寺尾聰が3000万円の不渡り手形でピンチ

寺尾聰が出演するフジテレビの名無しさんドラマ「ようこそ、わが家へ」の第9話「あなたがやったんですよね。もう絶対に逃しませんから」のあらすじとネタバレのあらすじ編です。

このページは「ようこそ、わが家へ-第9話のあらすじとネタバレ」からの続きです。

■ようこそ、わが家へ-第9話のあらすじとネタバレ後半
一方、ナカノ電子部品では、西沢摂子(山口紗弥加)が不審な伝票を見つけ、倉田太一(寺尾聰)に報告していた。

それは、問題のドリルを運んだ運送伝票なのだが、運送代が10万円で、配送先が新潟半導体の長岡工場になっていた。あのドリルはイーグル精機に販売されたはずなのだが・・・。

倉田太一(寺尾聰)は「妙だな」と言い、新潟半導体に直接、問い合わせることにした。

他方、倉田健太(相葉雅紀)と神取明日香(沢尻エリカ)は円タウン出版で事件の整理をしていた。

すると、蟹江秀太朗(佐藤二朗)が「そいつは、もう気が済んだのかもしれないね。だってもう何もしてこないんでしょ?もしかしたら、これで終わりかもしれないよ」と言い、神取明日香(沢尻エリカ)に一連事件をノンフィクションで書籍化する準備を命じた。

さて、倉田太一(寺尾聰)が新潟半導体に電話をしてドリルについて問い合わせると、新潟半導体は「ドリルは納品されているが、イーグル精密とも御社とも取引は無い」と答えた。

倉田太一(寺尾聰)が「お宅はどちらから購入されたんですか?もしかして、相模ドリルですか?」と訪ねるが、新潟半導体は「お答えできません」と答えて電話を切った。

倉田太一(寺尾聰)は西沢摂子(山口紗弥加)を資料室に呼ぶと、「おそらく新潟半導体は、相模ドリルから、あのドリルを購入してるよ。こういう風に考えて見たら、どうだろう。全ては真瀬さんが仕組んだこと、でっち上げたんだ。もし、はじめからイーグル精密が倒産することを知っていれば、ドリルを仕入れたことにして、ウチから3000万円を騙し取ることができる」と話した。

西沢摂子(山口紗弥加)が「でも、相模ドリルから請求書が来ています。イーグル精密から手形を受け取ってます」と指摘すると、倉田太一(寺尾聰)は「相模ドリルとイーグル精密が、真瀬さんとグルだったら?彼らが仲間で、架空の取引をでっち上げたとしたなら、ウチから3000万円を騙し取ることができる」と答えた。

西沢摂子(山口紗弥加)が「でも、相模ドリルから仕入れたドリル、ウチにありましたよね?」と指摘すると、倉田太一(寺尾聰)は「真瀬さんは在庫調整があるだなんて、考えもしなかったんじゃないかな。焦った真瀬さんは相模ドリルからドリルを運ばせ、取引があったように見せかけた」と答えた。

西沢摂子(山口紗弥加)が「これ、立派な詐欺ですよ。警察に訴えましょう」と主張したが、倉田太一(寺尾聰)は「その前にこの推理が正しいか、確かめる必要がある。この先は私に任せてくれ」と答えた。

そこへ、同僚で青葉銀行人事部の八木通春(高田純次)から連絡が来たので、昼飯を一緒に食べた。

八木通春(高田純次)が「お前の会社の社長から、人を変えて欲しいという連絡が来た。上手くいってないのか?」と尋ねると、倉田太一(寺尾聰)は「俺は必要な存在ではないかもしれない。でも、挽回のチャンスはある。営業部長の不正を暴く。それが唯一、生き残る道だ」と答えた。

その後、倉田太一(寺尾聰)は中野支店の融資課・村井に会い、「不正なインセイティブを得ているかどうか、真瀬部長(竹中直人)の個人口座を調べたい」と頼むと、村井は「先日、御社の持川社長(近藤芳正)がウチの支店長と面会されたんです。その後、支店長から指示があったんです。倉田さんのオーダーには答えるなと。何かあったんですか?」と尋ねた。

それを聞いて全てを悟った倉田太一(寺尾聰)は、「そうか」と答えた。

その後、倉田太一(寺尾聰)はナカノ電子総務部に戻ると、西沢摂子(山口紗弥加)らに「まだ内内の話なんだけど、今月いっぱいで私はこの会社を去ることになると思う」と打ち明けた。

そこへ、真瀬博樹(竹中直人)が来て「今、社長から聞きましたよ。ご苦労様でした。貴方のような人材は、我が社に必要な人材だって進言しておきましたよ」と話した。

高橋重成(橋本稜)が「僕に言いましたよね?倉田部長の報告書を持ってこいと。僕は報告書を持って行きましたよね?倉田部長のせいにするなんて酷いじゃないですか?」と詰め寄ると、真瀬博樹(竹中直人)は「使えない、お荷物社員が。わめくなら、外でわめけ」と吐き捨てた。

さらに、真瀬博樹(竹中直人)は西沢摂子(山口紗弥加)にも「アンタも口の利き方に気をつけた方が良いぞ。この会社に居られなくなるぞ。倉田部長は居なくなるんだから」と脅して立ち去った。

西沢摂子(山口紗弥加)は「このままでいいんですか?」と詰め寄ったが、倉田太一(寺尾聰)は「これ以上、真瀬さんの事を探れば、みんなの立場が危うくなるだけだ。これ以上、事を荒立てるのはよそう」と答えた。

そこで、倉田太一(寺尾聰)は、床に落ちていたショートホープの箱を見つける。真瀬博樹(竹中直人)が落としていったようだ。

その日の夜、倉田太一(寺尾聰)は倉田珪子(南果歩)に八木通春(高田純次)に合った事を報告し、「珪子ちゃん(南果歩)にもよろしくって」と伝言を伝えた。

倉田健太(相葉雅紀)が「誰?八木さん(高田純次)って?」と尋ねると、倉田珪子(南果歩)が「お父さんの同期の人でね。お母さんが銀行に居た頃に、渋谷支店で三人一緒だったの」と教えた。

倉田七菜(有村架純)が「そこで、ドロドロの三角関係だったの?」と尋ねると、倉田珪子(南果歩)は「ドロドロってほどじゃないけどね」と答えた。

さて、食事の準備が整うと、倉田太一(寺尾聰)は、ナカノ電子部品への出向が解除になる事を報告し、「名無しさん(犯人)の事なんだけど、もしかしたら、父さんの職場の人だったのかもしれない。俺のことを恨んでる人が居てね、今日、分かったんだ。その人がこれを吸ってる事を」と話してショートホープの箱を出した。

翌日、蟹江秀太朗(佐藤二朗)が円タウン出版に入ると、西沢摂子(山口紗弥加)が座っていたので「シルビアちゃんが見える」と驚いた。

倉田健太(相葉雅紀)は「僕が呼んだんですよ」と言い、西沢摂子(山口紗弥加)から話を聞いた。

ショートホープを吸っていたのは真瀬博樹(竹中直人)で、真瀬博樹(竹中直人)は銀行員が嫌いで、会社から倉田太一(寺尾聰)を追い出すように仕向けたのだという。

西沢摂子(山口紗弥加)は「倉田部長(寺尾聰)は真瀬部長(竹中直人)の不正を暴く為に戦ってくれた最高の上司だったので、どうにかして助けたい」と言い、会社の送られてきた怪文書ファックスを差し出した。

ファックスには、西沢摂子(山口紗弥加)と倉田太一(寺尾聰)が焼肉を食べているツーショットの写真が掲載されており、このとき、真瀬博樹(竹中直人)は接待中だったので写真を撮ることは不可能だった。

西沢摂子(山口紗弥加)は「おそらく、配送課の平井課長が真瀬部長(竹中直人)の指示でやったのだと思います。これが真瀬部長の指示だと分かれば、戦える材料になると覆うんですけど、証拠が無くて」と相談すると、倉田健太(相葉雅紀)は「ここはもう、強引に行くしか無いと思う」と答えた。

その後、倉田健太(相葉雅紀)と西沢摂子(山口紗弥加)と蟹江秀太朗(佐藤二朗)の3人は、喫茶店で平井課長に怪文書ファックスを突きつけると、平井課長は白状した。

平井課長は西沢摂子(山口紗弥加)の事が好きだった。西沢摂子(山口紗弥加)と倉田太一(寺尾聰)は仲が良かったので、変な噂を立てれば、距離を置くのではないかと思った。

平井課長は倉田家が嫌がらせを受けているの知り、怪文書のファックスを送っても、その嫌がらせ犯のせいになるのではないかと思い、怪文書のファックスを送ったのだと話し、真瀬博樹(竹中直人)との関係については否定した。

一方、倉田珪子(南果歩)は八木通春(高田純次)と会っていた。

他方、神取明日香(沢尻エリカ)も男性と会っていた。

その日の夜、倉田健太(相葉雅紀)は駅のホームでニット帽の男を見かけ、「貴方がやったんですよね」と詰め寄ったが、腹を蹴られて階段から転げ落ち、ニット帽の男に逃げられてしまった。

なんとか帰宅した倉田健太(相葉雅紀)は、倉田太一(寺尾聰)に手当てをして貰うと、ニット帽の男を見たことを話し、「俺は俺でこの事件を終わらせる。だから、オヤジはオヤジで決着を付けろよ。会社で大変なんだろ。オヤジがずっと外で戦ってきた事は分かってるから。こっちは俺に任せろ」と告げた。

そして、倉田健太(相葉雅紀)は部屋に戻ると、ニット帽の男が付けていたネックレスをスケッチブックに描いた。そのペンダントには「mh」という文字が・・・。

翌朝、倉田健太(相葉雅紀)は倉田七菜(有村架純)に起こされて玄関に降りると、倉田家の玄関にペンキがまき散らされていた。

一方、倉田家の事件を出版するための原稿を書き終えようとしていた神取明日香(沢尻エリカ)は、1枚の写真を手に取った。その写真には、神取明日香(沢尻エリカ)の隣に、ニット帽の男と同じペンダントをした男性の姿が・・・。

「ようこそ、わが家へ-最終回のあらすじと結末ネタバレ」へ続く。

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