○○妻(まるまる妻)-第3話の感想

平泉成が家族にDVを働いていた日本テレビの契約妻ドラマ「○○妻(まるまる妻)」の第3話「契約夫婦が選んだ偽りの生活…夫を救った妻に下された非情の宣告」の感想です。

ドラマ「○○妻(まるまる妻)」第3話のあらすじとネタバレは「○○妻(まるまる妻)-第3話のあらすじとネタバレ」をご覧下さい。

■○○妻(まるまる妻)-第3話の感想
ドラマ「○○妻(まるまる妻)」の第3話はつまらなかった。父・久保田作太郎(平泉成)がDVを働いていた伏線は第2話にあったのだが、久保田作太郎(平泉成)の過去には興味が無かったので、そっち方面に話を広げられても興味が持てない。

■契約妻・ひかり(柴咲コウ)の変化
契約妻・ひかり(柴咲コウ)は完璧に家事をこなす妻で、人の心が読めるかのように、常に久保田正純(東山紀之)の先回りをしており超能力者という印象がした。

しかし、第3話では、久保田正純(東山紀之)から「肩を揉んでくれ」「たまには、背中を流すとか、そういう優しさはないのか」と言われ、後手後手に回っており、完璧な妻という印象ではなかった。

この契約妻・ひかり(柴咲コウ)の変化をどのように解釈すればいいのか、よく分らなかったのも、第3話がつまらなく感じた原因だと思う。

■風谷愛(蓮佛美沙子)の不倫疑惑
風谷愛(蓮佛美沙子)がタクシーで久保田正純(東山紀之)に口説かれたとき、風谷愛(蓮佛美沙子)は「本当に私、不倫はダメなんです。ゴールの見えない人と付き合うのは止めるって決めたんで」と言っていた。

「ゴールの見えない人と付き合うのは止める」という台詞を逆説的に考えれば、「ゴールの見えない人と付き合っていた事がある」という意味に受け取れる。

つまり、風谷愛(蓮佛美沙子)はドラマ「○○妻(まるまる妻)」の第3話で、不倫の過去を告白したと解釈できるのだ。今後の展開で、風谷愛(蓮佛美沙子)の過去も明かされるのだろうか。

■保田作太郎(平泉成)は何を頼んだのか
意識を取り戻した久保田作太郎(平泉成)が、契約妻・ひかり(柴咲コウ)に頼み事をした。

久保田作太郎(平泉成)が何を頼んだのかは明らかで無いが、私はこのシーンを見て、中島らもの小説「寝ずの番」の「そそが見たい」というエピソードを思い出した。

「そそ」とは女性の陰部を表す関西弁(京都弁)で、「そそが見たい」というエピソードは、入院中の師匠(落語家)が「そそが見たい」と言ったので、弟子が話し合った結果、冥土の土産として「そそ」を見せて上げる話である。

最終的に、弟子の妻が師匠の頭の上にまたがり、師匠に「そそ」を見せてあげるのだが、師匠は「『そそ』や無い。外や」と言い、死んでしまうのである。

中島らもの小説「寝ずの番」は映画になっており、「そそが見たい」と言うシーンが、久保田作太郎(平泉成)が契約妻・ひかり(柴咲コウ)に頼み事をするシーンと似ていた。

だから、私は「そそが見たい」のエピソードを思い出したが、久保田作太郎(平泉成)の頼み事とは全く関係無いと思う。

■ひかり(柴咲コウ)と虹の関係
契約妻・ひかり(柴咲コウ)は「私、ずいぶん前から、虹を見たことが無いんです。もしかしたら、もう一生、見られないのかも」と言っていた。

それは、どういう意味なのだろうか。私は、契約妻・ひかり(柴咲コウ)が「もう結婚することは無い」と言っているように思えた。

虹は雨上がりに現れる現象で、天気雨の時に現れやすい。虹が見られないという意味は、天気雨が降らないという意味と考えられる。

天気雨は「狐の嫁入り」とも言うので、天気雨が降らないということは、狐が嫁入りしないことになる。

だから、「もう一生、見られないのかも」というのは、契約妻・ひかり(柴咲コウ)が「もう一生、嫁入りする気はない」という意味ではないかと思う。

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