺される。あいつの名前を出すのはタブーなんだ」と言い、答えを拒否して気を失った。

その後、名波汐里(蒼井優)が「今度は貴方の番よ。爆弾テロ事件で死んだ室井警視監(生瀬勝久)は、本当に爆発で亡くなったの?」と尋ねると、倉木尚武(西島秀俊)は「殺されたんだ、殺し屋に。そして、その殺し屋は、俺が射殺したことになっている」と答えた。

名波汐里(蒼井優)は「その言い方、本当は貴方がやったんじゃないってこと?だったら、誰?」と尋ねると、倉木尚武(西島秀俊)は「それは教えられない」と答えた。

名波汐里(蒼井優)が「だったら、最後に1つ。あの事件の黒幕、政治家の森原(瑳川哲朗)じゃないの?」と尋ねると、倉木尚武(西島秀俊)は「そう思うなら、記事かけばいい。だが、その記事が世の中に出ることは無いだろうな」と答えた。

名波汐里(蒼井優)が「つまり、図星ってことね」と尋ねると、倉木尚武(西島秀俊)は「話はここまでだ。協力を感謝する」と言い、立ち去った。

さて、衛星が撮影した動画から、北海道の宗牙岬沖に出没した武装工作船から、数人がゴムボートで宗牙岬に上陸した事が判明し、グルジブ人のテログループがエネルギー研究所を爆破した可能性が大きくなった。

地元民しか使わない宗牙岬駅で見慣れない日本人が目撃されており、グルジブ人のテログループを引き入れた日本人の協力者が居る可能性も出てきた。その日本人については、現在、似顔絵の作成中であった。

さて、明星美希(真木よう子)は交番を訪れると、交番の警官・鳴宮啓介(伊藤淳史)は「もう3日も寝てない。あいつが出るんだ。僕は勘違いしていたのかもしれない。ダルマは、機会・音・映像を通じて脳内に信号を送り込み、夢を操ると言われてきた。そのオカルト的存在を通じて、裏でこの国をコントロールしようとしている人間がいる。そう思っていた。でも、ダルマが本当に存在するのかも知れない。人の脳内に入り込み、情報収集をして、人々を監視しているのかも知れない。だとしたら・・・」と話した。

そこへ、大杉良太(香川照之)が現れ、明星美希(真木よう子)に「鳴宮(伊藤淳史)の話をまともに聞けるなんて、お前も、やっぱり、夢でダルマを観たんだろ。で、お前は何しに来たんだ」と尋ねた。

明星美希(真木よう子)が「防犯カメラの映像を復旧していると聞いたもので」と告げると、鳴宮啓介(伊藤淳史)は「防犯カメラの映像なら解析できてるよ」と答えた。

そこへ、倉木尚武(西島秀俊)も現れ、明星美希(真木よう子)らと一緒に、北海道のエネルギー研究所で爆破された防犯カメラの映像を見た。

すると、グルジブ人テロリスト集団の中に、死んだと思われていた新谷宏美(池松壮亮)の姿が映っていたのであった。

MOZU2(モズ2)-第2話のあらすじとネタバレ」へ続く。

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