ようこそ、わが家へ-最終回の感想

沢尻エリカが出演するフジテレビのニット帽の男ドラマ「ようこそ、わが家へ」の最終回(第10話)「恐怖の日々が終焉を迎える!全ての謎の答えが明らかに」の感想です。

ようこそ、わが家へ-最終回のあらすじとネタバレは「ようこそ、わが家へ-最終回のあらすじと犯人ネタバレ」をご覧ください。

■ドラマ「ようこそ、わが家へ」-最終回の感想
ドラマ「ようこそ、わが家へ」の問題だったニット帽(犯人)の正体は、赤崎信士(市川猿之助)だった。

赤崎信士(市川猿之助)は出版社の副編集長で、過去に出版社関係者の会合で神取明日香(沢尻エリカ)に出会い、神取明日香(沢尻エリカ)に好意を持ったストーカーだ。

赤崎信士(市川猿之助)は偶然、第1話の駅で神取明日香(沢尻エリカ)を見かけ、割り込みをして神取明日香(沢尻エリカ)に近づこうとしたところ、倉田健太(相葉雅紀)に注意されて転倒した。

そのとき、神取明日香(沢尻エリカ)は赤崎信士(市川猿之助)に声を掛けたのだが、赤崎信士(市川猿之助)は神取明日香(沢尻エリカ)に覚えられていなかったうえ、注意までされたので、プライドが傷つき、犯行に及んだ。

ニット帽の男の正体を推理するのは、ドラマ「ようこそ、わが家へ」の醍醐味の1つだったので、最終回で初めて顔を出した赤崎信士(市川猿之助)が犯人だったのは残念だった。

私は原作も読んでいたし、途中でニット帽の正体は最終回で初登場になると気づいていたので、ニット帽の男の正体が赤崎信士(市川猿之助)でも落胆しないのだが、登場するだけでネタになるような役者を期待していたので、その点は少し残念だった。

■みんな名無しさん
神取明日香(沢尻エリカ)が最終回で仕返しとして赤崎信士(市川猿之助)の自転車のサドルを傷つけたのは、ちょっとした切っ掛けで、誰しもが「名無しさん(犯人)」になる危険性を示している。

「名無しさん」は匿名性を表しており、ドラマ「ようこそ、わが家へ」に登場する名無しさん(犯人)は、匿名性を隠れ蓑にして倉田家にイタズラをしていた。

しかし、匿名性というのは、必ずしも悪い事ばかりでは無いはずだ。匿名だからできるという事もある。

たとえば、不祥事の内部告発などは、匿名性がある方がやりやすい。だから、ナカノ電子部品パートは、匿名の内部告発から真瀬博樹(竹中直人)の不正疑惑が発生するという描き方も出来たのではないか。

匿名性に対する悪用性だけではいく、匿名性の善用性も描いていれば、もう少しスーリーに深みが出た様に思える。

■ようこそ、わが家へ-感想
倉田家の人々がストーカー事件を通じて成長する点は良かった。倉田太一(寺尾聰)が「余計な事に手を出すな」と言っていたのも、トラブルから逃げているのではなく、家族の安全を考えていたという点は良かった。

天然ボケの倉田珪子(南果歩)も倉田七菜(有村架純)への手紙で、ちゃんと家族を観ていた事を表現出来ていたし、倉田健太(相葉雅紀)もただの情けない兄ではなく、いざというときは倉田七菜(有村架純)の代わりに刺された点も良かった。

倉田家の家族については、最終回で綺麗にまとまったと思う。

しかし、その分、真瀬博樹(竹中直人)と赤崎信士(市川猿之助)の心理描写がなおざりになっており、十分に描けていなかったし、全話を通じてのストーリーに粗い部分が目立った。

また、釣り演出が多くて目に付いた。釣り演出は嫌いでは無いのだが、釣り演出はドーピングみたいなものだから、視聴率が良くても、ドラマを見終えた満足度は低くなってしまう危険がある。

さて、ドラマ「ようこそ、わが家へ」が面白かった人は、ドラマ「高校入試」を観てみると良いだろう。

ドラマ「高校入試」は、長澤まさみの主演で、2012年10月期にフジテレビで放送したドラマである。

ドラマ「高校入試」は、私がテレビをビデオテープに録画して観ていた時期に放送していたドラマで、ドラマ「高校入試」の犯人捜しのために、何度も何度も巻き戻して観ていたら、ビデオデッキが壊れてしまったという因縁のあるドラマだ。

ドラマ「ようこそ、わが家へ」を観ていたら、久しぶりにドラマ「高校入試」が観てみたくなったので、DVDをレンタルして観てみようと思う。

原作「ようこそ、わが家へ」のあらすじとネタバレは「ようこそ、我が家へ-原作のあらすじと犯人ネタバレ」をご覧ください。

ドラマ「高校入試」のあらすじとネタバレは「ドラマ「高校入試」のあらすじとネタバレ」をご覧ください。