アルジャーノンに花束を-第7話のあらすじとネタバレ

山下智久が出演するTBSのアルジャーノンドラマ「アルジャーノンに花束を」の第7話「壊れる絆…全てを失っても愛に生きる」のあらすじとネタバレのあらすじ編です。

アルジャーノンに花束を-第6話のあらすじとネタバレは「アルジャーノンに花束を-第6話のあらすじとネタバレ」をご覧ください。

原作小説「アルジャーノンに花束を」のあらすじとネタバレは「原作小説「アルジャーノンに花束を」のあらすじとネタバレ」をご覧ください。

■アルジャーノンに花束を-第7話のあらすじとネタバレ
学会の舞台に立った白鳥咲人(山下智久)は、蜂須賀大吾(石丸幹二)が開発したALGを一般人に適用させる研究を行っており、この研究が成功すれば、世界が変わると宣言した。

観覧席からスタンドオベーションが起こるなか、白鳥咲人(山下智久)は観覧席に、死んだはずの白鳥久人(いしだ壱成)を見つけて動揺する。

さて、白鳥咲人(山下智久)が控え室に戻ると、小久保一茂(菊池風磨)が妹・白鳥花蓮(飯豊まりえ)を連れてきた。

小久保一茂(菊池風磨)が「どう?17年ぶりに再会したお兄ちゃんの感想は?」と尋ねると、妹・白鳥花蓮(飯豊まりえ)は「なんていうか、もう会えないんじゃないかと思ってたんで、胸が一杯っていうか、信じられないです」と答えた。

妹・白鳥花蓮(飯豊まりえ)が「お兄ちゃん、私ね、あの頃のことは小さかったから、ちゃんとは覚えてないの。ゴメンね。でも、私、お兄ちゃんが大好きだったってことは、何となく覚えてて・・・」と話す。

しかし、白鳥咲人(山下智久)は「それは記憶違いじゃないかな?君はよく、僕のことで、母に駄々をこねていたよ。なぜ、自分の兄は馬鹿なのか。こんな兄のせいで友達に笑われる。恥ずかしいと言ってね」と教えた。

妹・白鳥花蓮(飯豊まりえ)が「私が?」と驚くと、白鳥咲人(山下智久)は「忘れたみたいだね。人間は自分に不利な記憶を都合良く忘れてしまうものだからね。当然と言えば、当然か。疲れてるんだ。出て行ってくれ」と告げたので、妹・白鳥花蓮(飯豊まりえ)は思わず、部屋を飛び出した。

望月遥香(栗山千明)が「どうしてあんな?」と尋ねると、白鳥咲人(山下智久)は「妹(飯豊まりえ)はまだ若いせいか、母とは全く別のリアクションだった」と答えた。

望月遥香(栗山千明)が「そりゃ、貴方も辛かったかもしれないけど、花蓮ちゃん(飯豊まりえ)も辛い思いをしたんじゃないかな?その辛い記憶を忘れるしか無かったんじゃないかな?それにお母さんだって、障害のある息子を持つって、端から見るよりずっと大変なことだと思うの」と話すと、白鳥咲人(山下智久)は「だからと言って許されることじゃない。それとも僕に、あの嫌な記憶は、妹のように忘れてしまえって言うんですか?」と尋ねた。

望月遥香(栗山千明)が「違うわ。そんなことを言ってない。以前の咲人さん(山下智久)なら、単純に妹さんが会いに来てくれたことを喜ぶと思うの」と告げると、白鳥咲人(山下智久)は「それは奴が馬鹿だからだ。どうしようもなく愚かだから」と答えた。

望月遥香(栗山千明)が「咲人さん(山下智久)を悪く言うのは止めて」と怒ると、白鳥咲人(山下智久)は「私も咲人ですよ」と告げた。

望月遥香(栗山千明)が「ごまかさないで。だったら、なぜ、お花を持ってお母さんに会いに行ったの?配達の仕事を続けたいなんて言ったの?今の貴方の心にだって・・・」と話していると、スタッフが呼びに来たので、白鳥咲人(山下智久)は部屋を出て行った。

ある日、河口梨央(谷村美月)と小出舞(大政絢)は、柳川隆一(窪田正孝)と檜山康介(工藤阿須加)とでデートをしていた。

柳川隆一(窪田正孝)と檜山康介(工藤阿須加)は、河口梨央(谷村美月)の病気が治る可能性があると教えられて喜ぶ。

河口梨央(谷村美月)が「でも、咲人さん(山下智久)に何て言ったらいいのか。咲人さん(山下智久)は私の実験台に」と悩むと、檜山康介(工藤阿須加)は「アイツは君の症状を知っているわけじゃないし、実験台だったって言われても、アイツも気分悪いだけだし」と告げた。

柳川隆一(窪田正孝)が「そもそも、サクは薬のおかげで頭が良くなったんでしょ?梨央ちゃん(谷村美月)も同じ薬で治るんでしょ?最高じゃない?」と告げると、小出舞(大政絢)は「そうよ、最高よ」と同意した。

一方、白鳥家では、白鳥窓花(草刈民代)が白鳥花蓮(飯豊まりえ)に「咲人(山下智久)が怒るのは当然よ。貴女は咲人(山下智久)に酷いことをしたの」と教えていた。
妹・白鳥花蓮(飯豊まりえ)が白鳥咲人(山下智久)と合ったときのことを報告して悲しむと、白鳥窓花(草刈民代)は「大丈夫。ママはもっと酷いことをした」と教えた。

すると、竹部順一郎(萩原聖人)が「もういいじゃないか。家族なんだ。いつか分かり合える日が来るさ」と言い、ジャケットを着ると、妹・白鳥花蓮(飯豊まりえ)は「帰っちゃうの?おじさんの分もあるのに」と残念がった。

白鳥窓花(草刈民代)が竹部順一郎(萩原聖人)を玄関先まで送ると、玄関先に1輪の花を持った白鳥咲人(山下智久)が立っていた。

その日の夜、望月遥香(栗山千明)はドリームフラワーサービスを訪れ、竹部順一郎(萩原聖人)に「研究所では、こちらの仕事を辞めることはできないかと」と頼んでいた。

竹部順一郎(萩原聖人)が「そんなに忙しいんですか。まあ、人を補充すれば、こちらの方は」と話すと、望月遥香(栗山千明)は「でも、私は反対してるんです。ここでは、仕事と友達ともつながっている。そのことが、彼(山下智久)にとって大切なことなんです」と話した。

竹部順一郎(萩原聖人)が「そう言って頂けると嬉しいです。咲人だけじゃなくて、ウチの連中はみんな、生い立ちに傷のあるやつばっかりなんですよ。傷をなめ合うとかじゃ無くて、そういうことが必要な人間も居るんです」と話した。

そして、竹部順一郎(萩原聖人)は、白鳥咲人(山下智久)が白鳥窓花(草刈民代)に会いに来たことを教え、「俺の顔を見て逃げ出したっていうか。変な誤解を与えちゃったかなって」と話した。

望月遥香(栗山千明)は「ビックリしただけですよ。無くなったお父さんの後輩だった竹部さん(萩原聖人)が、心配して、時々、様子を見に行ってるのは、考えれば、全然、不自然じゃありませんし」と答えた。

すると、竹部順一郎(萩原聖人)が「彼女も気の毒なんです。障害のある息子が生まれて、精神的に一杯一杯になってしまって、それで咲人(山下智久)を手放してしまった。そのことを今になって後悔している、とても。家族なのに酷いと責めるのは簡単だ。でも中に居る本人たちしか、その苦しみや葛藤は分からない」と話した。

さて、竹部順一郎(萩原聖人)と望月遥香(栗山千明)が「ひまわり寮」へ行くと、竹部順一郎(萩原聖人)は白鳥咲人(山下智久)に「難しい研究に組み込まれちまったんだってな。気分転換っていうか、配送の仕事は適当で良いぞ」と告げた。

白鳥咲人(山下智久)が「付き合っている人が居るんですよね?」と尋ねると、竹部順一郎(萩原聖人)は「へんな誤解をさせちまったな」と釈明するが、白鳥咲人(山下智久)は「なぜ僕に言わなかったんですか?」と尋ねた。

白鳥咲人(山下智久)が「ただの善意ですか?障害者のある僕や、少年院上がりの彼らの面倒をみるなんて。後輩だ親友だとうそぶいて、平気で父を裏切っている。母と寝たんでしょ?関係はいつからか分からない。妹はもしかしたら、貴方の子供だったかも」と告げると、竹部順一郎(萩原聖人)は白鳥咲人(山下智久)の頬をはり、「出て行け。ここから出て行け」と告げて立ち去った。

白鳥咲人(山下智久)が部屋で荷物をまとめていると、入り口に立った望月遥香(栗山千明)は泣いていた。

翌日、河口玲二(中原丈雄)は河口梨央(谷村美月)と小出舞(大政絢)を連れて研究所を訪れ、蜂須賀大吾(石丸幹二)と杉野史郎(河相我聞)と面会していた。

河口玲二(中原丈雄)が「娘の症状は日々、進んでいる。病院の主治医とALGの投与と機会装着の件を話し合って欲しい」と切り出すと、蜂須賀大吾(石丸幹二)は「ALGは適用外です」と答えた。

研究が進むにつれて、ALGは河口梨央(谷村美月)の進行性要素性障害には効果が無く、ALGでは河口梨央(谷村美月)は治らない事が判明したのだという。

河口玲二(中原丈雄)が「蜂須賀(石丸幹二)、貴様。なぜ、もっと前に言わなかった。ALGで娘を治せないことは研究当初から分かっていたんだろ。今すぐ他の治療薬の研究を始めろ。今すぐだ」と激怒する。

すると、蜂須賀大吾(石丸幹二)は「私の力ではここが限界のようです、これ以上、お力には馴れません。お詫びの印として、御社からの研究資金は辞退させて頂きます。ご心配には及びません。先日の学会発表以来、世界各国から、我々の研究を支援したいという声が後を絶ちませんから」と告げた。

河口玲二(中原丈雄)が「貴様、最初からそれが目的だったのか」と激怒するが、蜂須賀大吾(石丸幹二)は相手にせずに席を立った。

一方、望月遥香(栗山千明)は研究室に行くと、ALGが入った瓶を割り始めたが、小久保一茂(菊池風磨)に止められ、その場に泣き崩れた。

アルジャーノンに花束を-第7話のあらすじとネタバレ後半」へ続く。

コメントを投稿する

コメントは正常に投稿されていますが、反映に時間がかかります。