Nのために-地獄のクリスマス将棋

榮倉奈々の地獄のクリスマスが始まる湊かなえドラマ「Nのために」の第9話「最終章-前編-今夜事件の幕が開く」のあらすじとネタバレのネタバレ編です。

このページは「Nのために-第9話のあらすじとネタバレ」からの続きです。

■Nのために-第9話のあらすじとネタバレの後編
事件の4日前、野口奈央子(小西真奈美)から花屋のふりをして迎えに来て欲しいと言われた西崎真人(小出恵介)は、作戦の変更を杉下希美(榮倉奈々)に伝えた。

杉下希美(榮倉奈々)は「作戦変更?本当に奈央子さん(小西真奈美)に言われた通りにするの?今すぐ助けようよ。警察に相談しよう」と意見したが、西崎真人(小出恵介)は「いや、俺が行く」と答えた。

杉下希美(榮倉奈々)は「分った。じゃー、私たちが何をするかは西崎さんが考えて」と言い、西崎真人(小出恵介)に新しい計画の作成を任せた。

そして、新しい作戦は、杉下希美(榮倉奈々)が野口貴弘(徳井義実)を書斎に引き留めている間に、花屋に扮装した西崎真人(小出恵介)が野口奈央子(小西真奈美)を連れ出し、シャルターで保護するという計画になった。

出張サービスの成瀬慎司(窪田正孝)が到着するのは、西崎真人(小出恵介)が野口奈央子(小西真奈美)を連れ出した後になった。

事件の3日前、杉下希美(榮倉奈々)は成瀬慎司(窪田正孝)の元を訪れて作戦の変更を伝え、「西崎さん(小出恵介)が作戦決行前に、話し合いたいって言ってるから、また野バラ荘に来て」と頼んだ。

しかし、成瀬慎司(窪田正孝)は、出張サービスの時に安藤望(賀来賢人)が杉下希美(榮倉奈々)に結婚を申し込むという噂を聞いていたので、「ちょっと年末は店が忙しいから」と言い、誘いを断った。

その後、杉下希美(榮倉奈々)は安藤望(賀来賢人)に会い、「クリスマスイブの事なんだけどさ、6時より前につくようなら、連絡をくれる?」と頼むと、安藤望(賀来賢人)は「杉下は何時に行くの?」と尋ねた。

杉下希美(榮倉奈々)が「5時には行く。手伝う事があるかもしれないし」と答えると、安藤望(賀来賢人)は「野口さんと戦略を練るんでしょ?将棋の」と尋ねた。

杉下希美(榮倉奈々)は慌てて「違うよ」と否定すると、安藤望(賀来賢人)は「杉下みたいな手で反撃してくるからさ、相談してるのかと思った」と答えた。

事件当日、杉下希美(榮倉奈々)は野口家に向かう前に西崎真人(小出恵介)の部屋を訪れ、「奈央子さんを無事に連れ出せたら、2人でどこかに逃げちゃいなよ。本当は奈央子さんと一緒に居たいでしょ。奈央子さんの幸せばかりを考えないで西崎さんの幸せも考えなよ」と告げると、西崎真人(小出恵介)は「そのうち考えるよ。さあ、作戦決行だ」と答えた。

杉下希美(榮倉奈々)が「遅れない出来てね。そんなに長い時間、野口さんを引き留めておけるわけじゃないからね」と告げると、西崎真人(小出恵介)は「5時半きっかりに行くよ」と答えた。

さて、杉下希美(榮倉奈々)が野口家を訪れると、野口貴弘(徳井義実)は杉下希美(榮倉奈々)を書斎へ入れ、負けている将棋盤を見せ、逆転の方法を考えてもらった。

将棋盤を見た杉下希美(榮倉奈々)は、驚いた。それは、杉下希美(榮倉奈々)が安藤望(賀来賢人)に始めて負けた時と同じ手だった。

杉下希美(榮倉奈々)は、成瀬慎司(窪田正孝)から起死回生の1手を教えてもらっていたが、野口貴弘(徳井義実)に「厳しいですね。今回は勝てないかも知れません。私、この受けで安藤君に負けたんです。少し考えてもいいですか」と言い、時間を貰った。

野口貴弘(徳井義実)が「今日はどうしても勝ちたいんだよ」と告げると、杉下希美(榮倉奈々)は「なんとか、ここから逆転しましょう」と答えた。

しかし、クリスマスイブで花屋が混んでいたため、予定時間の5時半になっても西崎真人(小出恵介)は野口家に来なかった。

杉下希美(榮倉奈々)が時間を引き延ばしていると、野口貴弘(徳井義実)は「この手で負けたって言ったよね。始めて安藤君(賀来賢人)に負けて悔しくなかった?希美ちゃん(榮倉奈々)なら、どうすれば負けなかったか、考えたはずだ」と指摘した。

杉下希美(榮倉奈々)が動揺していると、野口貴弘(徳井義実)の携帯電話に安藤望(賀来賢人)からの電話が着信した。安藤望(賀来賢人)は仕事が早く終わったので、これから野口家に向かうのだという。

まだ逆転方法を聞いていない野口貴弘(徳井義実)は、「一件、仕事の話が入ってるから、屋上のラウンジで待ってて」と言い、時間を稼いだ。

そして、電話を切った野口貴弘(徳井義実)は、杉下希美(榮倉奈々)に「まだ時間はある。僕は下でコーヒーを飲んでくるから、考えてて」と言い、書斎を出て行こうとした。

下へ行くと、西崎真人(小出恵介)と鉢合わせすると思った杉下希美(榮倉奈々)は、「ちょっと待ってて下さい。こういう手はどうですか」と言い、成瀬慎司(窪田正孝)から教えて貰った起死回生の一手を教えた。

すると、野口貴弘(徳井義実)は「勝った。これで安藤君(賀来賢人)の僻地行きは決定だな」と喜んだ。

杉下希美(榮倉奈々)が「何の事ですか?」と驚くと、野口貴弘(徳井義実)は「彼と賭けをしてる。ダリ名共和国って知ってる?電気もガスも通っていない、この世の果てのような国だよ。この勝負に負ければ、安藤君はそこへ行く。苦労するだろうね」と教えた。

杉下希美(榮倉奈々)が「こんなことで、安藤の将来を決めるんですか?」と驚くと、野口貴弘(徳井義実)は「この勝負を受けたのは、安藤君だよ」と答えた。

そのとき、野口家のドアフォンが鳴った。

野口奈央子(小西真奈美)が急いで受話器を取ると、玄関の受付から「お花を届けにいらしました」と言うので、野口奈央子(小西真奈美)は「部屋まで届けて下さい」と答えて受話器を置き、玄関へと急いだ。

一方、野口貴弘(徳井義実)が「安藤君(賀来賢人)を呼びに行ってくる。食事の前に勝負を付けてしまおう」と言い、書斎を出ようとしたので、焦った杉下希美(榮倉奈々)は「安藤に勝ちたいのなら、野口さん1人で勝ってください」と食ってかかった。

野口貴弘(徳井義実)が「僻地行きの切符をくれたのが希美ちゃんと知ったら、安藤君はどんな顔をするかな」と告げると、下希美(榮倉奈々)は「これじゃ勝負になっていません。目標に向かって真っ直ぐに生きている人の足をすくうような事はしないで下さい。こんな事で安藤の将来を決めないで下さい」と言い、土下座した。

野口貴弘(徳井義実)が「そんなつもりはないよ。若いウチから経験を積めるんだ。悪い話じゃないよ。安藤が僻地へ赴任になったら、希美ちゃんは安藤に付いていく?それとも別れて日本に残る?」と尋ねた。

下希美(榮倉奈々)がどうすれば良いのか分らず、困って居ると、野口家のインターフォンが鳴った。下希美(榮倉奈々)は西崎真人(小出恵介)が来たと思い、安堵する。

一方、野口奈央子(小西真奈美)が玄関のドアを開けると、花屋に扮装していた西崎真人(小出恵介)は野口奈央子(小西真奈美)を抱きしめたのであった。

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