小林薫が佐藤健に激怒して華族会館を解雇

佐藤健が出演するTBSの天皇の料理番ドラマ「天皇の料理番」の第4話「愛し君よサラバ」のあらすじとネタバレのあらすじ編です。

このページは「天皇の料理番-第4話のあらすじとネタバレ」からの続きです。

■天皇の料理番-第4話のあらすじとネタバレ後編
さて、秋山篤蔵(佐藤健)は苦労して芋を剥いたが、荒木シェフ(黒田大輔)に「なにやってんだ。なんでシャトーにしてんだよ。俺はジュリエンヌにするって言っただろうが」に叱られた。

秋山篤蔵(佐藤健)が「けど、普通は・・・」と意見すると、荒木シェフ(黒田大輔)は「普通はシャトーだよ。でも今日は芋が取れたてで水分が多いから、ジュリエンヌにするって言っただろうが」と告げた。

秋山篤蔵(佐藤健)が「けど、そんな事、俺、聞いてませんけど」と答えると、荒木シェフ(黒田大輔)は「宇佐見さんが言ったんだよ。てめーが聞いてない事を、人のせいにすんじゃねーよ」と罵倒した。

秋山篤蔵(佐藤健)が反論しようとすると、松井新太郎(桐谷健太)が「間に合わなくなっちまうだろう」と言い、芋の皮を剥き出すと、山上辰吉(柄本佑)も「新太郎さんじゃ無理です」と言い、芋の皮を剥き始めた。

荒木シェフ(黒田大輔)が「お前のせいだぞ。ほら、やれよ」と言って秋山篤蔵(佐藤健)を蹴ると、秋山篤蔵(佐藤健)は「どやじゃー」と言い、もの凄い勢いで芋を剥き、もの凄いスピードで芋を千切りにした。

秋山篤蔵(佐藤健)の包丁さばきは宇佐美鎌市(小林薫)や他のシェフも感心するほとで、秋山篤蔵(佐藤健)は時間までに芋を千切りにし終えた。

荒木シェフ(黒田大輔)が「辰吉(柄本佑)に礼を言えよ」と吐き捨てると、秋山篤蔵(佐藤健)は「ひとつ、いいですか?ワシがシャトーに切ってる間、ずいぶんあったんですが、荒木さん(黒田大輔)は気づかんかったんですか?気づかったんだとしたら、ずいぶんなボンクラですし、ワシへの嫌がらせのために見過ごしたんなら、シャトーで出してもいいやってことですから、客に対する真心の欠片も無いですよね」と告げた。
荒木シェフ(黒田大輔)は怒って殴りかかろうとしたが、奥村シェフ(坪倉由幸)が「仕事中だぞ、戻れ」と言い、その場を収めた。

その日の夜、奥村シェフ(坪倉由幸)は宇佐美鎌市(小林薫)に「ペテ(佐藤健)を上げるとき、ある程度、覚悟してましたが、思った以上に荒れますね」と告げると、宇佐美鎌市(小林薫)は「荒木(黒田大輔)を動かすか。長居して幅を利かせてる感もある。アイツのためにも良くないだろう。次の仕事を斡旋すれば、何の問題も無いことだ」と答えた。

事務の佐々木正志(西沢仁太)が「新しいシェフを入れるんですか?」と尋ねると、宇佐美鎌市(小林薫)は「いや。ペテを上にあげる。包丁は出来てる。後は俺が何とかする」と答えた。

そして、宇佐美鎌市(小林薫)は厨房へ行くと、厨房に残っていた秋山篤蔵(佐藤健)に「次の休みを開けておけ」と命じた。

次の休日、秋山篤蔵(佐藤健)は宇佐美鎌市(小林薫)の出張料理に付いていき、宇佐美鎌市(小林薫)に扱き使われたが、宇佐美鎌市(小林薫)の包丁を間近で見たり、秘伝のタレの作り方を学ぶことが出来た。

秋山篤蔵(佐藤健)は、小遣いで買った安産祈願のお守りを添え、そのことを手紙で高浜俊子(黒木華)に報告した。

ある日、秋山篤蔵(佐藤健)が華族会館の厨房で働いていると、五百木竹四郎(加藤雅也)の息子が尋ねてきた。

息子は秋山篤蔵(佐藤健)に「今夜、公使館で公使主催の夜会があるんですが、シェフが2人も病気になってしまって。人手が足りないので、少しでも多く人手が欲しくて。かなり厳しいらしくて。無理でしょうか?」と頼んだ。

厨房に戻った秋山篤蔵(佐藤健)は、宇佐美鎌市(小林薫)に「兄が倒れたみたいで、今日、出てもいいですか?」と頼み、宇佐美鎌市(小林薫)の許可を得て華族会館を抜け出した。

その後、病院で検査結果を聞いた兄・秋山周太郎(鈴木亮平)が、華族会館を訪れると、山上辰吉(柄本佑)に「何かご用ですか?」と声を掛けられた。

秋山周太郎(鈴木亮平)は秋山篤蔵(佐藤健)の兄だと名乗り、秋山篤蔵(佐藤健)を呼んでもらおうとしたが、山上辰吉(柄本佑)が「ちょっと出ます」と言うので、秋山周太郎(鈴木亮平)は「これを篤蔵(佐藤健)に渡して貰えますか」と言い、封筒を差し出した。

その日の夜、秋山篤蔵(佐藤健)は英国公使館の手伝いを追えて華族会館の厨房に戻ると、荒木シェフ(黒田大輔)が「兄さんは大丈夫だったか?」と尋ねたので、秋山篤蔵(佐藤健)は「はい」と答えた。

すると、荒木シェフ(黒田大輔)は封筒を床に放り、「そうだろうよ。テメーの倒れているはずの兄貴が、その手紙を渡しにここに来たんだよ。どこ行ってたんだ?あ?」と呆れた。

秋山篤蔵(佐藤健)が「実は兄の所に行ったら大丈夫だってことで、つい、寄席に行ったり・・・」と釈明すると、荒木シェフ(黒田大輔)は「どこの小屋だ?演目は?」と追求した。

秋山篤蔵(佐藤健)が答えに窮すると、荒木シェフ(黒田大輔)は「英国公使館って小屋で、料理っていうネタでもやってたんじゃねーか」と呆れた。

秋山篤蔵(佐藤健)が「何のことですか?」とシラを切ると、荒木シェフ(黒田大輔)は「舐めてんじゃねーよ。ウチの仕事をサボって、余所に仕事を習いに行って出し抜いて。そりゃ、どーなんだよ。真心はどーなんだよ」と言って秋山篤蔵(佐藤健)の頭を何度も何度も叩いた。

すると、秋山篤蔵(佐藤健)は癇癪を起こして荒木シェフ(黒田大輔)を押し倒し、「女房と子供が待ってるんじゃ。ワシは早く、早く一人前にならんとあかんのじゃ。ワシの真心はそこにあるんじゃ。お前みたいな嫌がらせと一緒にするな」と言って、荒木シェフ(黒田大輔)に馬乗りになって殴った。

すると、宇佐美鎌市(小林薫)は、秋山篤蔵(佐藤健)の背中を蹴り飛ばし、「三度目だ。出て行け。よそで修行して、素知らぬ顔で、どこぞでシェフにでもなるつもりだったんだろ。だったら、そうしろ」と告げて立ち去った。

その後、松井新太郎(桐谷健太)は「謝っちまえよ。土下座してよ」と引き留めたが、秋山篤蔵(佐藤健)は「三度目ですから」と言い、相部屋で荷物をまとめた。

秋山篤蔵(佐藤健)が相部屋を出ると、山上辰吉(柄本佑)が立っていた。秋山篤蔵(佐藤健)は「荒木さんに言わされたんですか?もし、ほやったとしても、辰吉さんは何も悪くないですから。今まで黙っててくれて、ありがとうございました」と礼を言い、立ち去った。

松井新太郎(桐谷健太)が「どうしたんだよ」と事情を訊くと、山上辰吉(柄本佑)は「俺、渡したんです、手紙を。俺、うらやましくて。俺が・・・」と言って泣いた。

秋山篤蔵(佐藤健)が最後に調理場を一目見ようと思い、調理場を訪れると、調理場に奥村シェフ(坪倉由幸)が居た。

奥村シェフ(坪倉由幸)は秋山篤蔵(佐藤健)に「宇佐見さんはさ、荒木をよその店に出して、お前を野菜係のシェフする心づもりだったんだぞ」と教えて立ち去る。

すると、秋山篤蔵(佐藤健)は事務所に向かって「ワシ、いつまでたってもアホで、すいませんでした。こんなアホに色々教えて頂いて。ありがとうございました」と言って頭を下げた。

そのとき、宇佐美鎌市(小林薫)は電気の消えた事務所の中で、タバコを吸っていた。

さて、華族会館を出た秋山篤蔵(佐藤健)が、秋山周太郎(鈴木亮平)の下宿屋へ向かうと、下宿屋の女主人・お吉(麻生祐未)が「お兄さん、田舎に戻るって言うんで、部屋を引き払ったけど」と教えた。

秋山篤蔵(佐藤健)が慌てて手紙を読むと、「ずっと、騙し騙しやってきたが、肺が相当いかれちまったらしい。今、静養しないと、良くなる見込みが全くなくなると、医者に言われてしまった。何事も命あっての物種だ。まことに無念だが、武生に帰ることにした。私は人を羨んだことはあまり無いが、今、お前が心底うらやましいと思う。頑健な体を持ち、夢に向かって進んで生きるお前が羨ましい。己の夢に向き合って苦しめることは、とてもとても幸せなことなのだ。思うに任せぬ事は多々あると思うが、どうか、それを心の隅に留め、俺の分まで精進してくれ」と書いていた。

手紙を読んだ秋山篤蔵(佐藤健)は、自分が付いた嘘を恥じ、「兄やん、これだけはやりきるって約束しましたけん。約束しましたけん」と叫んだ。

翌日、秋山篤蔵(佐藤健)は英国公使館を訪れ、五百木竹四郎(加藤雅也)に雇って貰おうとしたが、五百木竹四郎(加藤雅也)は「仁義を破った君を、今すぐ雇い入れるわけには行かない」と断った。

その日の夜、街を彷徨っている秋山篤蔵(佐藤健)は、腹が鳴ったので、飯屋を探すと、バンザイ軒という店を見つけて、バンザイ軒に入った。すると、客が店主にアイスフライを注文していた。

そのころ、高浜俊子(黒木華)はおなかを押さえて苦しんでいたのであった。

「天皇の料理番-第5話のあらすじとネタバレ」へ続く。

ドラマ「天皇の料理番」の登場人物のモテル一覧は「天皇の料理番-実在のモデル」をご覧ください。

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