Nのために-あらすじとネタバレの後編

山本未來が出演するTBSの湊かなえドラマ「Nのために」の第1話「セレブ夫婦殺人事件…15年前に隠された秘密」のあらすじとネタバレのネタバレ編です。

このページは「Nのために-あらすじとネタバレ」からの続きです。

原作「Nのために」のあらすじとネタバレは、「原作小説『Nのために』のあらすじとネタバレ」をご覧下さい。

■Nのために-あらすじとネタバレ後編
杉下希美(榮倉奈々)が「コートなんて去年ので、ええやん」と答えると、母・杉下早苗(山本未來)は「先月はお化粧品をかったけど、暮らして行けたじゃない」と食い下がった。

すると、弟・杉下洋介(葉山奨之)は「この1ヶ月、どんだけ苦労したと思ってるんや。苦労したのは姉ちゃんやけど。ええかげん、現実をみてくれや。そんなんやから、捨てられるんや。料理やって、アッチの方が上手いし」と激怒した。

母・杉下早苗(山本未來)は「料理って?なんでそんなの分るの?」と尋ねると、弟・杉下洋介(葉山奨之)は「この1ヶ月、食べてきたやろ。姉ちゃんが、あの女の所に行ってタッパーで貰ってきてんや。そうやなかったら、俺たち飢え死にしてたんや」と秘密をぶちまけた。

それを聞いた母・杉下早苗(山本未來)は嘔吐し、泣き崩れた。

ある日、杉下希美(榮倉奈々)と弟・杉下洋介(葉山奨之)は、実家を訪れ、父・杉下晋(光石研)に、弟・杉下洋介(葉山奨之)が本土の高校に推薦で合格した事を報告し、費用を頼むと、杉下晋(光石研)は「当たり前やがな。親として最低限の事はやってるやろ」と言い、費用の負担を引き受けた。

愛人・宮本由妃(柴本幸)・宮本由妃(柴本幸)が「大学は?希美ちゃん(榮倉奈々)は来年、受験でしょ?」と尋ねると、父・杉下晋(光石研)は「大学なんて行く必要は無いぞ。良い大学を出ても、俺よりも年収が低い奴は5万と居る。無駄に4年間も遊ぶ暇があったら、努力せえ」と言い出したので、杉下希美(榮倉奈々)は大学受験の事を話すのを止めた。

2000年(翌年)・・・新学年になり、クラス換えが行われ、杉下希美(榮倉奈々)は成瀬慎司(窪田正孝)と同じクラスになった。

成瀬慎司(窪田正孝)が窓側最後尾の席で、杉下希美(榮倉奈々)はその前の席であったが、杉下希美(榮倉奈々)は成瀬慎司(窪田正孝)に「席を替わって」と頼んだ。

成瀬慎司(窪田正孝)が「俺の後ろやと、黒板が見えんぞ」と忠告したが、杉下希美(榮倉奈々)は「ここが良いの」と言い、席を替わってもらい、窓側最後尾の席に座った。

最後尾に座った杉下希美(榮倉奈々)が、詰め将棋の切り抜きを出して解いていると、成瀬慎司(窪田正孝)が「将棋、まだやってるの?」と尋ねた。

杉下希美(榮倉奈々)が「塾に通い始めて止めたけど、最近、またやり始めた。全然、上手くならないけど」と話すと、成瀬慎司(窪田正孝)は「俺もアッサリ止めた。野球の方が面白くて。何手?」と尋ねた。

杉下希美(榮倉奈々)が「5手」と言って詰め将棋の切り抜きを渡すと、成瀬慎司(窪田正孝)は直ぐに詰め将棋を解いて、杉下希美(榮倉奈々)に答えを渡した。答えを見た杉下希美(榮倉奈々)は「凄い、成瀬君」と驚いた。

その日、学校が終わると、杉下希美(榮倉奈々)は成瀬慎司(窪田正孝)に頼んで、スーパーで買った米を運んで貰った。弟・杉下洋介(葉山奨之)が本土の学校へ行ったので、杉下希美(榮倉奈々)1人では運べないのだという。

杉下希美(榮倉奈々)が成瀬慎司(窪田正孝)に手伝って貰い、大量の食料を買って帰宅すると、自宅に宝石の販売員が来ており、母・杉下早苗(山本未來)が39万円のネックレスを買おうとしていた。

宝石の販売員は母・杉下早苗(山本未來)が呼びつけてきたのだが、杉下希美(榮倉奈々)は「申し訳ありません。帰ってもらえませんか?ウチは毎月10万円で暮らしてるんです。そんな高い物を買う余裕はありません」と言い、宝石の販売員に帰って貰った。

その場に居合わせた成瀬慎司(窪田正孝)は杉下希美(榮倉奈々)に「ゴメン」と謝ると、杉下希美(榮倉奈々)は「月に1、2回、発作的にああなるの」と説明し、成瀬慎司(窪田正孝)を山の上の展望台に誘い、展望台で詰め将棋をした。

成瀬慎司(窪田正孝)が詰め将棋を解くと、杉下希美(榮倉奈々)は「凄い、成瀬君。私、解くのは苦手なんよね」と驚いた。

成瀬慎司(窪田正孝)が「じゃー、なんでやるの?」と尋ねると、杉下希美(榮倉奈々)は「暇つぶしになるし、こういうのが出来たら、将来的に得するかもって。将来、豪華客船に乗ったら、アラブの石油王と出会って、『私の油田をかけて1勝負しよう』とか」と答えた。

成瀬慎司(窪田正孝)が「ない、ない」と笑うと、杉下希美(榮倉奈々)は「ないかもしれないけど、絶対に無いとは言い切れないわよ」と答えた。

杉下希美(榮倉奈々)が「明日も切り抜きを持って行くから解いて」と頼むと、成瀬慎司(窪田正孝)は「俺が解いたら、杉下(榮倉奈々)は暇やろ」と答えた。

杉下希美(榮倉奈々)は「暗記するから暇じゃないよ。戦略のバリエーションを覚えておけば、勝負で有利になるし」と答えると、成瀬慎司(窪田正孝)は「油田を賭けた大勝負か。杉下は変わっとるな」と呆れた。

そこに、警官・高野茂(三浦友和)が通りかかり、杉下希美(榮倉奈々)らに声をかけた。

杉下希美(榮倉奈々)は成瀬慎司(窪田正孝)に、「さっきのこと。誰にも言わんとって。かわいそうな家の子やと思われたくないから」と頼んだ。

翌日、杉下希美(榮倉奈々)は教室で成瀬慎司(窪田正孝)に、詰め将棋の切り抜きを渡すと、成瀬慎司(窪田正孝)は授業中に解いて、答えを返した。

すると、杉下希美(榮倉奈々)は「凄い」と声を上げて驚くと、授業中だったため、先生に注意されので、シャープペンシルのお尻をカチカチカチと3回、ノックして成瀬慎司(窪田正孝)に「す・ご・い」と言った。

それ以降、杉下希美(榮倉奈々)は、成瀬慎司(窪田正孝)が授業中に詰め将棋の問題を解くと、成瀬慎司(窪田正孝)の背中で、シャープペンシルのお尻をカチカチカチと3回ノックして「す・ご・い」というセッセージを送るようになった。

放課後、杉下希美(榮倉奈々)は「席替えをしたくないな。隠れるのにちょうど良いのよね。成瀬君(窪田正孝)の後ろだと」と話すと、成瀬慎司(窪田正孝)は「数学の時間に英単語を暗記してもバレナイしな」と答えた。

杉下希美(榮倉奈々)が「富豪と出会うためには英語くらい出来ないと」と答えると、成瀬慎司(窪田正孝)は「前にも言ってたけど、それ、本気なの?」と呆れた。

杉下希美(榮倉奈々)が「それくらい野望が大きくないと、つまらない現実に飲み込まれるやろ。成瀬君(窪田正孝)は無いの野望」と尋ねると、成瀬慎司(窪田正孝)は「べつに無いな」と答えた。

杉下希美(榮倉奈々)が「お店継ぐんでしょ?さざなみ(実家の料亭)、無くなるって本当?」と尋ねると、成瀬慎司(窪田正孝)は「詳しく聞いてない。聞きたくもないし」と答えた。

杉下希美(榮倉奈々)が「私、あの先まで見てみたい。何も無い場所で、何もせずに、幸せって言い聞かせながら、狭い世界で人生を終えるなんて嫌よ。奨学金でも何でももらって大学へ行きたい。野望について話そう。これからのことを話そう」と言い、2人で将来の野望を話し合い、野望をノートに書き留めた。

さて、成瀬慎司(窪田正孝)の実家は、青景島で老舗の料亭「さざなみ」だった。料亭「さざなみ」は、経営が悪化しており、本土のホテルが買い取ってくれるという話だったが、いつのまにかパチンコ屋を立てるという話になっていた。

ある日の夜、父・成瀬周平(モロ師岡)は、成瀬慎司(窪田正孝)に「島の造船業が盛んやった頃に建てたんや。見てみい、この柱。一番良いのを取り寄せたんや。料亭『さざなみ』に相応しい建ても似する為にな。・・・年内には売るけん。他人には取られたくないな」と告げた。

一方、杉下希美(榮倉奈々)が物音で目覚めると、母・杉下早苗(山本未來)が台所で「パパ、もうすぐ、帰ってくるって。早く帰ってこんかね。ようけ、食べてもらわんと」と言い、大量の牡蠣フライを作っており、杉下希美(榮倉奈々)は、台所で泣き崩れた。

その後、杉下希美(榮倉奈々)は公園で風に当っていると、携帯電話が成瀬慎司(窪田正孝)からのメールを受信した。

成瀬慎司(窪田正孝)のメールには「野望リストに追加。卒業したら、俺も島を出る。奨学金でも何でも貰って、外の大学へ行く」と書いてあった。

杉下希美(榮倉奈々)が「了解」と返事を返すと、成瀬慎司(窪田正孝)から「起きてた?」というメールが来た。

杉下希美(榮倉奈々)が「暑くて起きてきた。外に出て風に当ってる」と返信すると、成瀬慎司(窪田正孝)から「坂を下りてきて」というメールが来た。

杉下希美(榮倉奈々)が急いで坂を下りると、自転車に乗った成瀬慎司(窪田正孝)が居た。

成瀬慎司(窪田正孝)は杉下希美(榮倉奈々)を後ろに乗せて走り出すと、杉下希美(榮倉奈々)を料亭「さざなみ」のバルコニーに連れて行った。バルコーには海に面しており、小さなステージのようであった。

バルコニーに上がった杉下希美(榮倉奈々)は朝日に向かって「私、杉下希美は、1人で堂々と生きていく。誰にも頼らない。欲しい物は1人で手に入れる。最後まで上を目指す。力の限り、戦略的に、どんな手を使ってでも、力の限り、戦うことを誓います」と宣言した。

演説をする。それは、杉下希美(榮倉奈々)がリストアップした野望の1つであった。

野望を1つ叶えた杉下希美(榮倉奈々)は、成瀬慎司(窪田正孝)に礼を言った。

さて、2014年(現在)、高野茂(三浦友和)は西崎真人(小出恵介)に、「もう1人現場に居合わせた人が居ましたね」と尋ねると、西崎真人(小出恵介)は「安藤望(賀来賢人)、そっちも同じアパートの住人だった。特に付き合いは無かったけどね」と答えた。

高野茂(三浦友和)が「安藤さん(賀来賢人)も杉下さん(榮倉奈々)も貴方も、たまたま居合わせたと証言していますね」と確認すると、西崎真人(小出恵介)は「ビックリするだろ。人妻の家に行ったら、杉下(榮倉奈々)と安藤(賀来賢人)が、たまたま遊びに来てたんだぞ」と答えた。

高野茂(三浦友和)が「さらに、そこへ、杉下さん(榮倉奈々)の高校の同級生・成瀬君(窪田正孝)が、たまたま現れた」と指摘すると、西崎真人(小出恵介)は「バイトの配達とかでね。たまたまにも程があるよな」と答えた。

高野茂(三浦友和)が「殺してませんよね、西崎さん(小出恵介)。貴方の自供が裁判の決め手になりましたが、この事件の犯人は貴方じゃありませんよね。貴方は『全てはNのために。俺たちがやったのは、そういうことだ』と担当弁護士に話してますよね。Nって何ですか?」と尋ねると、西崎真人(小出恵介)は「イニシャルだ。野口奈央子(小西真奈美)、俺のせいで旦那に殺された哀れな人妻だ」と答えた。

高野茂(三浦友和)は「俺たちって何ですかね?貴方と誰でしょうか?」と尋ねると、西崎真人(小出恵介)は「何が聞きたい?」と動揺した。

高野茂(三浦友和)は「貴方が誰のために罪を被ったのかです。あの場に居合わせた人が、誰のために何を隠したのか。そんな事を知りたくて、私は貴方に会いに来ました」と告げると、高野茂(三浦友和)は「この女が居ないと、この世に何の意味も無いと感じた事はある?」と尋ねた。

今の若い奴らは、自分の事しか考えていない。それを聞く度に、違うと思ってしまう。あの時、そこに居た全員が誰かのことを考えた。それぞれに大切な人が居て、それぞれのことを思った。自分以外の誰かのために、そう、全てはNのために。

Nのために-第2話のあらすじとネタバレは「Nのために-第2話のあらすじとネタバレ」をご覧下さい。

ドラマ「Nのために」の第1話の感想は「Nのために-感想」をご覧下さい。