佐藤健が黒木華と離婚して高岡早紀を布団に押し倒す

黒木華が出演するTBSの天皇の料理人ドラマ「天皇の料理番」の第5話「おさな夫婦の結末」のあらすじとネタバレのあらすじ編です。

このページは「天皇の料理番-第5話のあらすじとアイスフライのネタバレ」からの続きです。

■天皇の料理番-第5話のあらすじとネタバレ後編
秋山篤蔵(佐藤健)が事情を説明すると、高浜金之介(日野陽仁)は「御大家のお相手ならまだしも、町場の飯屋って」と呆れる。高浜ハル江(大島さと子)も「連絡先くらいは、よこせたのと違うの?」と手厳しい。

さらに、高浜金之介(日野陽仁)が「こちらでは、もう潮時やと思っとります。そもそも、離縁するって話が、やや子が出来ておかしくなったんだ。もう夫婦で居る必要は、どこにもありません」と告げた。

高浜俊子(黒木華)も「篤蔵さん(佐藤健)は東京で修行を続けたいでしょうし、こんなことになってしまったわけですし。離縁した方がお互いのためって、ウチも思います」と離縁に同意した。

それを聞いた秋山篤蔵(佐藤健)が驚いて高浜俊子(黒木華)の顔を見ると、高浜俊子(黒木華)は動揺してうつむいた。

高浜金之介(日野陽仁)が「家も継がんと、仕事は食堂の小僧って。こんな男に娘をやる親が居るか」と呆れていると、秋山篤蔵(佐藤健)は「食堂の小僧やなかったらいいですか?食堂の亭主だったらいいですか?東京で店をもつんやったら、離縁せんでもいいですか?」と尋ねた。

秋山篤蔵(佐藤健)が「店を持ったら、離縁せんでいいかと聞いてるんです」と返事を迫ると、高浜金之介(日野陽仁)は「ほんなら、やってみいさ。食堂の鼻たれ小僧に金を貸す人が居ったらいいですけど」と呆れた。

高浜家を飛び出した秋山篤蔵(佐藤健)は実家の秋山家に戻ると、父・秋山周蔵(杉本哲太)が「一月半、今まで何をしとったんじゃ」と言って激怒したが、三男・秋山蔵三郎(森岡龍)が「ひとまず話を聞きましょう」と言って父・秋山周蔵(杉本哲太)を宥めてくれた。

高浜家に上がった秋山篤蔵(佐藤健)はこれまでの事を話し、「つきましては、俊子(黒木華)と上手くいくための食堂の資金を、100円ほどお貸し頂きたい。やっていける自信はあるんです。店も何から何まで任されてるんです」と頼んだ。

しかし、父・秋山周蔵(杉本哲太)は「お前はヤクザか。己の力でなんとかせいや」と言い、秋山篤蔵(佐藤健)を縁側から外へたたき出した。

秋山篤蔵(佐藤健)が兄・秋山周太郎(鈴木亮平)の部屋に行くと、ゲッソリとやつれた秋山周太郎(鈴木亮平)は「入るな。うつるかもしれん」と言い、部屋に入ることを禁じた。

秋山篤蔵(佐藤健)が襖を少し開け、部屋の外から「今度こそ、ちゃんと幸せにしてやりたいと思って」と相談すると、兄・秋山周太郎(鈴木亮平)は「力になってやりたいが、金のことはな・・・」と答えた。

翌日、秋山周蔵(杉本哲太)が秋山周太郎(鈴木亮平)に「あいつの身の上ひとつなんやったら、叩き出すところやけど、俊子さん(黒木華)の為やというし。あいつに金を貸してやってもいんやろうか?世の中、舐めたりせんやろうか?」と相談した。

すると、秋山周太郎(鈴木亮平)は「ずいぶんと賢明には取り組んでいましたし。華族会館をクビになったのも、上達したいという勇み足ですし、もう、以前の篤蔵(佐藤健)とは違うと思います。料理の道を外れる事はないような気がしますね。けど、アイツが目指した道は、大衆食堂のオヤジなのかと思いますよ。僕は料理の世界は分かりませんし、アイツが良ければ、それで良いんですけどね」と話した。

一方、秋山篤蔵(佐藤健)が鯖江36連隊の田辺祐吉(伊藤英明)に相談しに行くが、田辺祐吉(伊藤英明)は旅順要塞の攻撃戦で戦死していた。

秋山篤蔵(佐藤健)が鯖江36連隊の厨房で田辺祐吉(伊藤英明)の事を思い出していると、高浜俊子(黒木華)がやってきたので、川辺に行って話す。

秋山篤蔵(佐藤健)が「初めの金さえ、何とかなれば、どうにかやっていけると思う。信じてもらえんと思うけど、今の店では切り盛りしてて、一通りの金繰りの案配も分かるようになったし。俊子(黒木華)と一緒やったら、やっていけると思う」と話した。

高浜俊子(黒木華)が「食堂の女将は何をやるんですか?」と尋ねると、秋山篤蔵(佐藤健)は「今居るバンザイ軒の女将さんは、注文を取ったり、料理を出したり」と教えた。

高浜俊子(黒木華)は「私なんかに勤まるんでしょうか?」と心配すると、秋山篤蔵(佐藤健)は「俊子(黒木華)なら立派な女将になれるさ」と太鼓判を押した。

その後、秋山篤蔵(佐藤健)が夢や思い出を語っていると、高浜俊子(黒木華)は「愛想笑いは苦手です。勤まるとは思いません。宇佐見さん(小林薫)のような料理人ならまだしも、町場の亭主だなんて、いくらウチでも嫌です」と告げた。

秋山篤蔵(佐藤健)が「みんな、そういうけど、美味いもんを出すんは一緒やし」と説得すると、高浜俊子(黒木華)は「もう篤蔵(佐藤健)の子なんて産みたくないと言ってるんです」と告げた。

秋山篤蔵(佐藤健)が「やや子、ほんなに辛かったんか?」と尋ねると、高浜俊子(黒木華)は涙を流しながら、「ほんなん、辛いに決まってるやないですか。どんなんやったか、教えてあげましょうか?1月半、どんな思いやったか教えてあげましょうか?ずっと辛かったです。篤蔵さんに出て行かれた時も、戻る気は無いって言われた時も、辛かったです。ああ、この人は、ウチのことなんかどうでもいいんやって。それでも、ウチはこの人を好きなんやからって。それでいいんやって。こんなウチを貰ってくれたから、それていいんやって。ずっと辛抱ばっかり。けど、ウチは本当は、本当はもっと大事にされたかったです。普通に穏やかに暮らしたかったんです」と胸の内をさらけ出した。

秋山篤蔵(佐藤健)が「ほやさけえ、これからは大事にする」と告げると、高浜俊子(黒木華)は「そんなら、もう、東京になんか行かんとって。料理人なんか辞めて松前屋を継いでください」と頼んだ。

秋山篤蔵(佐藤健)が言葉を失うと、高浜俊子(黒木華)は「出来んでしょ?結局、篤蔵さんはウチを大事になんか出来ん人なんです。口先ばっかり、身勝手で、考え無しで、仕事は食堂の小僧で。いくらウチでも、もう少しマシな人が居ると思います。お願いですから。ウチの前から消えてください。2度と、ウチに関わらんといてください」と言い、走り去った。

秋山篤蔵(佐藤健)は高浜俊子(黒木華)の背中に向かって、「誰のせいで、華族会館を辞めることになったと思ってるんじゃ。おめーの為に、やったんやろーが。涼しい顔して腹の中にため込んで、おめーみたいな辛気くさい女、こっちから願い下げじゃ」と叫んだ。

一方、高浜俊子(黒木華)は角を曲がって秋山篤蔵(佐藤健)から見えなくなると、建物に倒れかかり、泣き崩れた。

さて、秋山篤蔵(佐藤健)が高浜家に戻ると、秋山周蔵(杉本哲太)が「100円を貸してやる。お前のために貸すんやない。俊子さん(黒木華)の為や。今度こそ、大事にするって約束できるか?」と告げた。

しかし、秋山篤蔵(佐藤健)は「200円、200円にしてください」と言いだしたので、秋山ふき(美保純)が「なんで200円」と尋ねた。

秋山篤蔵(佐藤健)が「離縁されたんで、ワシ、パリに行きます」と答えると、秋山ふき(美保純)は「ええ?食堂は?」と驚いた。

秋山篤蔵(佐藤健)が「食堂なんてアホらしい。ワシはパリに行って、誰もがひれ伏す料理人になって戻ってくるんです。ほやから200円ください」と言うと、秋山周蔵(杉本哲太)は「なんや、それは」と言って秋山篤蔵(佐藤健)を張り倒した。

秋山篤蔵(佐藤健)が「親やったら200円よこせ」と激怒すると、秋山周蔵(杉本哲太)は「コロコロ、コロコロ、気が変わって。いつになったら、ワシはお前を信用できるようになるんじゃ。縁切りじゃ。2度とこの家の敷居をまたぐな」と怒り、焼山家から叩き出した。

秋山周太郎(鈴木亮平)は秋山篤蔵(佐藤健)を追いかけようとしたが、途中で咳き込んで動けなくなってしまった。

一方、高浜家では、高浜俊子(黒木華)が離縁状に署名しており、高浜ハル江(大島さと子)は「アンタのために食堂をやるとまで言ってくれたんでしょ?本当にいいの?」と尋ねた。

すると、高浜俊子(黒木華)は「私はカタツムリの殻やさけ。カタツムリも殻が無かったら、少し早く歩けるさけ。ウチが居ったら、あの人、好きなように出来んさけ。宇佐見さんみたいには成れんさけ。一緒に居ったら、あかんのです」と言って泣いた。

さて、秋山篤蔵(佐藤健)が東京のバンザイ軒に戻ると、バンザイ軒は休みだった。

バンザイ軒に入った秋山篤蔵(佐藤健)が「梅さん(高岡早紀)、留守ですか?」と声を掛けると、2階から「お帰り。悪いけど、水を持ってきてくれるかい」という声がした。

秋山篤蔵(佐藤健)が水を持って森田梅(高岡早紀)の部屋に行くと、森田梅(高岡早紀)が布団で寝ていた。

森田梅(高岡早紀)が「ちょっと体温計を貸してくれるかい」と言うので、秋山篤蔵(佐藤健)が引き出しを開けて体温計を探していると、森田梅(高岡早紀)が後ろから秋山篤蔵(佐藤健)に抱きつき、「馬鹿ねえ、これでいいんだよ」と言い、秋山篤蔵(佐藤健)の手を取って自分の胸元に入れた。

すると、秋山篤蔵(佐藤健)は高浜俊子(黒木華)の事が頭をよぎったが、「どやじゃー」と言い、森田梅(高岡早紀)を布団に押し倒したのであった。

天皇の料理番-第6話のあらすじとネタバレ」へ続く。

ドラマ「天皇の料理番」の登場人物のモテル一覧は「天皇の料理番-実在のモデル」をご覧ください。

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