昭和天皇は風呂嫌い

天皇の料理番をつとめた秋山徳蔵の生涯を描いた「実話・天皇の料理番のあらすじとネタバレ」の天皇陛下の逸話編「昭和天皇は風呂嫌いの逸話のあらすじとネタバレ」です。

■昭和天皇は風呂嫌い
天皇の行幸となると、大騒動であった。天皇の行幸は県をあげた一大行事なので、天皇を迎えるホテルや旅館は、建物を新築する勢いでリフォームを行い、天皇を歓迎する程であった。

昭和天皇の行幸を迎える事になった旅館の亭主は、昭和天皇に自慢の湯を楽しんでもらうため、自慢の風呂を新築する勢いで総檜風呂に全面改装して、昭和天皇の行幸を迎えた。

ところが、昭和天皇は風呂が好きではない。昭和天皇は、普段は2~3日に1度しか風呂に入らず、10日くらい風呂に入らなくても平気なうえ、風呂に入っても長くは入らず、烏の行水であった。

旅館の亭主は自慢の風呂を総檜で全面改装して昭和天皇の行幸を迎えたのだが、昭和天皇は風呂嫌いだったので、自慢の風呂に入らなかった。

このため、天皇の料理番や侍医ら側近が、「これはもったいない。せっかくなので、お湯をいただこう」と言い、自慢の風呂を満喫した。

ところが、天皇の料理番や侍医が風呂に入っていると、だんだんと湯が減っていき、終いには湯が無くなってしまった。

実は、昭和天皇に入ってもらえず、面目を失った旅館の亭主が、天皇の料理番や侍医が風呂に入っている事に怒り、「お前らのために入れた湯じゃないわい」と言って、湯を抜いてしまったのである。

その他の昭和天皇の逸話は「実話・天皇の料理番-あらすじとネタバレ」をご覧ください。