流星ワゴン-最終回のあらすじと結末ネタバレ

西島秀俊が出演するTBSの朋輩ドラマ「流星ワゴン」の最終回(第10話)「最終回!俺は生きる!永遠に朋輩じゃ」のあらすじと結末ネタバレのあらすじ編です。

原作「流星ワゴン」のあらすじとネタバレは「流星ワゴン-あらすじとネタバレ」をご覧ください。

■流星ワゴン-最終回のあらすじと結末ネタバレ
永田一雄(西島秀俊)は最後のやり直しの旅を終えてワゴン車に戻ったが、永田忠雄(香川照之)はワゴン車に戻っていなかった。

現実の永田忠雄(香川照之)はベッドの上で死の淵をさまよっており、橋本義明(吉岡秀隆)は「時間切れです。本当にギリギリの状態で。だから、チュウさん(香川照之)も存在出来なくなってしまったのだと思います。貴方を苦しみから救うこと。そして、本当の絆を取り戻すこと、それこそが、チュウさん(香川照之)が現実の世界ではかなえられなかった後悔なんですよ」と教えた。

永田一雄(西島秀俊)は「本当の絆なんて全然、取り戻せていませんよ。何とかならないんですか?」と頼んでいると、永田一雄(西島秀俊)は永田忠雄(香川照之)が現在の福山に居る事に気づいた。

永田一雄(西島秀俊)は現実の福山へ行くように頼み込むと、橋本義明(吉岡秀隆)は神に「神様、どうか2人をもう1度会わせてやってください。どうか、このワゴンをチュウさん(香川照之)の所へ」と祈った。

橋本義明(吉岡秀隆)の祈りは通じ、ワゴンは現在の福山へ着いた。永田一雄(西島秀俊)らは永田忠雄(香川照之)を探すために自宅へ向かった。

橋本健太(高木星来)が自宅を見て「ボロイ家だね」と笑うと、永田一雄(西島秀俊)は「ずいぶん、儲けてたはずなのに、どうして建て替えなったんだろう」と不思議がった。

すると、橋本義明(吉岡秀隆)は「20年前に1度、建て替えようとしたことがあるんです」と言って教えた。

永田忠雄(香川照之)は、永田一雄(西島秀俊)が大学を卒業して戻ってくるので、社長の永田一雄(西島秀俊)にふさわしい部屋を用意するため、秘密裏に自宅を建て替える計画を進めていたが、永田一雄(西島秀俊)は東京で就職を決めており、自宅には戻らな言いだした。

すると、永田忠雄(香川照之)は「よう、分かった。この家から出て行け」と激怒して永田一雄(西島秀俊)を追い出し、永田一雄(西島秀俊)は東京で就職した。

それ以降、永田忠雄(香川照之)はどれだけ会社が大きくなっても、自宅を建て替えようとしなかった。たぶん、自宅を建て替えるのは、永田一雄(西島秀俊)が帰ってくるときだと決めていたのだろう。

会社を次々と大きくしていったのも、永田一雄(西島秀俊)に帰ってきてももらいたかったからだった。その証拠に、永田忠雄(香川照之)が病院へ行く時間を惜しんで立ち上げた新規事業は、永田一雄(西島秀俊)が従事していた電子部品事業だった。

橋本義明(吉岡秀隆)が自宅を建て替えなかった理由を明かしていると、自宅から永田忠雄(香川照之)が出てきた。

永田忠雄(香川照之)は「何をやってるんじゃ、早く入らんか。用意は出来ている」と言い、永田一雄(西島秀俊)らを家に上げると、永田一雄(西島秀俊)にお好み焼きを作らせた。

そして、お好み焼きを食べた永田忠雄(香川照之)は合格点を出し、「ようやったのカズ(西島秀俊)。昔は何べん教えても、ちっとも出来んかったのにの。お前は現実を変えたんだ。起きてしもうた事が変えられんのじゃったら、今、ここから変えればいいんじゃ。勝負はここからじゃ」と告げた。

橋本健太(高木星来)が「もしも、現実の世界に戻れたらさ、そこが、これまで以上に最低で最悪の現実だとしたら、戻りたい?」と尋ねると、永田一雄(西島秀俊)は「もしも、なんて未練の残るような言い方はしないでくれ。俺はもう、死ぬって決めたんだ」と答えた。

そのとき、永田忠雄(香川照之)は急に苦しみだし、「ワシはもう限界じゃ。病院へ連れて行ってくれ。そうすれば、少しは時間が延びるじゃろう」と、橋本義明(吉岡秀隆)に頼んだ。

さて、橋本義明(吉岡秀隆)は病院付近の海岸でワゴン車を止めると、「これが本当に最後です。お2人で散歩でもしてきたら、どうですか」と提案し、永田忠雄(香川照之)と永田一雄(西島秀俊)が海岸を歩き始めた。

永田忠雄(香川照之)は「ようやく分かったわ。なんで、43歳のワシが、今のカズの前に現れたのか。ワシ、ずっとカズが大きくなる度に、自分の同じ頃と重ねてみてたんだ。いつだって、ワシの方がしっかりしとったけどのう。もし、こんなひ弱な朋輩がおったら、世話が焼けてかなわん。そうおもっとった。じゃけん、おそらく、あそこで死にかけてるくそジジイのワシも、そう思ってるんじゃなかろうかの。お前、糞ジジイに言うとったの。お車代目当てで見舞いに行ってたって。ワシ、とうにお見通しだった気がするで。それでも、気づかんフリして金を渡しとったのは、うれしかったからじゃ。見舞いに来たお前を見て、同じ年だった頃の自分を見て。わしら、親子としてはイケンかったが、朋輩としてはどうじゃっただろうって。じゃけん、あの糞ジジイのそういう思いが、無意識のうちにワシを生み出して、お前に会わせたんじゃなかろうか」と話した。

永田一雄(西島秀俊)は「チュウさん、朋輩は5分と5分だよな。俺は何をしたらいい?どうやったら、オヤジの後悔を無くすことが出来るんだ」と尋ねると、永田忠雄(香川照之)は「カズ。ワシはの、ただ、お前に強くなって欲しかっただけなんじゃ。だから、勝負ごとは負けるなと教えた。この世で一番、お前のことを思って来たのは、このワシじゃ。でもの、それもただの独りよがりだったのかもしれん。ワシがあんなジジイになって、お前を不幸にさせてしまったのだったら、その原因を作ったのは、このチュウさんというわけじゃ。ワシが間違ってたのかもしれん。本当に申し訳ない」と言って泣いた。

やがて、永田忠雄(香川照之)は「スッキリした」と言って立ち上がると、「もう1つある。やり残したことがある。お前が生まれたときから、ずっと思ってたことじゃ、お前が一丁前の男になったら、絶対に連れションをせにゃいけん。こればっかりは女に出来んからの」と言い、海に向かって2人で小便をした。

永田忠雄(香川照之)は「楽しかったの、楽しかったの」と言い、これまでの事を思い出しながら、永田一雄(西島秀俊)と連れションをした。

そして、満足した永田忠雄(香川照之)は「ええか、全ては今なんじゃ。元の人生は腐ってた。でもな、お前は橋本の車に乗って、その腐った過去を、ちょっとでも変えようと、血眼になった。その結果、過去の現実は変わらんかったが、そんなことはどうでもいい。お前が過去を変えようとして努力した。その積み重ねで今のお前がある。それが、この車の旅の意味じゃ。今のお前なら、絶対に未来を変えられる」と告げると、永田一雄(西島秀俊)は「ありがとう、ありがとう、チュウさん」と言って永田忠雄(香川照之)を抱きしめた。

永田忠雄(香川照之)は「そろそろ行くかの。カズ、過去じゃろうが、未来じゃろうが、生きてようが、死んでようが、ワシとお前は永遠に朋輩じゃ」と言って、病院へ向かって歩き始めた。

その後、橋本義明(吉岡秀隆)は永田一雄(西島秀俊)に「今度は貴方の番です。現実の世界に戻った瞬間、貴方は死ぬ事になります。覚悟は出来ていますか?」と尋ねると、永田一雄(西島秀俊)は「その前に、さっきの質問に答えていませんでしたね」と答えた。

橋本健太(高木星来)が「ああ、もしも、現実の世界に戻って生きられるとしたら、最低で最悪の現実でも、もう1度やってみたいかってやつね」と話すと、永田一雄(西島秀俊)は「あるよ」と答えた。

橋本健太(高木星来)が「何にも変わってないよ。全部忘れて、生まれ変わった方が幸せだよ」と意思確認をすると、永田一雄(西島秀俊)は「生きたいんだ。美代子(井川遥)と広樹(横山幸汰)の居る現実で。俺は生きたいんだ。生きる」と答えた。

すると、橋本義明(吉岡秀隆)と橋本健太(高木星来)は「その言葉が聞きたかった」と喜び、「最初から、死なないことになってるんだよね。騙してすみませんでした」と謝った。

橋本義明(吉岡秀隆)は「どうしても、永田さん(西島秀俊)の口から、その決意を聞きたかったんです。実は、これまでも、何人かは旅が終わった後、辛い現実に耐えられず、命を絶ってしまう人が居ました。永田さんにだけは、そうなって欲しくなかった。私と健太の恩人ですから。運命に負けず、幸せになって欲しいんです。それに、貴方のその言葉を誰よりも聞きたかったのは、チュウさん(香川照之)」とネタバラシをした。

こうして、永田一雄(西島秀俊)は橋本親子の優しい嘘に救われ、ワゴン車に乗って最低で最悪の現実の世界へと向かった。

そして、永田一雄(西島秀俊)がワゴン車内で橋本親子と別れの言葉を交わすと、橋本健太(高木星来)が「プレゼントをあげるね」と言った。

流星ワゴン-あらすじと結末ネタバレ後編」へ続く。