民王-原作のあらすじと犯人ネタバレ

遠藤憲一が主演するテレビ朝日の2015年7月期ドラマ「民王」の原作となる池井戸潤の小説「民王」のあらすじと犯人・黒幕のネタバレです。

このページには池井戸潤の原作小説「民王」のあらすじと犯人・黒幕のネタバレが含まれています。あらすじや犯人・黒幕のネタバレを知りたくない人は閲覧にご注意ください。

■民王-あらすじとネタバレ
総理大臣の2期連続で政権を投げ出して辞任したため、民政党の武藤泰山は総理大臣の座を勝ち取ったが、武藤泰山は解散までの繋ぎ総理だった。

その総理大臣・武藤泰山は、国会答弁中に、なぜか、カバ息子・武藤翔と脳波(精神)が入れ替わってしまう。

一方、同級生の南真衣やエリカとパーティーを開いていたバ息子・武藤翔も、総理大臣の父・武藤泰山と脳波(精神)が入れ替わってしまう。

その日の夜、武藤泰山は、盟友で右腕の官房長官・狩屋孝司に、脳波(精神)が息子・武藤翔と入れ替わった事を打ち明けて話し合った。

その結果、バカ息子・武藤翔を総理大臣として国会へ出席させ、官房長官・狩屋孝司がバカ息子・武藤翔をフォローすることになり、総理・武藤泰山はバカ息子の代わりに大学で授業を受けたり、就職の面接を受ける事になる。

■民王-入れ替わりの秘密
そのようななか、アメリカ政府からの情報で、アメリカCIAがスパイ活動用に研究していた脳波研究が盗まれた事が判明した。

総理・武藤泰山と息子・武藤翔は、偶然にも、数週間前に渋谷の丸山歯科で歯の治療をしていたので、防衛省でMRI検査をしたところ、歯に3ミリほどのチップが埋め込まれている事が判明し、総理大臣を狙ったテロ疑惑が浮上する。

脳波(精神)が入れ替わった理由は判明したが、チップを摘出しようとすると、自爆装置が作動するため、チップを摘出することができなかった。

そこで、総理・武藤泰山は警視総監に敏腕の刑事を要請し、公安の敏腕刑事・新田刑事が捜査に乗り出した。

ある日、総理大臣・武藤泰山がバカ息子・武藤翔の代わりに大学に出席すると、バカ息子・武藤翔の同級生・南真衣からパーティーに誘われた。

パーティーに出席した総理大臣・武藤泰山は、同級生・エリカと出会い、エリカを口説いてエリカの部屋を訪れ、エリカをベッドに押し倒そうとした。

しかし、エリカの正体は、憲民党の議員・蔵本志郎だった。実は、エリカは蔵本志郎の娘で、蔵本志郎も歯医者で歯の治療を受け、エリカと入れ替わっていたのである。

■民王-真犯人と黒幕のネタバレ
アメリカ政府からの情報で、アメリカのCAIから脳波研究を盗み出した犯人は、CAIの幹部ロバート・アレンだったと判明する。

しかし、ロバート・アレンは何者かから巨額のお金を振り込まれて、脳波研究を盗み出しただけに過ぎなかった。金を振り込んだ黒幕の手がかりは、製薬会社ということだけだった。

さて、与党の民政党はバナナ幹事長でバッシングされて支持率を落とし、連立を組む憲民党も愛人問題で支持率を落としており、第3党の共和党が支持率を拡大していた。

そして、共和党はマニフェストに「医薬品許認可の大幅緩和」を掲げていたことから、共和党と黒幕の製薬会社がつながっている疑惑が浮上する。

実は日本の医薬品は鎖国状態にあるが、共和党が政権を取り、医薬品の許認可が緩和されれば、海外の製薬会社が日本に進出できるのである。

共和党が黒幕に繋がっていると考えた武藤泰山らは、共和党の冬島議員が懇親会に出席している間に、共和党の事務所へ侵入し、黒幕の製薬会社に関する手がかりを調べたが、かぜか、冬島議員が懇親会を打ち切って事務所に戻ってきたため、武藤泰山は冬島議員に捕まってしまう。

そこへ、武藤泰山に協力している公安の新田刑事が駆けつけたため、武藤泰山らは助かった。

公安の新田刑事が捜査した結果、アメリカの新興製薬会社メディシスが黒幕に浮上するが、メディシスは日本支社を持っておらず、メディシスと共和党の接点は見つからなかった。

一方、バカ息子・武藤翔は、共和党の冬島議員が懇親会を打ち切って事務所に戻ってきたのかを疑問に思い、エリカに「誰かに話さなかった?」と尋ねると、エリカは南真衣に話したと教えた。

バカ息子・武藤翔と総理・武藤泰山は南真衣の元を訪れ、共和党の冬島議員との関係を追求すると、南真衣は事情を打ち明けた。

南真衣の母親は乳がんだった。父親はアメリカで開発された新薬の事を知り、医師の元を訪れたが、未承認薬なのでアメリカへ行かなければ投与できない言われた。そんなお金は無く、南真衣が小学校5年生の時に南真衣の母親は死んだ。

そうした経緯から、南真衣は現在、アメリカから病人のために未承認薬を輸入代行する会社を興し、未承認薬を輸入代行では利益を得ず、健康食品で利益を上げるビジネスモデルを確立していた。

そのようななか、南真衣は共和党の冬島議員と出会い、共和党の冬島議員から協力を持ちかけられた。南真衣は、共和党に利用されているかもしれないと思ったが、それでも医薬品許認可が大幅緩和されれば大勢の人が助かるため、共和党の冬島議員に協力していたのだ。

それを聞いたバカ息子・武藤翔と総理・武藤泰山は、医薬品の認証問題を解決することを、南真衣に約束した。

■民王-結末のネタバレ
公安の新田刑事は、南真衣の携帯電話に残っていた電話番号から、新興製薬会社メディシスの日本のアジトを突き止めて、犯人を逮捕した。

これにより、総理・武藤泰山とバカ息子・武藤翔の脳波(精神)が入れ替わっていたのも解消され、元通りに戻った。

その結果、総理・武藤泰山は元の体に戻ってサミットを成功させ、民政党の支持率を上昇させた。

そして、総理・武藤泰山は民政党のスポンサーである製薬会社からの反発を恐れず、新薬許認可法案を可決させると、解散までの繋ぎ総理という当初の役割を果たし、内閣を解散させた。

一方、総理・武藤泰山が面接官に好き勝手なことを言ったため、面接は全滅からと思われたが、バカ息子・武藤翔は第1志望の無農薬野菜を販売する会社から採用された。

他方、南真衣は、総理・武藤泰山の妻から1億円の出資を受け、アメリカの製薬会社が開発した新薬の国内販売代理店になるため、交渉を進めていた。

民王-あらすじと犯人・黒幕ネタバレ読書感想文」へ続く。