アルジャーノンに花束を-第2話のあらすじとネタバレ

萩原聖人が出演するTBSの精神障害者ドラマ「アルジャーノンに花束を」の第2話「対等な友情、親友のために溢れでる涙」のあらすじとネタバレのあらすじ編です。

アルジャーノンに花束を-第1話のあらすじとネタバレは「アルジャーノンに花束を-あらすじとネタバレ」をご覧ください。

原作小説「アルジャーノンに花束を」のあらすじとネタバレは「原作小説「アルジャーノンに花束を」のあらすじとネタバレ」をご覧ください。

■アルジャーノンに花束を-第2話のあらすじとネタバレ
花の配送センター「ドリームフラワーサービス」の給料日、社長の竹部(萩原聖人)は従業員を前に、「社会人に必要なのは3つの袋です。1つ目、堪忍袋。2つ目、お袋、そして3つ目、ジャン、給料袋だ」と言って従業員に給料袋を配った。

檜山康介(工藤阿須加)が給料袋を受け取って「現金?」と驚くと、柳川隆一(窪田正孝)が「昭和だろ。社長が、有り難みが分かるからってさ」と教えた。

一方、脳生理科学研究センターでは、アルジャーノンの実験で良い結果が出ていたが、未だに臨床試験の被験者が見つからず、教授・蜂須賀大吾(石丸幹二)は研究員に檄を飛ばした。研究員は必死に施設を回ったが、何かあった場合に困る、と断られてばかりだった。

その日、配送に出かける柳川隆一(窪田正孝)は、檜山康介(工藤阿須加)に「車を変わってくれないか?ナビが壊れてるんだ」と頼んだ。

檜山康介(工藤阿須加)が「俺もナビが無いと」と拒否すると、柳川隆一(窪田正孝)は「お前は咲人(山下智久)と一緒だろ?だったら、ナビは要らないから」と言い、車を交換した。

檜山康介(工藤阿須加)には意味が分からなかったが、白鳥咲人(山下智久)は道順を写真で撮影したように覚えており、檜山康介(工藤阿須加)は白鳥咲人(山下智久)の道案内で配送を済ませる事が出来た。

その日、柳川隆一(窪田正孝)の母・京子(田中美奈子)が社長への挨拶を口実に、ドリームフラワーサービスへとやってきた。

柳川隆一(窪田正孝)は会社の裏で「会社には来ないでって言ったじゃん」と言い、給料袋から3万円を抜くと、給料袋を母・京子(田中美奈子)に渡した。

母・京子(田中美奈子)が「ねえ。お父さんから連絡あった?」と尋ねると、柳川隆一(窪田正孝)は「俺に連絡が有るはず無いでしょ」と答えた。

しかし、母・京子(田中美奈子)が「忙しくてあれなのよ。もうすぐ結婚記念日だし、何かサプライズがあるんじゃないかしら。去年の私の誕生日に、これ(腕時計)をプレゼントしてくれたのよ。今年は何を送ってくれるのかしら」と期待した。

柳川隆一(窪田正孝)が呆れて「あのさ、母さん」と言いかけたが、母・京子(田中美奈子)は「それじゃ」と言い帰って行った。

一方、研究室では、小久保一茂(菊池風磨)が「部長は何か焦ってる。取り憑かれているというか。もうちょっと慎重に進めた方がいいのでは」と心配すると、望月遥香(栗山千明)は「スポンサーから早く結果を出せと言われて焦ってるんじゃないですか?」と答えた。

すると、杉野史郎(河相我聞)が「それもあるだろうが、個人的な理由が大きいだろうな。部長が一昨年、離婚したのは君たちも知ってるだろ?その大きな原因は、大学生の息子さんが事故でお亡くなりになられたことだ」と話した。

望月遥香(栗山千明)が「交通事故ですか?」と尋ねると、杉野史郎(河相我聞)は「いや。そうじゃない。駅のホームから・・・。1人息子を失って、家庭も壊れてしまった。そういった事全てを研究に没頭することで、忘れようとしてるんじゃないかな」と話した。

小久保一茂(菊池風磨)が「大学生ってことは、理系だったんですか?」と尋ねると、杉野史郎(河相我聞)は「いや、音楽をやっていた」と答えた。

それを聴いた望月遥香(栗山千明)は、蜂須賀大吾(石丸幹二)の元を訪れ、いつも部屋で流れている曲について「息子さんが好きな曲だったんですか?すいません。杉野先生(河相我聞)から。電車の事故と聞いてショックでした」と尋ねた。

蜂須賀大吾(石丸幹二)は「事故とは少し違うんだ。ホームから突き落とされる形になって。息子のバイオリンケースが腕に触れたんだ。切っ掛けはそんな些細なことだったらしい。そんなことで、そんなことだよ。現代社会では、そなことで、カッとする。そんな程度で、結果、人を死なせたりするんだ。人間はもっと理性的で知性的であるべきだ。私はそうした野蛮な人間の知性を向上させ、平和で穏やかな世界を築きたい。それが私の、この研究の最終目標なんだ。もっと私のビジョンを説明して欲しい。君たちは説明不足なんじゃないのか?本来なら、誰が見てもすばらしい研究だ。なぜ、先を争うように被験者が現れない。なぜなんだ」と話すと、望月遥香(栗山千明)は「1人、私の中で候補が」と打ち明けた。

翌日、檜山康介(工藤阿須加)が歯を磨こうとすると、携帯電話に電話がかかってきた。電話の主は河口梨央(谷村美月)だった。

河口梨央(谷村美月)が「もしもし、お久しぶりです」と挨拶すると、檜山康介(工藤阿須加)は「誰?」と尋ねたので、河口梨央(谷村美月)は「私の事、覚えてないんですか?じゃー、もういいです」と言って電話を切った。

檜山康介(工藤阿須加)が首をかしげていると、同じ番号から再び電話がかかってきた。

檜山康介(工藤阿須加)が電話に出ると、小出舞(大政絢)が「覚えてないってどういうこと。確かに貴方はクラブで酔っ払ってたけど、その前の記憶が無いっておかしくない?」と文句を言った。

檜山康介(工藤阿須加)が「クラブ?それいつの話だよ?」と尋ねると、小出舞(大政絢)は「先週の土曜日」と教えた。

檜山康介(工藤阿須加)が「あー、それ、俺じゃ無い」と説明しようとすると、隣で歯を磨いていた柳川隆一(窪田正孝)が檜山康介(工藤阿須加)から電話を奪い、「もしもし、ぼく咲人(山下智久)です。ごめんなさい。ぼく、電話しようと思ってたんだけど」と謝罪した。

すると、小出舞(大政絢)は「さっきは別の人だったんだって」と言い、河口梨央(谷村美月)に電話を渡した。

河口梨央(谷村美月)が電話に出ると、柳川隆一(窪田正孝)は「さっきはごめんね。で、遊園地に行かない?友達も一緒に」と言い強引に遊園地に誘って電話を切った。

そして、白鳥咲人(山下智久)・柳川隆一(窪田正孝)・檜山康介(工藤阿須加)・河口梨央(谷村美月)・小出舞(大政絢)の5人は遊園地デートした。

そのころ、望月遥香(栗山千明)はドリームフラワーサービスを訪れ、社長・竹部順一郎(萩原聖人)に「白鳥咲人さん(山下智久)を候補の1人に考えさせて欲しい」と頼んだ。

社長・竹部順一郎(萩原聖人)は「お利口になるって事か。咲人(山下智久)の夢が叶う。でもね、痛いし、副作用とか有るんでしょ。悪いけど断る。俺は今のままの咲人(山下智久)で十分に良いと思ってるんだ。ややこしい、専門的な事で、アイツに辛い思いをさせたくないんだよ」と断った。

望月遥香(栗山千明)が「でも、ご本人はお利口になりたいって」と尋ねると、社長・竹部順一郎(萩原聖人)は「そうだんだけど、俺は訳ありとはいえ、ご両親から子供達を預かっているんだから」と答えた。

望月遥香(栗山千明)が「でしたら、咲人さん(山下智久)の親御さんとコンタクトを取らせて頂けませんか?親御さんが了承したら、社長さんも承諾していただけますよね」と食い下がると、社長・竹部順一郎(萩原聖人)は「そうだけど、弱ったな」と困った。

さて、遊園地に居た小出舞(大政絢)は、迷子のアナウンスで白鳥咲人(山下智久)の名前が呼ばれるのを聞いて不思議がり、河口梨央(谷村美月)を連れて迷子センターに行くと、迷子センターで白鳥咲人(山下智久)が泣いていた。

それを見た小出舞(大政絢)は「帰ろう」と言い、強引に河口梨央(谷村美月)を連れて遊園地を後にした。

喫茶店に入った小出舞(大政絢)が「本当、ごめん、あの顔に騙された」と謝ると、河口梨央(谷村美月)は「騙されたって?」と尋ねた。

小出舞(大政絢)が「アンタって、超の付くお嬢様じゃん。将来的には好きでも無い人と政略結婚っていうの?そういう宿命の人生じゃん。凄いはしゃいでたから、一生に1回は本当に好きな人と遊んでも良いかなって」と話すと、河口梨央(谷村美月)は「そんな風に思ってくれてたんだ。そうか、将来か」と答えた。

小出舞(大政絢)が「知的障害者っていうの?薄々は気づいてたけど、梨央(谷村美月)がガッカリするといけないと思って言えなかった」と話すと、河口梨央(谷村美月)は「全然、悪くないよ」と答えた。

小出舞(大政絢)が「アンタ、まさか分かってて?普通じゃ無いのよ」と驚くと、河口梨央(谷村美月)は「普通って何?」と答えた。

アルジャーノンに花束を-第2話のあらすじとネタバレの後編」へ続く。

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