Nのために-第5話のあらすじとネタバレの後編

小出恵介のN作戦が成功したTBSの湊かなえドラマ「Nのために」の第5話「沖縄の夜新たな恋から歯車が狂い出す」のあらすじとネタバレのネタバレ編です。

このページは「Nのために-第5話のあらすじとネタバレ」からの続きです。

■Nのために-第5話のあらすじとネタバレ後編
一方、西崎真人(小出恵介)が「後はじいさんが上手くやってくれる事を祈ろう」と告げると、杉下希美(榮倉奈々)は「母さんに会いたくないわけじゃないよ。会ったら、島に居た頃に引き戻されそうで怖い。戻りたくない。誰にも頼らないで1人で生きていきたい」と怯えた。

西崎真人(小出恵介)が「誰にも頼らずに生きていくつもりか?」と尋ねると、杉下希美(榮倉奈々)は「頼りたいと思った人は居る。でも言えなくて」と答えた。

西崎真人(小出恵介)が「そいつとか。罪の共有。今どこで何をしている?」と尋ねると、杉下希美(榮倉奈々)は「分らない。元気で幸せにしてたらいいな」と答え、成瀬慎司(窪田正孝)の事を思い出した。

一方、高野夏恵(原日出子)は青景島の病院に通院続けていたが、未だに声が出ず、高野茂(三浦友和)は「東京に良い病院がある」と言い、東京へ移り住んで治療する事を高野夏恵(原日出子)に勧めた。

ある日、野口貴弘(徳井義実)の元に杉下希美(榮倉奈々)からの手紙が届いた。

妻・野口奈央子(小西真奈美)が「何て書いてあるの?」と尋ねると、野口貴弘(徳井義実)は「単なる礼状だよ」と言い、手紙を封筒に戻し、リビングを出て杉下希美(榮倉奈々)に電話をかけ、「会って話そう」と告げた。

ある日、野口貴弘(徳井義実)はマンション屋上にあるラウンジに杉下希美(榮倉奈々)を招いて、2人切りで話をした。

野口貴弘(徳井義実)が「読んだよ。手紙。野口喜一郎は僕の父だ。この辺りに都市計画が進んでるって話も聞いている。候補地は2つあるって知ってる?新しく出来る地下鉄のルートがまだ決まってないんだ。どっちにしろ、父は土地を売らないよ。安心していい。君たちの野バラ荘も安泰だ」と話すと、杉下希美(榮倉奈々)は「大家さんも喜びます」と喜んだ。

野口貴弘(徳井義実)が「この話、安藤君(賀来賢人)に内緒なんだって?どうして?」と尋ねると、杉下希美(榮倉奈々)は「この話が野口さんに取って煩わしい話だったら、申し訳ないなと思ったんです。同じ会社に就職する安藤(賀来賢人)のために野口さんが無理をされるのは、心苦しいなって」と答えた。

すると、野口貴弘(徳井義実)は「安藤君(賀来賢人)抜きでよかった。僕も君にお願いがあるんだよ」と言い、杉下希美(榮倉奈々)に頼み事をした。

そのとき、妻・野口奈央子(小西真奈美)はラウンジの陰から、2人が楽しく話している様子を見つめていた。

その後、野バラ荘に戻った杉下希美(榮倉奈々)は、大家・野原兼文(織本順吉)に「緑ビルは売らないって」と教えると、大家・野原兼文(織本順吉)は「誰から聞いたの?」と尋ねた。

杉下希美(榮倉奈々)が「旅行先で知り合った人が詳しくて」と話すと、大家・野原兼文(織本順吉)は「だったら安心だ」と喜んだ。

その日の夜、杉下希美(榮倉奈々)の部屋でN作戦が成功した祝賀会が行われた。安藤望(賀来賢人)は「野口さん(徳井義実)から希望の部署をきかれたよ」と喜んでおり、酒を飲んで酔いつぶれ、先に寝てしまった。

西崎真人(小出恵介)が「こうも作戦が上手く行くとは」と喜び、杉下希美(榮倉奈々)の事を褒めると、杉下希美(榮倉奈々)は「安藤(賀来賢人)は卑怯な手を使わない。ダイビングの途中に奈央子さん(小西真奈美)がパニックを起こしたって話をしたでしょ。私、奈央子さんのバルブを少し閉じたの。気づいたら、もう手が動いてた。止められなかった。ウチの母親、平気で嘘をつくでしょ。父親もそう。平気で人を傷つけたり、嘘を付いたりしても何とも思わない。私もそういう人間なのかな」と落ちこんだ。

ある日、杉下希美(榮倉奈々)の携帯電話に、弟・杉下洋介(葉山奨之)からの電話がかかってきた。

弟・杉下洋介(葉山奨之)が「母さんが相談で東京まで行ったのに、留守やったって愚痴っとったよ。再婚したいんやけど、どうしようって」と話すと、杉下希美(榮倉奈々)は「誰と?」と驚いた。

弟・杉下洋介(葉山奨之)が「ずっと世話になってた人がおったやろ?」と教えると、杉下希美(榮倉奈々)は「民生委員の池園さん?相談てそのことやったんや」と驚いた。

弟・杉下洋介(葉山奨之)が「聞いてないの?姉ちゃん、あんまり島へ帰ってないやろ。俺この前、島に帰って、良くない噂を聞いたんよ。成瀬さん(窪田正孝)、全然、大学へ行ってないって。辞めたんやないよね?」と尋ねると、何も知らない杉下希美(榮倉奈々)は「え?」と驚いた。

そのころ、成瀬慎司(窪田正孝)は詐欺の手伝いをしていると知りつつも、老人からお金を受け取るバイトをしていたが、贖罪の念に駆られ、受け取ったお金を老人に返そうとした。

しかし、成瀬慎司(窪田正孝)は刑事に取り囲まれてしまった。

ある雨の日、西崎真人(小出恵介)が野バラ荘に戻ると、野口奈央子(小西真奈美)が杉下希美(榮倉奈々)の部屋の前の軒先に立って雨宿りをしていた。

2014年(現在)、安藤望(賀来賢人)は野バラ荘を訪れ、西崎真人(小出恵介)と会った。西崎真人(小出恵介)の部屋は大家・野原兼文(織本順吉)がそのままにしてくれていたのだという。

安藤望(賀来賢人)が「話がある」と告げたが、西崎真人(小出恵介)は「断る。事件のことだろ。俺は誰ともかかわる気は無い。君ともな」と答えた。

一方、高野茂(三浦友和)は妻・高野夏恵(原日出子)の治療のため、青島陰から東京へと移り住み、東京の心療内科に妻・高野夏恵(原日出子)を通院させていたが、医師は高野茂(三浦友和)に「これほど長い間、症状が改善しない人は初めてです。意識化に強い抑圧を感じているのでしょう。治したいというプレッシャーが逆効果になっているのです。夏恵さん(原日出子)の症状と付き合っていきませんか。今の夏恵さん(原日出子)を受け入れて、生きていくのも1つの手です」と提案した。

すると、高野茂(三浦友和)は「年を取る毎に酷くなる考えがあります。ふとすると、その考えで頭が一杯に。『なんで』という考えです。なんで、妻がこんな事になったのか。なんで、自分だけが何も知らんまま居るのか。どんな形であれ、真実を引きづり出して、この考えを終わらせたいんです。諦めるわけにはイカンのですよ」と話した。

ある日、安藤望(賀来賢人)は高野茂(三浦友和)の元を訪れ、「あれから、杉下(榮倉奈々)と西崎さん(小出恵介)に会いました。僕も高野さん(三浦友和)がいうように、西崎さんは野口さんを殺していないと思います。西崎さんは極度に火を怖がっていました。たとえ、カットなってたとはいえ、火の付いた燭台を手にできるわけがありません」と話した。

ある日、杉下希美(榮倉奈々)は西崎真人(小出恵介)から送られてきた現金書留を受け取り、中を開けると、現金と手紙が入った。

そのとき、玄関のチャイムが鳴ったので、杉下希美(榮倉奈々)がインターフォンを書くにすると高野茂(三浦友和)が立っていたのであった。

Nのために-第6話のあらすじとネタバレ」へ続く。

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